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・2004/10/25 「Danny Boy」(「The Turning of The Tide」(オーマガトキ)/Aoife)

 アイルランドの代表的な歌。北アイルランドのデリー州に伝わる歌であり、「ロンドンデリー・エア」と言う曲だったとされる。数多くの歌手がカバーした曲であり、歌詞もバリエーションが多いが内容としては「故郷を去る息子を思う母親の歌」である。この歌詞は1913年、イングランド人のフレデリック・エドワード・ウェザリーによってつけられたらしい。
 映画「Family Business」のラストで歌われるシーンを見てから何となく気になり続けた(映画本編はある意味どうでも良い内容であったが)曲であり、調べてみたところAoife(「イーファ」と発音する)の物が良いと言う話を聞いて購入した。スタンダードナンバーではあるが、それ故に実力が無いと難しいと言える。
 Aoifeが落ち着きのある声で歌い上げるこの曲は、いくつかのバリエーションの中でもかなり良いものであるだろう。
 なお、CDは全てカバー曲であるが、良いものが多い。落ち着いたものが聞いてみたい時にはお勧めをしておく。



過去の分

・愚痴、日記、あるいは更新履歴
過去の分

2026/02/20
 さて、昨日は職場Hで仕事でしたかね。
 朝はいつも通りに追い出しましたけれども、体調はあまりよろしくはない感じでして......本当、季節の変わり目だなぁ、と思いながらひとまずは通常通りに過ごしていましたかね。で、いつも通りに家を出ていきましたけれども。
 出勤してからはスケジュール確認してあれこれとやっていましたが、とりあえず午前中に今年来た人と若手の方についてサポートやらやりつつで過ごしていましたけれども。まぁ、はい......まぁ、うん、という感じです、えぇ。若手の方は少しマシになったんですがね......  そして午後はひとまずあけまして、職場内無職状態になったところでゆっくりとやっていまして。体調もあるのであんまり動きたくはない、というところもあったんですが、かといってダウンするほど悪くもなく、という半端な状態ではありましたけれども。ただ、まぁ映画やら一本見る程度の元気はあったのは良かったですかね、はい。
 その後は撤収してからはゆっくりやっていましたけれども。
 途中の体調の悪さの割に、ここ数日の「気づいたら寝ていた」という感じもなかったので、まぁそういう意味では少しバランスを保っているのかなぁ、という感じもしますけれども。
 でもまぁ、良い体調ではないですね......低空飛行状態ではありますので。
 なかなか難しいものです。

 そして昨日は良い天気の一日。
 朝からよく晴れましたけれども、イメージ的には「冬」側の天気でしたかね。空の感じが春っぽくないというか。朝の冷え込みも以前の氷点下ということはないんですが、しかしそれなりに寒いという感じでして、ここ数日の変化を考えるとなるほど負荷は高いなぁ、という。
 まぁ、本当に「季節の変わり目」としか言いようがないんですがね......体への負荷は高い日々になっているでしょうか。

 で、見ていた映画が「SF核戦争後の未来・スレッズ(Threads)」。
 1984年/117分/イギリス。監督:ミック・ジャクソン、脚本:バリー・ハインズ、製作:BBC。ルース・ベケット役にカレン・ミーガー、ジミー・ケンプ役にリース・ディンズデール、ケンプの父親役にデビッド・ブライアリー、ケンプの母役にリタ・メイ、ベケットの父親役にヘンリー・モクソン、ベケットの母役にジューン・ブロートン、サットン役にハリー・ビーティー、サットン婦人薬にルース・ホールデン、ボブ役にアシュリー・バーカー。
 ストーリー:冷戦期真っ只中の時代、ソ連がイランの北部に入り侵攻を開始。これに対して米軍はイランへの派兵をするものの、ペルシャ湾から徐々に緊張がエスカレートを開始。これにより両国は核兵器を持ち込み始める。そのような中、イギリスのシェフィールドに住む若者であるルースとジミーは、ルースの妊娠に伴い結婚。これから二人で家庭を築こうとしていた矢先、米ソの対立はいよいよ核戦争へと向かってしまう......
 ということで、だいぶ前に興味があって探したらDVDが出てきて買った、というものなんですが.....カロリー高いのは確実だったのでちょっと手を出していなかったんですが、とりあえず意を決して見ましたかね。
 で、内容的にはBBC製作のテレビ映画なんですけれども。かなり時代背景が色濃く出ている作品で、十中八九今の若い人にはわからない作品となっていますかね.....簡単に言えば「米ソ冷戦が、熱戦になったら?」というのがかなり真剣に議論されていた時代に、BBCがその筋の専門家の意見を本格的に集めてまとめて、「開戦するまでの有り得そうな過程」と「実際に核が落ちたあとの世界の生活」を描いた物となっています。
 まぁ、今は知りませんがBBCはかなりこの問題に真剣に挑んでいまして、現地での番組で「これくらいの大きさの核がロンドンに落ちた? 対策は? その対策の結果どうなる?」とか番組作っていたぐらいですので......ネット上で日本語字幕つけて紹介している人もいますが。まぁ、その延長線上にある作品ですかね.......
 とりあえず、「風が吹くとき」を「もっと広げて解説した作品」という感じでしょうか。
 で、切り口はかなりドキュメンタリータッチで行われていますが、とにかく淡々と残酷に描いていまして、かなりカロリーは食う感じの作品ですかね。エンターテイメントではないので確実に人は選びますが、50年代の「お手軽に核を描いたもの」とは違って、じわりと迫りくる超大国の争いの背景と、実際に舞台となる地域に、現実的な順番で行われる核攻撃とその混乱、そしてその後の文明の崩壊と、かろうじて残ったシステムと救済できない死んでいく人たちが描かれていますが......いやぁ、重たい。当時の研究者たちが真剣に考えた結果に基づくシナリオをとにかく描いていますから、明るい要素はないですね。
 いやぁ、よくやったなぁ......
 で、まぁ一部は「これでも核の悲惨さが足りない」云々言うでしょうけれども、十分きつい描写とはなっていまして、忍び寄る戦争の危機をタイプで出てくる文字や、ニュース映像、ラジオ音声、淡々と背景に流れ、聞こえる「Protect and Survive」のCMとかで表していくという、切迫する恐怖の表現。そして数日後、数週間後、数年後と描かれていく文明の衰退はかなり恐ろしい。いわゆる「1000ヤードの凝視」みたいな虚ろな目をした人たちばっかりですしね.....というか、あそこまで衰退すると、数年後には残っていないだろう、という、もっと悲惨な現実があるんじゃないかという感じの物資も結構あったりしますが。そこら辺はまだ温情なんですかね.......
 そして、この容赦のない話を演じる役者の人たちもまぁ......しんどかっただろうなぁ、と。いや、よくこの悲劇しか無い物語を演じたなぁ、と思います。割と本気で心の底からお疲れ様でした、と。特に一番悲惨な役回りだったと思われるルース役のカレン・ミーガーは大変だったでしょうね......心折れなかったかなぁ、と。
 ま、今となっては、というものでもなく、下手すると「今も通じる」コワイ作品となっていますが。冷戦が熱戦になるか、と不安が高まっていた時代の、かなり貴重な「リアル」となった可能性を描いた作品となっていますので、興味のある方にはおすすめでしょうか。特にこの時代の冷戦の狂気に触れてみたい人には必須、という感じでしょう。
 人は選びますが、個人的にはおすすめしたい作品です、はい。

 にしても、この時代のBBCは本当にドキュメンタリー関係でかなりのちからがありましたが。
 今も多分、基本的な核攻撃の手順は変わらないでしょうね......よく勘違いされるのは「直接都市を攻撃」だと思われそうですが、実際にはまず諸々と麻痺させて、そこから直接攻撃となりますので。その一歩が、作中の「北海上空で核爆発」の表記だったりしますか。
 で、EMPを発生させて電子機器をとりあえず全部潰す、という。現代でやると、おそらく作中で描かれたものよりも、もっと広範囲に効果的に作用するでしょうね......一般家庭に電子機器の無いものがまずほとんど無い、ということでネットを含む全インフラの麻痺からスタートという。自動車なんかも全部電子機器が重要な役割を持っていますので止まりますね。電力網もダウンしますし、スマホやらPCは当然EMPで使えなくなるか、使えても電力網・通信網のダウンで使えなくなります。結果、情報を得る手段もなく、何かよくわからないまま次に本物の核攻撃、となるのでしょうか。
 一応、対策している機器だけは使えますが......電力網もダウンするでしょうから、自家発電できるところでないとだめでしょう。
 まぁ、そういうことになると、一発を仮に脅しで使った時点で色々とやばいことになるわけですが。冷戦期だと相互確証破壊(MAD)に基づいて保たれた均衡が崩れ、結果核保有国がお互いに撃ち合うという結末を迎えることになりますか。
 こういうことで核戦争をやると勝者なき戦いになる、ということになりますけれどもね......いやはや。

 にしても、作中はイランがきっかけになっていますが。
 今だとソ連=ロシアはもうイランに介入できる余力もないでしょうがね......というか、アメリカはイランを攻撃すると脅している状況になっていますが。これもどうなるんだろうなぁ、と。
 ロシアも色々なものがぼろぼろになっていく中を見ると、未だに核戦力をちゃんと正しく保持して、運用できる体制になっているんだろうか、というのがなんかなぁ......あとは「使う」気があるのかどうか。これが一番の恐怖ですけれども。
 なお、この手のテーマの映画は本当に1980年代には多く、「ザ・デイアフター」(テレビ映画ですが)とか、ソ連の「死者からの手紙」とかもありますね。「死者からの手紙」は見てみたいんですが、円盤になってないんですよね......脚本には小説・映画になっている「ストーカー」のソトルガツキー兄弟も関わっていますが。この時代のと、50年・60年代の核戦争関係の真面目な映画は結構方向が違うところもありますので。
 何であれ、今はこういう感じの映画は作れないでしょうね......

 ま、こんなところで以上で締めるとしますかね。
 さて、今日は金曜日ですか。とりあえず午前中あれこれとありますが、状況によっては結構午前中も暇になるかも? 午後は職場内無職予定です、はい。ということで、マイペースでやっていければ良いなぁ、と思っていますが。
 ま、とりあえずはここのところ季節の変わり目で翻弄されていますので、崩れないようにやっていきたいと思います、はい。負荷が軽くなると良いなぁ、と。

 ということで以上で。
 また、後日......



2026/02/19
 さて、昨日は職場Hで仕事でしたけれども。
 前回更新後に、結局半端に見ていた映画の残りを全部見てから寝ましたけれども......まぁ、調子的にはどこか疲れていたのか、割とすんなり落ちまして。で、朝は概ねいつも通りに起き出しましたが、やはりというか、ここのところの気温の変化が大きいというか、自律神経への影響は大きいようで、結構寝たはずなんですが眠気が結構強めでしたかね......
 いやはや。
 その後はとりあえずいつも通りに過ごしまして、そのままいつも通りに出勤してきましたけれども。
 仕事の方は午前中にあれこれとありましたが、まぁ体調が微妙ながらもどうにかやりまして。で、昼前には一息つけまして、そのまま午後は職場内無職になりまして、結局また映画やら見つつで過ごしていましたかね......人もなんか午後はやたらと減りまして、まぁ、部屋が寂しいという。
 で、結局そのまま定時には撤収しましたけれども。
 帰宅後はやはりというか、疲れが出てくるというか、へばりつつで過ごしていましたかね、はい。最近は帰宅後が結構しんどくなることが多くて、気づいたら少しダウンしていたりもするという状況ですので、色々と体に負荷が大きいのだとは思いますが。
 まぁ、低空飛行状態しています、はい。

 そして昨日は良い天気の一日でしたか。
 朝はそこそこ冷え込みましたが、やはり以前ほどのきつさはなくなった感じが。日中はだいたい平年並みぐらいまで上がってきたようですけれども。まぁ、梅もだいぶ咲いてきていますね......ただ、一方で晴れた空を見ても段々と春っぽい霞んだ感じになってきている気もしまして。
 まぁ、季節の変わり目にあるんだろうなぁ、という......そして、体への負荷が大きいんだろうなぁ、と。
 去年よりはまだなんとか、ですがね......一昨年はこの時期に虫垂炎発覚だったなぁ......まぁ、きつい時間だろうとは思います。

 で、前回更新後に最後まで見ていたのが「巨人ゴーレム(Der Golem, wie er in die Welt kam)」。
 1920年/101分/ドイツ(字幕は英語版)/サイレント。監督:パウル・ヴェゲナー/カール・ボエゼ、脚本:パウル・ヴェゲナー/ヘンリック・ガレーン。ゴーレム役にパウル・ヴェゲナー、レーウ役にアルベルト・スタインリュック、レーウの弟子役にエルンスト・ドイッチュ、ミリアム役にリディア・サルモノワ。
 ストーリー:中世プラハのユダヤゲットーで、ラビであるレーウは占星術からユダヤ社会に凶事が起こることを予言した。そして予言の通り、皇帝ルホイスによるユダヤ人の退去命令が、騎士フロリアンによって届けられる。この窮地から逃れるために、レーウは秘術を用いて泥人形ゴーレムを作り出すが.....
 ということで、Amazonでなんかおすすめに上がってセール時に買ったものですが。
 大元のストーリーは中世の伝承であるそうで、それに基づいたものらしいですけれども.....舞台はプラハになっているようで、チェコの伝承ということになりますが。ただ、知っているゴーレムの話と違いましたかね。いわゆる額に「エメス」と刻むか貼り付けるかで動き出し、冒頭の文字を取っ払うと「死」を意味して消えてしまうという。
 で、作中のストーリーはそのチェコの伝承に基づいたものを映画化したようですが。実は真っ先に思ったのは、第一次世界大戦後のドイツ社会でこれが受け入れられたんだ、と言う......まぁ、まだまだ寛容だったと言うか、ナチスが火を付けるような前の空気感的にはこんなものだったのかなぁ、と。パッケージによれば大ヒットした作品だそうですので、そういう意味ではなかなか面白いなぁ、と。そして真面目に見ると、色々な民間伝承や神話の類型的なものが見られるなぁ、という観点で面白かったですかね。
 いや、カレル・チャペックの「R.U.R.」、いわゆる「ロボット」に通じるよなぁ、とも思いましたし。彼の作品もチェコですからね......結構彼の地でそういう物語の根幹部分での土壌があるのかなぁ、と思いましたが。まぁ、でも「ゴーレム」というと日本ではある意味徹底してロボット的な無機質なところがありますが、本作で出る「ゴーレム」ってのは単なる泥人形で使役できるだけでなく、徐々に心も持ち始めるという.....どこか人間臭く、そして幼い感じのものはありましたが、しかしそのおかげでのラストかぁ、と思うとなかなかおもしろい話だったかと。
 ただ、ラビたちが非常に神に依存的で祈ってばかりで大して動いていないところは、現代的価値観といって良いのかはわかりませんが、あまりにもなんかなぁ......そして、程々に俗っぽいのが面白い話でもありましたか。
 美術・芸術的にはどこかで見たかと思ったんですが、ドイツ表現主義の頃ということに気づいてなるほどと。というかこれ、「カリガリ博士」と同じ時期の作品ということで、色々と納得するものはありましたか。そして、結構セットとかそういうところが良くできていまして、大掛かりにできていると。更にはゴーレムも、今みると多分評価にも値しないのかもしれませんが、「泥人形」というところの質感は良くできていましたかね。
 ちなみに、第一印象は「・・・ジャイアントロボ?」でしたが納得してくれる人は多いかと思います。色々な当時の工夫はかなり見られますが、結構巨体で動きのぎこちなさなど、雰囲気は良かったかと思います。
 役者陣については良かったですかね。サイレント、という感じの演技ではありますが。ただ、おそらく一番良かったのは監督・脚本・主演とやったパウル・ヴェゲナーでしょうかね.....大変だっただろうなぁ、とは思いますが。そして、助手をやったエルンスト・ドイッチュ。この人、「第三の男」の男爵やった人ですね.....本作では災厄の要となってしまう役回りでしたが、若さゆえの、という感じの演技をうまくやっていかと思います。
 とりあえず、時代が時代なので多分あまり見る人は多くないかとも思いますが、ドイツ表現主義に興味がある方は必見でしょうか。「カリガリ博士」を見て結構好き、という人にもよいかと思います。
 個人的には古典、という形で見れる人にはおすすめでしょうかね。

 ちなみに、この「巨人ゴーレム」。買ったやつは「完全版」とするもので、おまけで「ゴーレム」という1914年の作品の断片がついてきていまして。フルバージョンが失われたものだそうですが、その残っている一部が見れるようで。見ると、ゴーレムの伝承を現代に翻案したものっぽいですが。
 いやぁ、こうやって見るとフルバージョンを見たくなるものですが。古い映画は散逸しているものもありますから、しようがないと言えばしようがない。
 しかし、こう見ると数年後に登場する、ドイツ表現主義の影響のある「メトロポリス」ってのは一気に洗練されたものになったんだなぁ、とも。「ロボット」も「ゴーレム」の一種とみなせば、ある意味系統として続いている作品とも見れると思ったんですが、その「ロボット」=「ゴーレム」たるマリアの完成度はすごいですねぇ。
 まぁ、色々とこう、知識を持ってみていくと面白い作品だなぁ、と。

 そして、昨日の無職状態の間に見ていたのが「影なき狙撃者(The Manchurian Candidate)」。
 1962年/127分/アメリカ/白黒。監督:ジョン・フランケンハイマー、脚本:ジョージ・アクセルロッド、原作:リチャード・コンドン、製作:ジョージ・アクセルロッド/ジョン・フランケンハイマー、音楽:デビッド・アムラム。ベネット・マーコ役にフランク・シナトラ、レイモンド・ショー役にローレンス・ハーヴェイ、ユジェニー・ローズ役にジャネット・リー、アイスリン夫人役にアンジェラ・ランズベリー、チャンジン役にヘンリー・シルヴァ、アイスリン上院議員役にジェームズ・グレゴリー、ジョスリン・ジョーダン役にレスリー・パリッシュ。
 ストーリー:1952年、朝鮮戦争で現地人チュンジンの案内で戦闘行動に入ったマーコ大尉の部隊は、チュン人の裏切りにより全員捕縛されてソ連へと送られる。しかし数名を除く彼らの部隊は生還。特に大活躍をしたレイモンド・ショー軍曹は、マーコらの推薦を経て名誉勲章を授与されることになり、大手を振っての凱旋となった。しかし母親のアイスリン夫人と、継父である上院議員夫妻はショーを大統領選への道具としてしかみなしておらず、レイモンドはソレに嫌気がさし、夫妻の下から晴れていく。一方、マーコは少佐に昇進して情報局に勤務し始めたものの、理由のわからない悪夢に悩まされる様になる。それは部隊の他のメンバーも同じで.......
 ということで、ネット上で評判の良い映画として紹介されるのを見、じゃぁ入手しようかと思ったら手に入らなかったのですが、リマスター版が出てタイミングよくそれを購入したのが昨年末でして。で、ようやく見たんですが。
 いやぁ.....冷戦華やかなる頃の小説だなぁ、と思いましたかね。洗脳によって示される「アカの恐怖」的な感じの作品だなぁ、と。この映画の数年前まで激しかったレッド・パージとか、マッカーシズムの色の濃かった雰囲気のところに、共産主義の恐怖、そしてそれが忍び寄って侵食してきている、という恐怖感は当時の割とリアルなのではないかなぁ、という。
 まぁ、そういう意味では「ボディースナッチャー」なんかがそういう背景があるのではないか、という話もありましたけれども。時期的にはなるほど、と思いましたかね。まぁ、実際に洗脳したケースはあったもんなぁ......
 そして本作のアイデアはかなり色々と後に影響を与えたんだろうなぁ、という.......とにかく「トリガー」となるものの使い方がなかなか面白く、そしてストーリーも相まって皮肉を効かせていたというところで感心しましたか。
 一方、全体的な物語としてみてもスリラーとしてよくできている感じはありまして、風刺もきいて当時の世情を多少なりとも理解していると結構面白かったかと。娯楽的な要素は強いですが、様々な行動原理に対する「根拠」がちゃんと説明されている上に、人物の設定もうまく使って描写していたなぁ、というところでかなり良かったのではないかと思いましたかね......まぁ、時代的には本作公開の翌年にJFK暗殺ですから、笑えんといえば笑えないかもしれませんけれども。ただ、監督の技量もあってか、各人の行動原理の背景、というのが結構うまく自然に、丁寧になされているのは良かったですかね。
 まぁ、でも登場人物的にはレイモンド・ショーが一番笑えなかっただろうなぁ......あの状態で司令を聞いて思うものは何だったのか。見事にあとを引きます、はい。
 映像などについてはフランケンハイマー監督ということもあって、よく考えられていて、見どころのある映像が多かったですかね。リマスター版ということもあって映像もクリアーでしたが。この監督の映像は個人的には「見やすい」という印象なので、本作もそれが見えてよかったかと思います。
 そして、役者陣も良かったですが。
 主役となるフランク・シナトラ、「オーシャンと11人の仲間」よりはこちらのほうが個人的には良かったですかね。アクションシーンがちと不慣れという感じがしますが、それ以外のところは総じて良く、かなり個人的には気に入りましたか。そしてレイモンド・ショーを演じたローレンス・ハーヴェイ、良かったですねぇ。家庭的に大問題という感じの複雑な子供だったんだろうなぁ、とは思いましたけれども。肝心なシーンでの雰囲気の変化とか、一番難しい役どころだったと思いますが、非常にうまくやっていたかと思いますかね。
 ま、古い作品ではありますが、スリラーとしてはかなりよくできた作品。ベースとなるストーリーがちゃんとできていることと、その中での説明やら描写が丁寧なこと、役者の良さもあって、総合的にかなりよくできた作品なのではないかと思います。白黒でも問題ない、という人には違和感なく楽しめるでしょう。
 個人的にはかなりおすすめしたい傑作だと思います。

 それにしても、良い作品でしたが。
 まぁ当時の情勢とか考えると本当に色々と思うものがあるというか、分かりやすい「東西冷戦」の永久のある作品だと思いましたけれども。一方で、後世への影響って結構大きな差作品だったんじゃないかなぁ、と思いましたかね。洗脳やら催眠、というところであれこれと、しかも戦争帰還者から、というところで真っ先に思い出したのが、確かチャールズ・ブロンソン主演だったと思いますが「テレフォン」という映画でして。全部見た記憶はないんですが、結構最初のインパクトが強いんですが、最初それのイメージが結構出ましたか。
 あとはゲームですが「Call of Duty: Black Ops」ですね.....これの初代作は好きだったんですが、あれも東西冷戦が舞台でしたねぇ。漫画やらでもこの手の感じのはありましたので。
 まぁ、本作が「最初の作品」かは知りませんが、文化的な影響は大きかったんじゃないかという感じはしますね.......

 あぁ、ただ翻訳はちとなんというか。
 この手の作品、電話番号をセリフでちゃんと言っているのに、字幕で「XX」で誤魔化すのはなんか意味があるんだろうか、とか。ところどころ具体名が出てくのが変に伏せられたり誤魔化されているのはなんか、あるんですかね?
 いや、「グルーチョもどき」って・・・セリフはちゃんと「グルーチョ・マルクス」って言っているんですが。作品の設定年代当時活躍した実在のコメディアンですがね。マルクス兄弟として有名だと思うんですが。
 なんかなぁ......制限あるんですかね。

 ま、こんなところで以上で締めるとしますかね。
 さて、今日は木曜日ですが。とりあえず仕事ですが、今日はどうなることやらという感じです、はい。午前中に、という感じになるのかなぁ......まぁ、様子を見つつでやっていこうと思いますが。一番は体調の不安定さがありますので、そっちがどうなることやらです。
 まぁ、無理しない範囲でやっていこうとは思いますが。不安定家が進まないと良いなぁ、と。

 ということで以上で。
 また、後日......





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