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・2004/10/25 「Danny Boy」(「The Turning of The Tide」(オーマガトキ)/Aoife)
アイルランドの代表的な歌。北アイルランドのデリー州に伝わる歌であり、「ロンドンデリー・エア」と言う曲だったとされる。数多くの歌手がカバーした曲であり、歌詞もバリエーションが多いが内容としては「故郷を去る息子を思う母親の歌」である。この歌詞は1913年、イングランド人のフレデリック・エドワード・ウェザリーによってつけられたらしい。
映画「Family Business」のラストで歌われるシーンを見てから何となく気になり続けた(映画本編はある意味どうでも良い内容であったが)曲であり、調べてみたところAoife(「イーファ」と発音する)の物が良いと言う話を聞いて購入した。スタンダードナンバーではあるが、それ故に実力が無いと難しいと言える。
Aoifeが落ち着きのある声で歌い上げるこの曲は、いくつかのバリエーションの中でもかなり良いものであるだろう。
なお、CDは全てカバー曲であるが、良いものが多い。落ち着いたものが聞いてみたい時にはお勧めをしておく。
過去の分
・愚痴、日記、あるいは更新履歴
過去の分
2026/09/23
さて、昨日は少し動きましたかね。
朝はいつも通りに起き出しまして、まずは火曜日のルーティーンで動いていまして。で、散歩したいが買い物もしたい、ということで時間を調整しつつ、8時頃には散歩に出まして。
で、どうにも久しぶりに動けるということで、1時間ぐらいゆっくり歩こうかなぁ、と思って少し歩いたら台風一過の暑さもあってか結構早めにへばる状況になりまして。
で、歩きながらどうしようかと思ったんですが、結局「なまった体に喝入れしよう」という発送になった結果、結局帰宅は2時間後になりましたかね、はい。まぁ、途中で脱水症状もあった感じがあったので、給水と補給やら買い物もしてからの帰宅になりましたか。
帰宅後は少しスッキリしたなぁ、と思いつつ洗濯やら色々とやっていましたけれども。午後になってからは映画見たりやらで、ゆっくりとやっていましたかね。
まぁ、ようやく動けましたね......家にじっとしているのはどうも性に合わないというか。一方で体が良くないから全く変なバランスではありますが。なかなか難しいものです、はい。
そして昨日は日中は良く晴れましたか。
だいぶ日の出が遅くなってきましたけれども。朝から良く晴れていまして、日中は雲は多少なりあるもののだいぶ良い天気となりましたか。一方、昼を回ってからは段々と雲が増えてきまして雲優勢にという形でしたが、特に降らずには済みましたかね。
気温はかなり上がりまして。散歩中はかなり汗をかきました。一方、湿度はどんどん下がった関係で、窓を開けて日陰にいると基本的には過ごしやすかったですが、しかし日が傾いてくるようになった関係か、日が差し込んできた午後はちと気になる暑さになりまして、空調を入れてしのいだりしていましたかね。
ま、変化が大きいと言うかそういう天気ではありますが。台風一過らしい良い天気でしたか。
にしても、まぁ久しぶりに歩けてよかったですが。
なんですかね、最初は4kmぐらい、とか思うんですがそれだと短すぎて往復出回るとつまらん、となると大体1時間ぐらい、6kmぐらいは歩かないとスッキリしない。でも、色々とスイッチが切れてなまった感覚が歩き始めて結構気になりまして、「どうせなら多少つらくても喝入れで歩くか」という発想の下で歩きましたかね。
いやぁ.....なんか妙なタイミングで疲れましたが。一応、暑いということはわかっていたので、それだけは慎重に対応するつもりだったので、給水やらはしっかりやりましたけれども。歩いた地域は30度ぐらいあったようなので、まぁ大正解だったでしょう。
でもまぁ、もっと涼しかったらもっと歩いていたんかなぁ、と思わなくもない。
なかなかに面倒くさいですね、はい。
で、見ていた映画が「マチェーテ(Machete)」。
2010年/105分/アメリカ。監督:ロバート・ロドリゲス/イーサン・マニキス、脚本:ロバート・ロドリゲス/アルヴァロ・ロドリゲス、製作:ロバート・ロドリゲス/クエンティン・タランティーノ、音楽:ジョン・デブニー/チングオン。マチェーテ役にダニー・トレホ、サルタナ役にジェシカ・アルバ、マクラフリン議員役にロバート・デ・ニーロ、ルース役にミシェル・ロドリゲス、トーレス役にスティーヴン・セガール、エイプリル役にリンジー・ローハン、ブース役にジェフ・フェイヒー、ヴォン役にドン・ジョンソン。
ストーリー:メキシコの捜査官であるマテェーテは、麻薬関係の搜査で黒幕のトーレスのところに殴り込むも、裏切りの罠にかかり家族を殺されてしまった。3年後、移民問題で揉めるテキサスの国境の町にいたマテェーテは、金稼ぎのためのストリートファイトで目をかけられ、移民排斥を訴えるマクラフリン上院議員の狙撃を依頼されるも、引き金を引く前に撃たれてしまい、またも裏切りにあう。逃げるマチェーテであったが......
ということで、ロバート・ロドリゲスとクエンティン・タランティーノの「グラインドハウス」の2作、「プラネット・テラー」と「デス・プルーフ」の間に挟まれた偽広告「マチェーテ」を本当に作った、というのが本作となっていますけれども。BDだと「プラネット・テラー」の冒頭に差し込まれていますが。
いやぁ.....一部を除いてCMと全く同じシーンに笑いつつ、それまで悪役でちょい役ばかりだったダニー・トレホを主演に据え、脇を普通は主役級を張る大物が固め、それをロバート・ロドリゲスらしいB級テイストに仕上げた作品となっていましたか。
というか、「プラネット・テラー」風味も確かにあるんですが(一部キャストが一緒)、根幹の雰囲気は同監督の作品である「レジェンド・オブ・メキシコ/デスペラード」の系譜となっていまして。まぁ、概ねその認識で間違いがない作りでしたかね、はい。
ということで、ストーリーは当時の現実よりの、しかも結構毒をきかせ気味の背景を持ちつつ、話の持って行き方が「あぁ、この監督だよな」というものになっていまして。ある意味安心してみていられる作品となっていましたかね。そして、やはりと言うべきか、もう「なんでそうなる」というレベルの最後の殴り込みシーンの雑さ(褒め言葉》やら、ノリと勢いだけ(褒め言葉)で突き進んでいくところで、非常に手軽に見れる作品となっていましたか。
演出面等はそれでも良くできていまして。「プラネット・テラー」的なCGの使い方をより洗練させて作っていましたかね。今の目で見るとある程度わかってしまうところもありますが、まぁそれもこの作品の楽しみ方でして。さらにはまぁ、無茶苦茶なガジェットと火力とその使い切りの良い豪快さもよく、火薬と爆発と筋肉という、80年代的楽しみ方を意図的に作り上げているところは良かったですか。
まぁ、突っ込んだら負けなんですが。「突っ込みたくなるだろ?」という演出である意味からかってきているのかなぁと思う感じではありますが、それでもちゃんと娯楽映画としてしっかり楽しめるレベルにしていますから、「単なるB級」というよりは、「意図的にB級に見える演出」というところがこの作品の一つ特徴かとも思います。
そして、俳優陣もまぁ楽しそうと言うか。
長く業界にいながら脇役やら悪役しかなかったダニー・トレホ念願の主役だったそうですが。調べたら66歳で初めての主役だそうですが、見ているだけだと「どっちが悪役だかわからない」圧倒的存在感が実に良かったですか。まぁ、内心かなり楽しかっただろうなぁ、と。そして脇を固めるのが大物だらけで、これがまぁ生き生きと悪役やっているからこれも楽しいと言うか.....ロバート・デ・ニーロ、特に生き生きとやっているのが面白かったですかね、はい。
ま、割とリアルな問題をベースにハチャメチャなアクション、というB級を意図的に作った作品ですが。基本的には「夜に酒飲みながら見ていると楽しい」感じの作品の一つではありますので、高尚なものを求める人には向かないかと思われますが、「こういうのが良い」という人には十分楽しめるでしょう。
個人的には大作ばかり見て疲れている人におすすめしたいですかね。
ということで、まぁ見ていましたが。
ロバート・ロドリゲスとクエンティン・タランティーノの「意図的なB級映画」が続きましたねぇ.....まぁ、合間に市川崑を見たわけですが。とりあえず、他のB級的なやつもまだいくつか残っていますけれども、そうでもないものも結構あったりしますので。
次はなんですかね。フランスものになるのかなぁ......リノ・ヴァンチュラとか、ジャン=ポール・ベルモンドとか、アラン・ドロンとか、ジャン・ギャバンが出てくるようなのが4本ぐらいあったりしますので。短編集体なやつもいくつかありますが。
ま、8月の閑散期から集中的に見たので、結構片付いてはいるんですけれども、まだ未見のものもありますし追加されたものもあったりしますかねぇ。直近だとポーランドの「文明の終焉」のSF4部作も買いましたので、そこら辺もまた、とは思いますが。
あとはまぁ、来年の正月に見る「良い映画」は何にしますかねぇ、と......年初の一発目は良いものを見る、と決めているわけですが、さてどうしようか。「落下の王国」とかを候補にしようかなぁ......
ま、こんなところで以上で締めるとしますかね。
さて、今日は連休最終日の水曜日、いよいよ秋分の日となっていますかね。とりあえず、体調を見つつで過ごしますが天気もどうなりますかねぇ。気温は下がるようなので、歩くのも悪くはないのかと思っていたりもしますが、さてどうしよう、という。
ま、起きてから諸々と決めようと思います、はい。
ということで以上で。
また、後日......
2026/09/22
さて、昨日も引きこもりの一日でしたかね。
ひとまず、前回更新後に眠気が来ないので映画やら見つつ過ごしていまして。で、久しぶりに日をまたいでからねましたかね。
で、朝はいつもより1時間半ぐらい遅く起き出しまして、そのままいつも通りに過ごしていましたけれども。天気の状況とか色々とどうなるかなぁ、と心配しつつ、とりあえずダラダラとやってから午前中に映画を一本見ていましたかね。
その後、昼食をとってからもまたゆっくりダラダラとやる感じになりましたが、途中で少し体調も傾いたので1時間ぐらい気づいたら寝ていたりと、やや不安定化していましたが、なんとかその後は立て直しましたかね。
あとはそのまま、台風の情報を気にしつつでゆっくりと過ごしていましたが。
なんというか、ぼちぼち散歩したいですね.......ずっと引きこもっている状況なので、おそらくぼちぼちそういう点でのストレスが溜まっている感じがしてきています。
いやはや......まぁ、天気には勝てないのですが。
そして昨日は天気の悪い一日。
起き抜けの頃は曇り空でしたが、段々と雨が降ってきてあとは時折止んではしっかり降るという感じでしたか。台風25号の接近に伴う不安定化でしたが、午前中は強く降る時間帯があるもののそこまでずっと、というわけでもなく、午後になってからはだいぶしっかりと降る時間帯が増えましたかね。
気温は低いものの湿度は高い、という感じでして。サーキュレーターを回して丁度良い、ということで過ごしていましたかね。
まぁ、よく降るものです、はい。
で、見ていた映画が「ゲームの規則(La Règle Du Jeu)」。
1939年/106分/フランス。監督・製作:ジャン・ルノワール、脚本:ジャン・ルノワール/カール・コッホ、美術:マックス・ドゥーイ/ユージン・ローリー、衣装:ココ・シャネル、音楽:ロジェ・デゾルミエール。ロベール・ド・ラ・シュネイ役にマルセル・ダリオ、クリスティーヌ・ド・ラ・シュネイ役にノラ・グレゴール、アンドレ・ジュシュー役にローランド・トゥータン、オクターヴ役にジャン・ルノワール、リゼット役にポーレット・デュポスト、ジェネヴィーヴ・ド・マラス役にミラ・パレリー、マルソー役にジュリアン・カレット、シューマッシェー役にガストン・モドット、ジャッキー役にアンヌ・メイエン。
ストーリー:美しい妻クリスティーヌを愛しつつも、優柔不断なために愛人のジュネヴィーヴと別れられないロベール・ド・ラ・シュネイ侯爵。クリスティーヌへの愛のために大西洋を単独横断した飛行士アンドレと、アンドレの友人にしてラ・シュネイ侯爵などともつながりのあるオクターヴ。微妙な人間関係の中、ラ・シュネイ侯爵の邸宅があるコリニエールで宴が開かれることになり、彼らや侯爵の友人たちがその邸宅に集まった。その邸宅では使用人たちが歓迎をしつつも、侯爵の母方の血にユダヤ系の血が流れていることから、どこか見下している。そのような中、複雑な人間関係の上流階級たちの間の駆け引きが.......
ということで、ジャン・ルノワールの傑作と言われる作品だったんですが。
え〜......結構難しい作品でしたかね、はい。何が難しいかと言うと、まず第三共和制の頃のフランスの情勢が背景にあり、かつ法的にはなくなったもののまだ存在していた「貴族たち」の上流階級の「ゲームの規則」を描いているという作品でして、そういうことへの理解がないとポイントがずれまくって、作品の意図が失われる作品という.......ということで、良くわからないところは調べたりやらAIに聞いたりして補完しつつで見ていましたが。
ということで、そういう当時の背景への理解を持ったうえで見ていくと、「超猛毒」な作品という。
いやぁ.....ガッツリとした階級社会を描いている作品でして、かつ反ユダヤ主義的な部分もあり。さらに難しいのは「侯爵」なのに「伯爵」という字幕が出てきて、これがさっぱりわからなかったものの、調べたら昔ほどはっきりとしなくなった貴族というシステムと言う部分と、本心では見下している(侯爵より伯爵のほうが下)ことがふとした拍子に表に出ている、というところとか、そういうのが出ると流石に分かりづらいというか......ただ、ある程度の知識はあったおかげで、物語の猛毒っぷりがもう、強い。
というか、第二次世界大戦前夜のような時期に、「完全に時代遅れの貴族が、貴族趣味全開で自らのルールの下でしか動いていない」というところに対する強烈な皮肉、さらには「血が劣ると見た人物が、最も貴族としての矜持を持っている」ということに対する皮肉という。
ま、映画好きな人に言うなれば「ヴィスコンティの描く貴族社会へのノスタルジアを消して、そこにコメディと毒を仕込んだ」作品となっていましたかね。おそらく戦後にフランスでルイス・ブニュエルが作った作品なんかとも実に相性が良い作品となっているかと。
実際に、物語としてはコメディみたいに軽快に人間関係(主に不倫)が複数語られているんですが、上述のような「前提となる知識」をもとにして見ると、猛毒しか感じなくなるという.......これはおそらく、現代のフランス人だとアッパークラスであっても理解できず、貴族制が残る他国の上流階級の人が見たほうが本質が伝わるんだろうなぁ、と思うと実に皮肉な物語でしたかね。
演出面などはやはり良く、人物の描写というか見せ方が見事。白黒のシャープな映像も使いつつ、大きな庭園での首領シーンの見どころや(ここが上述の「毒」の一つ)、宴会における人物の描き方など、かなり良かったですか。カメラワークの工夫により見せ方もかなり良かったですが。貴族による「ゲームの規則」をうまく見せ、そして振り回される人たちを良くまぁこの狭い中に描いたものだと。
本質は「悲劇」なのに、この「ゲームの規則」のためにコメディとなり「悲劇」っぽさが消されてしまうという......
とにかくこの「人物描写」に対する深堀りの演出はかなり良かった感じはしましたかね。侯爵の優柔不断さや児童演奏装置への執着とか、少しこうルイ16世を思い出すものもあったりしましたし......ここらへんは考えすぎかもしれませんが。「時代遅れの滅びゆく貴族」として描くには良いかとも。
そして役者も良かったですかね。
個人的には侯爵役のマルセル・ダリオの演技が非常に光りましたが、物語を要所で回す監督自ら演じるオクターヴのどこか正体の見えない感じも印象的。ある意味ファム・ファタールと化すクリスティーヌを演じたノラ・グレゴールの演技もまぁ、腹が立つぐらいなので良かったかと。アンドレ役のローランド・トゥータンの「ゲームの規則」に乗れない感じを上手く演じていましたし。また、トラブルメイカーとなるマルソー役のジュリアン・カレットがまたなんというか、コメディ的でいながらとんでもないことの原因になりますが、演技がなんかこう、腹立つ様な憎めないキャラとして印象的でしたかね。
ま、十中八九現代的ではない作品でしょうけれども。本当にある程度の前提がないとわからない作品ですが、わかるととんでもない猛毒が見えて、笑うに笑えないコメディとなっていますので、結構通好みであると思われますが。
ひとまず、そういう部分が分かる人で、古い映画に理解があるという方には必見レベルではないかと思いますので、そういう人には是非おすすめです。
にしても、なかなか「え?」という作品でしたが。
この猛毒っぷりが非常に気になったので調べてみると、公開当時は叩かれまくった作品だそうで。今よりも遥かに「階級」に対するいろいろとがあった時代ですが、上からも下からも叩かれるという。一方、この作品は戦中ナチスの占領下にあって色々とばらばらになったらしく、それを復旧させるために色々と動いたそうで、それを成し遂げたのがジャン・ガボリとジャック・デュランという二人だそうで。この二人がフィルムを集め、つなぎ、監督自身に確認して復元版が完成して1959年に「再公開」されたという経緯があるそうですが、そのときには戦前批判していたそうが手のひらクルクルだったそうですので。
まぁ、そうだよな.......今の視点で、完全に後知恵でみると「そうなるよなぁ」としかいいようがない。
その「復権」の時期がルイス・ブニュエルの作品ともある程度重なるなぁ、と見ると尚の事「あぁ」という感じの情報しか出てきませんでしたが......
あともう一本見ていたのが「犬神家の一族」。
1976年/145分/日本。監督:市川崑、脚本:長田紀生/日高真也/市川崑、原作:横溝正史、音楽:大野雄二。金田一耕助役に石坂浩二、野々宮珠世役に島田陽子、犬神佐清/青沼静馬役にあおい輝彦、犬神松子役に高峰三枝子、犬神犬神梅子役に草笛光子、犬神竹子役に三条美紀、犬神小夜子役に川口晶、ホテルの女中役に坂口涼子、犬神助武役に地井武男、犬神佐智役に川口恒、猿蔵役に寺田稔、宮司役に大滝英治、警察署長役に加藤武、古舘弁護士役に小沢栄太郎、犬神佐兵衛役に三國連太郎、ホテル主人役に横溝正史。
ストーリー:孤児から神社に引き取られた身から、信州に多大な影響力を持つ製薬会社を作り上げた犬神佐兵衛は、昭和22年に那須本宅で死んだ。顧問弁護士の古舘の助手である若林は、これから起こることに不安を覚え、東京より私立探偵の金田一耕助を呼び出す。那須にたどり着いた金田一であったが、若林は殺害されてしまった。そこから古舘との知己を得た金田一は、犬神佐兵衛の遺言公開に同席することになる。その内容に犬神家に大きな亀裂が走るが.......
ということで、非常に有名な作品ですが。
テレビを中心に何度か見た記憶はあるんですが、ちゃんと通しでしっかり見た記憶があまりない、ということでセールで買ったんですけれども。ま、人物がどうもごっちゃになるんですよね......犬神の名を持ち、通し字もあるためか男が特にわからない。佐兵衛の娘は松竹梅なのでまだいいんですが、その息子がごっちゃになる......とか色々とありまして、そういった人間関係をちゃんと把握することも目標でちゃんと見まして。
で、改めて見て「やっぱり面白い作品」でしたかね。何度かみていますが、それでも面白い。
ストーリーがやはりちゃんとできているということが大きいですが。戦後の混乱期を無理なく使ったので、あまり違和感がないのも良い。そしてやはり骨肉の争いに、怪しい人間たちの登場と、「誰が犯人か」の不透明感。その一方で、ちゃんと終わりには「何がどうなっていたか」が皆しっかりしているという。
まぁ、つまらないわけがない。
そのうえで演出がやはり良い。町中や建物の雰囲気なんかが非常に良い上に、登場人物の雰囲気が良い。さらには、圧迫感のある犬神家の邸宅での、絶妙なカメラワークや見せ方がとにかく優れている作品となっていますか。編集というかカットなんかの部分はところどころ時代は感じますが(止めたり、コマ飛ばしたり)、やはり工夫が見えていいなぁ、という。
映像のインパクトも強いんですよね......そのトップレベルはもう、佐清のマスクに湖のあの死体という、もはやアイコンとも言える映像を確立したりと、非常に良くここらへんが研究されていると言うか。割とホラーやサスペンスの部分でかなりしっかり作られているというのが見事という。
ま、ストーリーと映像がちゃんとしていてつまらないわけがない、というその一言に集約できるわけですが。
役者陣もいいんですよね......主演の石坂浩二がやはり大きいと言うか。原作再現の服装に年齢も設定とほぼ一緒という完璧っぷり。そして犬神家の人々というか、特に松子、竹子、梅子の印象の強さ。さらにあおい輝彦が演じる繊細なキャラクターも良かったですし。一方で、ベテランの古舘弁護士役の小沢栄太郎のしっかりした存在感に、警察署長の加藤武の演技も良かったですか。
さらに、時間的にはそれほどないはずの犬神佐兵衛の存在感ですね.....ここらへんはストーリーや演出もありますが、三國連太郎がこれに重みをさらに加えていたかと思いましたかね。
まぁ、当時の実力ある俳優が揃った作品でした。
ということで、まぁ有名な作品ですが。2時間半位あるのに結構長さを感じさせない、シンプルに言って良い作品、というところは間違いないですか。夜にゆっくりやりながらもそれなりにちゃんと見るにはかなり楽しい作品ではありますが、難点としては、犬神家にまつわる人名と関係がごっちゃになるところぐらいでしょうか。
個人的にはそれでもおすすめしたい良い作品ですかね、はい。
それにしてもまぁ、久しぶりに見ましたが。
やっぱり佐清というか静馬は久しぶりに見たにも関わらず、すごいインパクトだなぁ......湖の例のシーンはそんな長くないんですが、どうしてもあれのインパクトは強烈ですね、えぇ。マスクの方もですが。語り継がれるシーンがある、という作品はやはりすごいのかと。
ちなみに、面白半分でAIに登場人物の罪状と、判例に基づく刑期とか聞くと結構面白いですが。死なずに生きて捕まった場合、を仮定してどういう状況になるかを聞くと、物語のメインの殺人犯は永山基準の前後でも死刑は免れないとか。そして、意外と面白いのが静馬で、作中の犯行が色々と重なっているので、意外と二桁以上の懲役(今なら拘禁刑)になるという。
佐清は作中でも言われる通り、情状酌量が大きく、多分執行猶予がつくだろう、ということでしたが。
なお、AIは判例データが非常に豊富に学習されているために、ここら辺の法律絡みを聞くと色々と面白いです、はい。映画とか一部は気になるやつは聞いてみると意外なものが結構出たりしますからね.......
ま、こんなところで以上で締めるとしますかね。
さて、今日は火曜日ですか。5連休後半で国民の休日ということになりますが。台風一過となるようで久しぶりに天気が回復するようで。少し暑くもなるようですが.......はい、個人的には散歩に出たいですかね。家に引きこもってばかりでどうも体がきつくなってきましたので。
まぁ、体調次第ですが。買い物行って散歩できるといいなぁ、と思っています。あとはのんびりとやることにしましょう。
ということで以上で。
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