〜MSX編〜
管理人が入手したMSXはSANYO製。当時「大容量」の64KのRAMを搭載していた。尚、MSX2は当時高値であり、持つ人も対応ソフトも少なかった。当時、結構種類はあったんだよな...........本体・キーボード分離型の奴とか...........
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ハイドライド
最近、影も形も見えなくなった「T&E SOFT」の名作RPGである。FMシリーズ、PC-88/mkII/SR、PC-66/SR、PC-60/mkII/SR、X1シリーズ、MSXに移植されたゲーム。当時の主立った機種に移植された。メディアはカセットテープとディスク、そして、ROMカートリッジである。 管理人がコンピュータを手に入れて最初に買ったソフトの一つ。
内容はアクションRPG。使うキーは方向キー(テンキー)とスペースキー。パラメータは体力、腕力、経験値という、現在から考えればもっともシンプルなゲームである。
ストーリーは確か..........「フェアリーランドが乗っ取られたから、主人公のジムが........」云々と言った内容であった。いやぁ、もう基本はお約束ですな。 敵を倒して経験値を溜め、100になると体力と腕力が増える。アイテムを集め、3人の妖精を助け、なぞを解いて、最後に魔王(「バラリス」という名前だったか)を倒す............ある意味アクションRPGの定番を位置づけたゲームかも知れない。
さて、このゲーム。初めて遊んだRPGであったため、非常に思い出があるゲームである。 洗脳されそうなほど単純なBGMの中、最初はひたすら弱い主人公を操り.........何度死んだことか.........(T_T)
ただし、アイテムの出現法が結構難しかったり(同じ敵を3人連続して倒すとか)、ある程度まで強くなると(体力が60ぐらいか)、スライム(2番目ぐらいに弱い。最初は相対的に強いが)を倒すと黒いローパーが出てきたり......... 結構色々とイベントがあって面白かった。 ドラゴンの島の入り口と、水路の水を抜くアイデアは当時新鮮であったように記憶している。
このゲームで一番泣かされたものがある...........それは、妖精を3人救出するのだが、3人目がわからなかったのだ。しかも、数ヶ月も!!(爆) まぁ、もう14,5年も前のゲームなのでネタバレしてもOKだろうが、水路を抜けて到着する場所でファイヤーボールを放つ魔法使い二人がおり、ここでこのファイアーボールを数発くらってから魔法使いを倒せば良かったのだ。 友人に教えてもらうまで全く分からんかった...........今となっては懐かしい思い出である。(ちなみに3人目を救出すると、離れ小島のドラゴンの島まで行く羽目になる)
この当時小学生であった私はこのゲームで本当によく遊んだ。「如何に経験値を少なくして最後にたどり着けるか」とかやったものだ。例えば、体力20.....つまり、1回のレベルアップのみでドラゴンを倒し(このとき得られる経験値は100である(笑))、最後のバラリスまで行くのだ(ちなみに、弱すぎて倒せない(笑))。 かなり無茶をやったものである。
今このゲームをやっても、ある意味新鮮だろうな............
(※:Kenさんによると、MZ-2000/2200にも移植されたとの事。情報、ありがとうございます)
信長の野望
昔はアダルトゲーム(「オランダ妻は電気ウナギの夢を見るか」等)なんかも作っていた(笑)、コーエー(当時は「光栄」)の有名シミュレーションゲームである。今は続編ばっかり作っているが、当時は歴史物(他に三国志、蒼き狼と白き雌鹿など)の第一作目を作っていた。 ちなみにプロデューサーは当時からすでにシブサワ・コウである。ちなみに発売(どの機種かは不明)は昭和58年(1983年)4月だそうだ。
移植された機種は膨大で、国内で販売された(当時)主力機種はもちろん、かなりマイナーなビジネス機にも移植された。メディアはカセットテープ(当時の4500〜4800円)とフロッピー(6800〜7800円)。この頃としては少し高めである。
ゲーム内容は日本中部17カ国を織田信長、(二人プレイでは)武田信玄となってこの17カ国を制圧することである。コマンドは機種・メディアによって異なり、12〜約20ぐらい。セーブ出来る機種も限られていたため、1ゲーム数時間かかるゲームであった。
さて、当時MSXに出たこのゲームはカセットテープ版(しかも、要32K)。BASIC(そう、マイクロソフト製だったのだ)を起動させ(ROMに入っているので、電源を入れれば立ち上がる)、「CLOAD "ODA"」と打ち込んでカセットテープを回して待つと、すぐに「found "ODA"」の文字。そして数分待って「OK」の文字のあと、カセットテープを止めて「RUN」すると、ライン命令で「信長の野望」の文字と兜を描き、書き終えてからまたカセットテープを再生。するとやがて、「イマシバラクオマチクダサレ」の文字とともに数分待ち、そしてやっとゲームが始まるのである。 今から思えば、なんて長いんだろう...........
ゲームの基本は今も昔も変わらない。能力をスロットで決定し、難易度を決め(周辺国の兵力が難易度の数字分だけこちらを上回るのだ)季節ごとに命令を下していくのである。 ちなみに、MSX版では一画面に全ての情報が入りきらないため、国の情報はコマンドを打ち込んで見るのである。が、地図はライン命令でちまちま描かれるので(数十秒待たされる)、情報を見るたびに描画を待つのが結構いらだった。
さて、このゲームは当時としては出来が良かったのであるが、複雑な命令を嫌ってかかなり(プログラムが)単純化されているため、穴がある(コンピューターの戦略など)。 例えば、こちらの兵糧が0であっても、兵力が上回っていれば敵が攻めてこないのだ。 さらに、兵を雇ったり開墾しても忠誠度が下がらないとか、戦闘でも一方的にしか減らないとか...........そう、色々あるのだ。 これを逆手にとってよくプレイしていた。
概要はこうである。 まず、最初に米を全部売りさばき、全額町造りに回す。そしてある程度町に投資したら、今度は民に施す。そして、米が大量に手に入ったら..........兵士に施し、忠誠度を最大値まで上げるのだ(兵を雇っても減らない!)。 これがどれだけ凄いか? そう、3倍の兵力を余裕で撃退可能なのである。同じ兵力なら? 一撃で壊滅、またはその寸前まで追いつめることが可能である。 はっきり言って、ここまで来たら負けない。余裕だ。
こうしてクリアーすると、待っていたのは数回のビープ音に「アナタハゼンコクヲトウイツシマシタ オメデトウ」の文字。ここでだいたい脱力する(笑) そして、「モウイチドプレイシマスカ?」の文字。しねーよ!
こうして電源を切るのであった。
いやぁ...........今だったら耐えられないなぁ.........(笑)
ロードランナー
オリジナルは1983年という説明不要のアクションパズルゲーム。チャンピオンシップなんていう続編も出たな.......... ちなみに、ファミコン版しかやった事無い人にはわからないが、一画面のゲーム。敵は二色、自分は一色.........なんてシンプルだったのだろう。MSX版はソニーが発売。ま、「HIT BIT」なんてシリーズ出していたもんな...........
借り物だったのでそんなにやってはいないが、なんか印象にあるゲーム。「あーでもない、こーでもない」言いながら遊んだ。 ちなみに出てくる音は、「掴まったとき」=「クリアーしたとき」、「穴を掘ったとき」、「金塊を取った時」ぐらいで、BGMなんか無し。
いや、でも面白かった。
ザナック
実はこれ、今は亡き「TAKERU」で買ったMSX用ゲームで、MSX用としては最初で最後であったりする。 当時これで買う人が珍しかったのか、待っている間注目された記憶が............(笑)
発売はポニーキャニオンだったかな..........MSX2にも移植された(こちらは全く別物になっている)。
内容は縦スクロールシューティングゲーム。「AI搭載」がウリで、画面の右を占めていた得点、残機等の表示の一番上に「AI」の表記があり、ここには謎の16進数の数桁の羅列があった。敵の撃破数、無駄弾撃ち等でこの数字が結構変わっていき、確かに難易度が変化していった。 当時はこれで結構感激したものである。
自機には二種類の武器があり、標準の武装(数段階パワーアップ)に、サブウェポンが10種類(弾数、時間制限あり。ただし、1種類のぞく)である。結構豊富であった。 ステージは全8面+α。 所々チェックポイントみたいに地上の基地が出てきて(スクロールが停止する)、これを倒すとボーナスである(時間制限あり)。 さらに地上物として「顔」みたいな物があり、これに弾を撃ち込むと黄色い玉が出現、これを取ると敵弾全てを消すことが出来る.......... など、かなり盛りだくさんのフィーチャーが含まれていた。
ちなみに、この「黄色い玉」。特定の「顔」の像では時間が経つと黒く変化し、これを取ることでワープが可能である。が、次の面へ行くとは限らず、前の面に飛ばされることもある。何度も泣かされた(泣) ただ、このゲームはこれが非常に重要で、8面に行くにはこれを利用するか、7面の最後の基地を短時間(非常にぎりぎりの時間しかない)で破壊しないと行けないのだ。しかも、10個ぐらいあるんだよね...........この像が(T_T) 正しいのがとれないと、永久にこの面をループする。基地を倒せなくてもループする。 あぁ.......大変だったなぁ........(T_T)
尚、この像を破壊すると1upである。が、AIは「無駄弾」扱いするので難易度が跳ね上がる。これにも泣かされた。
さて、このゲームは8面+αと記述したが、実はこのαとは「0面」の事である。
まだ記憶にあるのだが、2面で2面の最初にバックするワープを取った後、「STAGE 2」の文字(どこだったか)に撃ち込むと例の「黄色い玉」が出る。これを放っておくと黒くなり、その時にこれを取ると0面にワープするのだ。
0面とは何か? これをクリアーすると最終面に直結である。 そう、ショートカットが出来るのであるが............難易度は「地獄」である。「あんなにやりこんだのに」という腕でも地獄である(ある意味、「Image Fight」の補習ステージ見たいな物かも)。 結局1回しかクリアー出来なかったのが懐かしい。
個人的に印象にあるのは最終面である。
最終面は「要塞」の様な場所なのであるが、ここの最後に出てくる「基地」を破壊するとエンディングである。が、このとき全ステージクリアーとしてばく大なボーナスがもらえる............のだが............何点くれるんだ? 十億ぐらいだっけ.........?
残機9機ぐらいで突入して25機ぐらいまで増える.................そんなシューティングゲームのボーナスあるかぁ!!と思った事は忘れられない。
しかし、よく出来たゲームではあった。
テグザー
後に「シルフィード」で名を上げるゲームアーツの有名シューティングゲーム。ロボットと飛行体型に変形する自機を操って迷路を駆け巡り、最後にある磁力発生装置を破壊することが目的のゲームである。
PC-98、PC-88/mkII/SR、PC-80/mkII/SR、FM-7/77、X1、MSXに移植された(X1版はスクウェアが開発した)。全16面であったが、MSX版は容量の都合上10面までである。 使用キーは移動キーとスペースバー。
主人公の操る「THEXDER」であるが、自動追尾(例え壁越しであっても(泣))レーザーを撃てるロボット型と、狭く細い通路を通過できる飛行体型を駆使して進めていく。エネルギー制(初期値100%)で、敵に当たったり、特定地形に乗ったり、レーザーの発射、バリアーの使用でエネルギーが減っていくが、特定の敵を破壊する、またはバリアーを使わずステージクリアーで回復。また、特定の敵を破壊するか、バリアーを使用せずクリアーすることでその容量が500%まで増加させることが可能である。
さて、このテグザーであるがシステム的によく出来ており、迷路の複雑さも相まってかなりやり込んだ経験がある。飛行体型でなければ抜けられない道や、ロボット型の自動追尾レーザーのバランスがよく出来ており、さらに敵の配置と迷路の関係の絶妙さが秀逸であった。 しかも、所々遊びが盛り込まれていたので(隠れキャラや、迷路デザイン)非常に楽しんだものである。
この迷路であるが、1面以外は時間制限が存在し、一定時間の経過によって「ミサイル型キャラ」が大量に飛んでくる(やった事がある人なら必ずわかる)。 そう、初めて突入した面ではほぼ100%これに掴まるのだ。 しかも無限に出るのでクリアーする意外に方法はない........が、脱出口が見つからない。 よって..........初めて到達した面はたいていこれでやられる。何度泣きを見たことか......... しかし、この存在が緊張感を増やしてくれたのは確かである(その他に、X軸に座標を合わせてくる「動く壁」とか(泣))。
本当にやり込んだゲームであった。今でも好きなゲームの一つである。
(※:Kenさんによると、MZ-2500にも移植されたとの事。情報、ありがとうございます)
The Castle
非常に古いアスキーのパズルゲーム。主人公は王子となって城に幽閉されている姫さまを助けると言う話であるが、助けるまでに100の部屋を突破しなければならない..........しかも、全部パズルだ。 有力な機種に移植された。
ゲームのテンポは非常にゆっくりで、左右のキーとスペースキーのみ。左右の移動とジャンプなのである。鍵を集めてその色の鍵に対応する扉を開けて最上階奥の部屋を目指すのであるが、これが一筋縄では行かないのだ。何と言ってもパズル、そしてアクション。はっきり言って難解なものが多い。泣きそうである......(^^;
ちなみに85部屋程突破したのだが、結局クリアー出来なかった。借り物だったという事も大きいが、最大の難点はセーブ方がよくわからなかったことである(爆) 今からでももう一度やってみたいのであるが.........エミュか?(爆)
全体の完成度がかなり高かったため、非常に人気のあったゲームであった。
ちなみに、非常にゆっくりした(やっているとそうとは感じなくなる)ゲームであったが、2倍、4倍にすることが出来た。キーの組み合わせで可能だったのだ。
しかし、今これを書いても...........(^^;;
ランボー
そう、あの映画を元にした「ハイドライド型」RPGである。 MSXともう一つ何かに移植されたように記憶している。 ゲームの目的は敵地に侵入してVIPを助ける..........といった物だったらしい。借り物でマニュアルが無かったので良くは知らないのだが...........(^^;
8×8のスプライトで描かれた(単色)キャラクターを動かし、アイテムを駆使しながら救出するのであるが..........戦闘に特長がある。
まず、戦闘法であるが、ハイドライドのように接近戦(ナイフ使用時)なら相手に隣接してスペースキーで攻撃する。が、押しっぱなしでは攻撃せず、何故かシューティングの如くスペースを連打する。結構面倒だ。 そして、遠距離武器の場合はスペースで弾丸、または矢を放つのであるが...........これがくせ者になっている。 何故か? あるシーンでは建物のそばに兵士がうろついている。普通は問題なさそうなのであるが、ここで音........例えば銃の発射音(敵味方問わず)がすると、ビルからわらわらと兵士が出てくるのだ。しかも、強い連中である。すぐ死んでしまうランボー.........弱いぞランボー!! 仕様がないので接近戦でナイフを使って打たれる前に殺るか、遠距離からボウを使って仕留めるかである............慣れるまでこれは出来ない。
そう、武器であるがこれの幅が結構広く、ナイフから機銃、ボウ、手りゅう弾そしてRPG(ロケットランチャー)まである(笑) RPGまで行くとビルの爆破も可能だ。ただし、兵士がわらわらと.........(^^;;
どうこうして進めて、どうにかVIPを救出したランボー。ここでVIPはランボーの後ろをついてくるのであるが..........ここで難点が。 VIPがつくと、袋小路に入ったときに、後ろでVIPが邪魔をして脱出できなくなるのだ!!(つまり、DQ2以降のように、キャラクターの上に重なるような事が出来ない) 実はこれをやってしまい泣く泣くリセット。以降、このゲームはやらなくなった。
今となっては非常にバランスの悪いゲームであった..............よくやった物だ.........
グーニーズ
そう、これもあの映画を元にしたコナミ製アクションゲームである。4方向キーで動かし(上下はつた・はしごの移動用。上でジャンプ)、一つのボタンで攻撃を行う。ちなみに、これも借り物である。
ストーリーは基本的に映画ベースで、ゲームの進行もファミコン版に似ている。ただしファミコン版よりも古く、そしてルールも複雑に出来ている。これは、ファミコン版では扉を明けるには爆弾を使い、そして各面に一人ずついる子供たちを救出するようになっている。しかし、MSX版ではアクションにRPG的要素が結構あり、迷路は広く複雑、アイテムはかなりあり、それの有無で進行のしやすさを左右する。そしてクリアー条件は、1面につき4(5か?)人の子供を救出する必要がある。これはかなり厄介である。 毎面毎面、だだっ広い迷路を抜け、懸命に探し、そしてクリアーする必要があるのだ。しかも、救出してクリアーしても、主人公がギャングに殴られてまたさらわれてしまうのである..........泣きが入る。
尚、最終面をクリアーした場合は、主人公が逆に反撃してギャングを倒す。そしてみんなでバンザイして...........終わり(笑) 全く感動の無いエンディングであった。
後、一応面をクリアーするごとにパスワードが出るので、これをメモしておけば電源切ってもOKなのであるが、アイテムなどは記録されない.........そう、面毎のパスワードが一緒なのだ(爆) 結局、それに頼らずにクリアーするのに時間がかかった。懐かしい思い出である。
最後に、裏技もどきを。
ジャンプ攻撃で、攻撃キーを連射付きジョイスティックを使用して連射しておくと、ジャンプの飛距離が延びる。 試せる方はどうぞ(^^;
グラディウス
コナミの名作横スクロールシューティングゲーム。非常に有名な作品であろう。 アーケードをはじめ、ファミコン、複数のパソコンに移植された名作。知らない人はそう多くないであろう。
有名なので詳しい話は省略するが、MSX版にはアーケードには無いフィーチャーがいくつかある。その中の一つとして有名なのが「ガイコツ」の面の存在であろう。傾向的にはモアイ面に似た傾向である。
また、アーケード、ファミコン版に無いものとして、レーザーが二段階にパワーアップする様になっている。
ゲームの難易度であるが、やはり厳しく(^^; 死ぬと復活が異様に難しい所が随所にちりばめられているのが、「流石コナミ!」と言いたくなる。しかし、面白かったのは事実だ。
エンディングは一回しか見なかった。多分、二度とやらないだろう。
マクロス
非常に人気のあったアニメをゲーム化したもの。どこが出したかは記憶に無い(^^;
横スクロールシューティングで、全20面前後あっただろうか? プレイヤーはバトロイド・バルキリーを操って、ゼントラーディー軍を撃破していく.........というストーリー。ちなみに、オープニングテーマは、有名な「愛、おぼえていますか」だったような記憶がある(もっとも、管理人は映画版等は見たことが無く、一番最初のテレビ版しか見ていないので、良くは知らない)。 ただし、ゲーム中のBGMは貧弱である(^^;;
プレイヤーの操るバルキリーは原作通り3段階の変形が可能で、ファイターなら高速(?)移動、バトロイドの形態なら自動照準で相手を狙う事が可能で、地に足がつけばスクロールを停止させての戦闘が可能となる。ガウォークはまさにこの二つの折中となる。
基本的に武器は1種類で、サブウェポン的なワイドショットみたいな物もあるが、弾数制限がある。
ゲームの進行は、アステロイドベルトを抜けると、ゼントラーディー軍の戦艦に舞台が変わるが、障害物が増えるだけ。全体としてあまり代わり映えのしないゲーム進行であった。 特に、ボスキャラもいないのが致命的であろうと思う。
ちなみに、裏技としてキーボードを「グシャッ」と押すと無敵になったり、面のセレクトが出来た(笑)
RELICS
一昔前は「銀河英雄伝説」シリーズのゲームを出していたボーステックの、更に古いアクションRPGゲーム(笑) 名作の声もある、非常に有名なゲームである(昔、パソコンサンデーのオープニングでも飾っていたような気がする.........X1,MZの時代に........)。当時の主力機種に移植された。
ちなみに、今でも好きなゲーム。
ストーリーは最初、一切不明である。何が目的か? 全くわからないのだ。
オープニング(MSXは全て英語.......(^^;)には、意味不明の、「自らの正体がわからない人物」の自問自答のようなメッセージがで、その後にタイトル通り「遺跡」の映像がスクロールして、スタッフクレジット、そしてタイトルがでる。PC-98版を見たが、こちらの方がカッコ良かったのは言うまでもない(^^;;
ちなみに、オープニングテーマはあの「クリスタルキング」が担当している。 今でも口ずさめたりするのは愛嬌である。
スタートすると、自分は「霊」である(^^;; そこで、相手に「憑依」して謎を解いていくのであるが.........一筋縄では行かないようになっている。 戦闘して相手を倒すと相手に憑依するのが面白かった。 そして、最高に良かったのは..........徐々に明らかになるストーリーである。例えば、「text」というアイテムを入手すると、そこに26の文字が書かれているのだが、これがじつはアルファベットに対応していて、これを使うことで所々に出てくる「謎の蛇文字もどき」を翻訳していく。そして........徐々にストーリーがわかってくるのだ(もっとも、英語が出るところもあるが.......(^^;)。
面の構成も秀逸である。最初は「遺跡」なのだが、これがトラップを越え、謎を解いて進めていくと「地獄」へ行くはめになる(ちゃんと「ジゴク ヘ ヨウコソ」というメッセージが出る.....(^^;) ここで.........今まで、自分の倒して来た「敵の数」によってこの先のストーリーが変化していくのだ!(殺しすぎると、クリアー出来ない.......(^^;)
これを後で知って著しく後悔した記憶がある。
尚、エンディングは2種類あり、ある条件を満たさずにクリアーすると、「You escaped from relics.」と出て終わる。 そう、一回やりました、私は(^^; そして条件を満たしてクリアーすると...........しっかりとしたエンディングを見ることが出来るのだが..........これ、どうやっても「これから先のストーリーがあります」=「続編待っててね」言ったようなエンディングなのであるが..........このゲームが出てすでに13年以上。出る様子は..........無い(笑)
#「大帝ヘルを倒すため」に、仲間を集めるのではなかったのか?(爆)
エイリアン2
どこが出したんだか...........? スクエアだったか........? 映画「ARIENS」を元にした横スクロールアクションゲームである。 PC-88mkIISR、X1にも移植された。 冒頭では御馴染み「There are some places in the universe. You don't go alone」の文字が出る。 尚、借り物である。
余談であるが、同時期にエニックスから「JESUS」が出ている。 そういえば、スクエアも昔ADVをよく出していたよな...........「ライーザ」とか
映画を元にしているだけあって、プレイヤーはリプリーである。 メインウエポンに銃火器類、サブウェポンに複数種類のグレネードがある。斜め下にキーを入れる事で前転することが可能だ(高速である)。
舞台は映画と同じ惑星だと思うが、映画とは進行が異なり、自分一人で戦う。 ギーガーの世界はそのままで、背景に人がいるかと思ったら映画の通りになったり、卵からエイリアンが出てきたりと.........かなり怖い。
マップはかなり広く、基本的には一方通行なのだが扉などもあり、ここに入ることで別ルートに行くこともできる(と言うより、行かないと先に進まない)。 一部の面ではいやらしいほど扉がある。 かなり泣かされた。
そして、各面の最後には巨大なエイリアンが待っており、ここで一対一の対決の後、クリアーとなる。 エイリアンの外見は変わらないが、進むに連れ耐久力は高くなっていく。
武器は複数あり、ノーマルからダブルショット他、火炎放射器などがある。もっとも、ノーマル以外は弾数制限制であるが......... サブウェポンとしてのグレネードはそこそこ強力で、強い物を取っておくと楽できる所もある。
さて、プレーであるが、かなり怖かった。操作感は軽快で良好なのだが、敵が突然出たり、倒しても血しぶきに当たってダメージなどをよく受けた(映画と一緒である)。まぁ、ダメージ制+残規制のゲームなので、難易度は高めなのだが。
なんというか、難しかったな..........
尚、クリアーはしていない。
ドラゴンスレイヤー
ADV「デーモンズリング」で名乗りを上げたファルコムのRPG。後の名作「Xanadu」「ロマンシア」「ソーサリアン」等の「ドラゴンスレイヤー」シリーズの記念すべき第一作目である。 非常に有名、かつ人気のあったゲームで、当時のパソコンゲームをする者のなかでこれを知らなければモグリである。 断言出来る。
当時の主力機種ほぼ全てに移植された(PC、X1、MZ、FM各種)。
目的は各面に存在する三つ首の「ドラゴン」を倒し、4つの王冠を奪取する事である。 が、事はそう簡単に行かない。
マップは非常に広大であり、敵もたくさん出る。プレイヤーは最初非常に貧弱で、洒落になっていない。 プレイヤーは各所に点在する(!)家に入ることで体力を回復するが、同時にスタート地点の「家」に戻される。
家に入るときに、特定のアイテムを持っていると腕力のパラメータが上がったり、体力の上限が増加する。以上のようなことを繰り返して強くなっていく。ただし、アイテムは一遍に一個しかもてない........(^^;
また、進めていくと魔法も覚えることが出来、相手を凍らせたりブロックを移動させたり、鳥になって自由に移動できたり.........と、色々なフィーチャーがある。 ちなみに、家も動かすことが出来る(これが重要だったりする)。
敵は出現位置が決まっており、そこから一定数(総体で)敵が出現する。最初は相対的に弱いのだが、後半になると強くなっていく。しかし、後になればなるほど敵のグラフィックが間抜けになっていき、その内(「○物君」のフランケンの)「顔だけ」とかマージャン牌、カブトムシに変わっていく(笑) しかし、最初に見ているうちはまだ良いのだが、実際に戦うと洒落になっておらず、ここでかなり泣きをみる羽目になる。
また、敵では無いが画面上のアイテムをかっさらって行く奴とかもいる。こいつらに長い家路についている最中、持っているアイテムをかっさらっていかれると非常に頭に来たものだ。
で、結局いろいろな目に会いながらドラゴンに行き着くと、これはこれでまた大変なことになる。
そう、一回は必ず黒焦げにされるのだ。 絵もちゃんとそうなっており、ぼう然としたような顔をしてそこにたたずむ羽目になるのがおかしかった。
まぁ、一個首落とすと、斜め攻撃が可能で楽だったのであるが..........(^^;;
で、このドラゴンを見事倒して王冠を手に入れるのであるが、これがまた半端ではなくなる。
王冠を手に入れても、全部は持てないので、家と現場を往復することになるのだが、家路の途中、どこにも敵はいない..........? いや、いるのだ。 そう、全ての敵が自分の家の周辺に!!! ここでがく然としたプレーヤーはきっと多かっただろう。(^^;;
そう、苦労して帰ると家の周辺には「マージャン牌」やら「顔」やら「昆虫」やらが一杯いて、絵的には非常に間が抜けているのであるが、プレーヤーは地獄である(苦笑)
非常に泣かされるゲームであった。
ウォーロイド
昔々のアスキーの一画面対戦型アクションゲーム。 借り物である。
ゲーム内容は1対1のデュエルで、二人プレーと対CPUが可能である。 プレーヤーはロボットを操り、左右移動・ジャンプ・銃撃の操作が可能。エネルギー制で、一回の銃撃で1減り、弾に当たると10のダメージになる。最初のエネルギーは.......150か200(記憶に無い)である。 フィールドは複数あり、そこには二種類の「仕掛け」がある。一つはエネルギーの回復(50)するアイテムに、もう一つはダメージを与える機雷である。
基本的に、「銃撃する」「銃撃を喰らう」「機雷に触れる」「蹴られる」でダメージを受け、0になって更にダメージを受けるとそのラウンドは「負け」になる(「更に」と言うのは、銃撃し続けてエネルギーが0になっても「撃てない」だけだからである)。 対人間プレーだと、画面中央上部にある「6個分のバー」(最初は自分と相手の色がそれぞれ3個分占めている)が、勝者側の色に一個塗られてしまう。バー6個が全て自分の色になるとゲームオーバーになる。 対CPU戦であると、自分の色は3個分より増えず、3個未満の時に限り定期的に(5面か10面分か勝利した時に)一個戻るようになっている。
さて、このゲームはコントロールが結構シビアで、レバーを横にいれたら歩きっぱなし。弾を撃つと反動が大きくかかり、空中だと制御が難しい........などと、結構大変である。銃は自動照準なのである意味楽なのだが、それゆえクセもので、結構大変であったりする。 特に至近距離にお互いが入ってしまうと、壮絶なやり取りになり(銃撃・蹴りあいなど)、見ている分には面白くなるが、本人達は必死になるという、なかなかアツくなるものがあった。 しかも、対人間であるとなかなか決着がつかないため(3連敗しないとすぐには負けない)、ほぼ互角の腕になると延々と戦い続け、しかも引くに引けないという壮絶なものとなった(注:経験者がいうんだから確かだ(爆))。
今やっても面白いだろう。きっと...........
尚、何故か知らないがオープニングテーマが良く出来ており、貧弱な音源ながら良い曲を聴かせてくれる。今でも覚えていたりするので、結構気に入っているのだろうと思うのだが............
スターフォース
昔々のハドソンによる「ファミコンから」の移植。テーカン製アーケード版「スターフォース」ではない。
当時のハドソンのMSX用ソフトは特殊で、後のPC-Engineの様なカードをROM型のアダプターに差して使用するようになっていた。同様にして出たものとして、「野球狂」(これは多数の機種に移植された)、「ボンバーマン」(ファミコン版から移植し、更にアレンジ)、「スターソルジャー」(ファミコン版より移植)などが出た。
さて、このスターフォースであるが、前述の通り基本的にはファミコン版の移植となっているが、配色が異なっていたり、微妙なところで違うところが見受けられる。が、これは致命的な問題ではないので無視できた。
しかし、これとは違ったところに致命的な問題が発生する。
当時、MSXは安価ながらスプライトやBASICが使えるなどの利点が有ったが、このスプライトに致命的な問題が有った。
MSXのハードはスプライトは合計32枚まで(単色)で使用できたのだが、「横に4枚までしか表示できない」といった問題が有った。これは、スプライトが5枚以上横に並ぶと、優先順位の低いものから表示されないと言うことである。
さて、このスターフォースは御存知シューティングであるが、当然弾はたくさん出てくる...........しかも、全てスプライトであった。 そう、弾が消える!!!(大爆)
これによって何度も殺されたのは言うまでもない。
しかし、何とかクリアーはした(連射装置のおかげである)。 今となってはやりたくないものである(笑)
スターソルジャー
上の「スターフォース」に同じく、ハドソンによるファミコンからの移植。
上記スターフォースの特性を全部引き継いでいた。
以上!!(爆)
Back To The Future
どこが開発したのか記憶に無いゲーム。借り物。
内容はアクションゲームだが、名前は完全に借り物であり(笑)はっきり言って良くわからないゲームであった。
舞台は町で、プレーヤーは左右とジャンプが可能。右に行っても左に行っても結局繋がっているようになっている。 で、道路をやって来るギャングもどきの様な敵をジャンプで踏みつぶすことが可能。時々鳥にも襲われる。 当然接触したらミスである。
クリアー条件は、町の建物の中から顔を出している「パパ」と「ママ」を救出すれば終了。
はっきり言ってつまらなかった(笑)
ボンバーマン
ハドソン制作のソフト。ただし、上述のスターフォースに書いたような物とは全く異なる。おそらく、一般に認知されている「ボンバーマン」の完全なプロトタイプと思われる。 純粋にROMカートリッジのゲームである。
基本的にルールは一緒だが、キャラクターは異なる。また、一画面制のゲームとなっている点も異なる。 一応、最初から複数の爆弾をおくことが可能。 背景は真っ黒で、ブロックが「レンガ」。プレーヤーは人間で、敵は良くわからない。 少し「ロードランナー」(パソコン版の方)にイメージが近いかも知れない(非常に古いアーケードという感じでもある)。
また、数面に一回特殊なステージが有り、その面では勝手に爆弾をおかれるという、かなり悲惨な状態になる。
難易度はかなり「ぬるめ」であった。
しかし、誰がこんなゲーム知っているのだ..........?
ハイドライドII
上記T&Eソフトの「ハイドライド」の続編。様々な機種に移植された、名作RPGである。
舞台は前作と同様のフェアリーランド。 ただし、マップは前作に比べ非常に拡大され、「街」での買い物や、会話の概念を導入。 そして、「心」の概念を取り入れられている。 また、レベルアップや攻撃法も変更され、さらに10種類の魔法が導入された(ファミコン版ハイドライドは使用できたが、あれはまた「違う物」である。)
ハードとしてはメガロムで、当時としては「画期的」なバッテリーバックアップ方式を採用していた。 広告に曰く「バッテリーバックアップを採用。 寿命は通常で5年。悪条件下でも3年と、ゲームとしては半永久的な.........」云々。 しかし、ちょくちょくキャラクターは消えた(^^;;(DQ4で体験した人も多いと思われるが?)
基本的には方向キーとスペースキー。そして意思決定の為にリターンキーと若干のキーボード(Y/N)、そして魔法の為にファンクションキーの使用で成り立つ。 キャラクターはスタート時にパラメータの割当を好きにできるようになっている。
前作ではスペースキーを押すと「攻撃」になり、押したまま敵に接触すれば「攻撃」になったが、本作では異なっている。 本作においては「ATTACK」「DEFENCE」「TALK」の三つのモードの変更用になっている。
「ATTACK」では文字通り「攻撃」になるが、防御は甘い。「DEFENCE」では防御モードであるが、前作で使用できた「スペースキーを押さずに攻撃」が完全に不可能となっている。そして、「TALK」は文字通り会話モードになる。
また、魔法であるが、「ATTACK」の時に使用することで5種類の攻撃魔法(ファイヤー、アイス、マグマなど.........)、「DEFENCE」時には防御的魔法(敵の方向転換、怪我の回復、サーチなど)が使用可能となっている。使用は「MAGIC」のパラメータの限り使用できるが、魔法のレベルが高くなればなるほど消耗するようになっている。しかしこれは、時間によって回復するようになっている。
本作ではとにかくキャラクターが非常に多くなっている。 これは「市民」と言うキャラクターが導入されたため、そこかしこに誰かいる。ここで、「TALK」モードで体当たりすると、「会話」が始まる。このときに「心」のパラメータが悪いと無視され、ひどいときになると攻撃される。 ただし、良い状態では市民は協力的に情報提供をする(大したものは無いが)。
また、「心」のパラメータであるが、特定のキャラクターを攻撃することによって(例えば市民)減少し、モンスターを倒すことで上昇する(例外あり)。
そして、レベルアップであるが、基本的には前作を引き継ぎ、「経験値を溜めてレベルアップ」なのであるが、腕力は上がらない.........どうするか? 街の僧院(!)で「修業」することで鍛えることが可能となっている。尚、一回当たりが非常に高い.......(^^;;
この「修業」の内容はボクシングで、相手の体力を減らせば勝利である。 勝利すれば更に修業ができるのだが...........しかし、3回目の勝ち抜き以降からは、確実に毎回ぶち込まないと負けるようになっている(仕様である)。
ただし、裏技は存在しており、ESCキーを押しっぱなしにすることで相手の動きがのろくなるので、同じタイミングを保てば勝つことが可能である(笑) ちなみに、20連勝ぐらいはした(^^;;
買い物は金を持って行けば出来る。魔力の上がる杖から、武器、防具がある。結構御世話になるのだ。 さらに道具屋等、数店舗が街に存在する。
さて、このゲームにある「大変な」要素に「クリスタルの回収」があり、これには泣かされる羽目になる。 基本的に5種類(だったかを)集めるのだが、クリスタルはもう一種類ある。それは、「ブラッククリスタル」という物であり、これを「使用する」と「心」のパラメータが減り、体力も回復せず、しかも売れないという、「素晴らしい」アイテムであった。 これは腐るほど手に入る(最初に「御世話」になる敵がもっているので)ので、一時期は「しょっちゅう」捨てる羽目になる(しかし、これを使った金を儲ける「バグ」が存在していたのだが........(^^;; ちなみに、覚えていたりする)。
全体的に「謎」や「仕掛け」が一杯あるゲームで、やっていて楽しかった記憶がある。
地上には街のほかに墓場、塔、砂漠、水路があり、それぞれにそれぞれの仕掛けが存在する。 特に砂漠は重要であり、「砂漠の街」がある。ここには、「地下帝国」への入り口が存在しており、非常に重要な場所なのであるが、条件が満たせないと出現しない(たしか、ブラッククリスタルを持っているとでない)。しかし、「街をわざと出さない」のも必要なところであったりもするので、非常に苦労をした人もいるらしい(管理人は苦労しなかった)。 わざと出さない理由は簡単で、そうすることによってアイテム(Mythtic Drug)を入手するからである(しかも、クリアーに必要だったりするのだ(^^;)。
前半は地上で過ごすが、塔で最強の剣(序盤なのに手に入る(^^;)「レーザーソード」を入手したりと、ひたすら「備え」を行う。で、完全に整ったら「地下帝国」へ突入することとなる。以降、ほとんどここで過ごすこととなる(^^;
地下帝国は、非常に広大で、最初はひたすら狭い迷路で戦い続け、囲まれて、そしてレベルアップをすることとなる。 で、強くなると地下に(実力的に)進めるようになるのだが...........ここからが、非常に面白いこととなる。
このゲームの地下帝国は(確か)地下三階からは非常に複雑になり、「一度画面を抜けてもう一度戻ってみたら、マップが違っていた」という、本当に斬新なトリックがあった。 つまり、「二面性」を持つマップとなり、これが非常に「くせ者」となっていたのだ。 これを理解するのに少し時間がかかったのは、管理人だけではないだろう。きっと............. 本当に「見事」である。
尚、クリスタルであるが、非常に悩んだ記憶がある。どうやっても「レッドクリスタル」が見つからなかったのだ。 これは結局「卑怯」と言ってしまった記憶があった。 少なくても、これを探すのに必死になっていた人たちは多いだろう(まさか「面」を魔法でぶっ壊すとは.........(~_~;;)
また、最後のシーンにも悩まされた。どうやっても最後の敵が見つからず、かなり首をひねったものであった。
クリアーしたことがある人にはわかるであろう。きっと............
本当に「わくわく」するゲームであった。 本当に名作である。
ガルフォース
OVAをベースに、ソニーが作った縦スクロールシューティング。
OVAを見たことがないので、一体どういうストーリーかも良くは知らないが、取りあえずゲーム上では登場キャラ7人で全員女性である。 最初は一人でスタートするが、徐々にその仲間を増やして行くことが可能である。 各キャラクター毎に特性の異なる機体・攻撃法を持つ。
ゲームはいわゆるスターフォース的な感じで、空中・陸上の敵に同一の弾で破壊が可能である。 ただ、舞台はこれのみでなく、途中に点在するカタパルトを使用することによって、宇宙空間に飛ぶことが可能である。 この宇宙空間では、特定の物体を破壊することによって「放り出される(!)」仲間を救出することによって使用可能の機体が増える。 宇宙空間は一定のスクロールによって終了し、地上に戻される。
救出した仲間であるが、地上の特定のポイントに接触することによって現在使用のキャラクターとの交代が可能となっている。
自機は20段階にパワーアップが可能。 ただし、機体によって特性が全く異なり、また使い勝手が違うので、適材適所の運用が必要となってくる。 被弾することでパワーダウン。最終段階で更に被弾すると自機は破損となる。
各面の最後にはいわゆる「ボス級」戦艦が待ち受け、これを撃破することでその面のクリアーが可能となる。 しかし.........強くはない(^^;;
全部で5面ぐらいであっただろうか。 クリアーしてもループする。
ちなみに、当時のLOGIN誌のレビューを見ると、非売品の「Magic Key」なるものがあった。これは、ジョイスティックのポートに差し込むことによって、さまざまな設定を変更可能となる物である(コナミでいう「10倍楽しむカートリッジ」に相当か?)。 これをプレゼントしていた。
尚、同時期には、「SESSION61」という、さまざまなソフト会社による合同企画があった。これは「GALL FORCE ETHERNAL STORY」というアドベンチャーゲームの共同製作プロジェクトであったが、今どき覚えている人は少ないだろう(^^;;
しかし、ガルフォース..........相変わらずストーリーが良くわからん。(^^;;
F1 SPIRIT
MSX時代において、おそらくもっとも輝いていた頃のコナミ製レースゲーム。 SCCによるサウンドもウリであった。 今でもファンが多く、名作の声も高い。
ゲームは、ストックカーレース、ラリー、F3、エンデュランス、F3000を各一戦ずつと、F1を全16戦戦い抜くというレースゲーム。 ポイント制を採用しており、レースで1位9pt、2位8pt、3位7pt..........となっている。ただし、最初はストックカー、ラリー、F3(だったか)の3種類のレースしか出来ない。 しかし、ポイントを溜めていくことによって、更にF3000等のレースに参加できるようになる。 途中経過はパスワード制。 要は「復活の呪文」式である。
最終的に、全レースをトップで走り、F1の最後のレースでトップでゴールするとエンディングとなる。
さて、このゲームで特に秀逸であったのは、車の選択であろう。
最初は「Ready Made」と「Custom Made」の二種類が選択可能である。 「Ready Made」では、あらかじめセッティング済みの三種類の車体から選択が可能である。 しかし、普通はこんなものを選ばない。
「Custom Made」では、3種類のボディ、6種類のエンジン、3種類のサスペンション、3種類のギア、3種類のブレーキの選択が可能となっている。 それぞれが個性的で、特長があり、これがゲーム中に「確実に」影響するのがこのゲームの恐ろしい所である(つまり、「どれを選んでも一緒」という事にはならないのだ)。
以下に「Custom Made」の説明をする。
ボディーは「重いが頑丈」「軽いがもろい」「中間」の三種類があり、加速度と強度が異なる。 しかし、最大速度は変わらないし、接触(相手を潰すのに必要との説有り(笑))を考えてだいたい「頑丈」な奴を選んでいた。
エンジンは個性的な6種類が存在。 燃費と最高速度の関係がある。 燃費が悪いと肝心なときに給油をする必要が出てくるので(燃料切れはもちろんリタイアである)、非常に重要なのだが............ 確か、どのエンジンかは忘れたが、「燃費も良く、スピードが一番速い」エンジンがあった。色々と試して探した事は忘れない(笑)
サスペンションは、コーナーでの「キレ」が違ってくる。最初は無難なものを選んでいたが、腕が上達すると「上級者向け」しか選べない。 まぁ、そんなものか。 尚、上級者向けの物は、同一方向に2段階でステアリングが切れたので、速いといえば速いのだが、慣れるのに時間がかかるのである。
ギアであるが、オートマと中速セッティング、高速セッティングの三種類。 普段はオートマでやっていたが、ラリーだけは都合が悪かったので、中速セッティングの物を選んでいた。
ブレーキ........一番良いものを選んだ。 そう、「ポンピングブレーキ」はこれで覚えた(実話)
最終的に、以上の組み合わせから車を作り、レースに参加する事となる。
レースはいきなり本番から開始。プラクティスは無い。 レバーの上下でギアを換え(オートマのぞく)、左右でステアリング、後はブレーキとアクセルだ。
コースはどのコースも良く出来ている。 そして、必ずピットも設けられている。
さて、ゲーム中では、敵車を潰すことが可能となっているのだが、あまり体当たりをしていたりするとダメージをこちらが受ける。 そして、敵車の中にはやたら頑丈なものもあり、そして自分より速いものもある。 それが青いものだと.........設定上「ライバル」となっている。 こいつがやたら速い。 2位に終わるときは、大抵こいつがトップである。 この「ライバル」との競争がまた熾烈であった。
さて、ゲーム中に、体当たりを頻繁にやったり、スタンドに引っかけたりすると、プレイヤーがすっ飛んだりして(ちょうど、Out Runでコースアウトして看板にぶつかったような物である。ロスタイム)。ダメージを受ける。 このダメージは、「エンジン」「リアタイヤ」「フロントタイヤ」「ブレーキ」の4種類があり、画面の右下部に表示される。
ダメージを受けると、ブレーキなら当然ブレーキが効かなくなり、エンジンなら速度と燃費が低下、タイヤならハンドルの応答が悪くなり、更にまっすぐ走れなくなる。 いずれも致命的になる。 これを修理し、また給油を行うのがピットになる。
ピットでは、ピットレーンに入って停車することで修理、給油を受けられるのであるが、当然ダメージによって回復が変わってくる。 下方向にキーを連打すると動きが速くなるので、ひたすらたたきまくった記憶がある。
ただ、ブレーキが壊れたときは悲惨で、ピットに入っても止まれないという非常に悲しい目にあうはめとなる。経験者は一杯いるはずだ。(^^;;
とにかく、どうにか進めて何週かした結果トップをとれば9pt稼げる事となる。
これを繰り返して、やっとエンディングが見られるのであった。
ちなみに、個人的な思い出としては、やはりラリーであろうか。
非常に道が悪く、ひたすらドリフトしまくってクリアーするのだが...........初心者には辛いコースとなっており、だいたい2速でゲームを進めるのであるが、知らない初心者はオートマでやるために、非常に厳しいものとなる。
そう、だいたい一周が終わるころには、全部ダメージを受けていて、「まっすぐ走らない、曲がれない、燃費が悪い、止まれない」という最悪のコンディションになる。 で、結局ピットに止まれなくてもう一週するころにはリタイアとなる(苦笑)(^^;;
音楽は、非常にレベルが高く、随所にノリの良い「名曲」があった。 また、各レースの種類ごとに曲が容易されているので、飽きることは無い。出来も良く、非常にカッコ良い曲であった。
さて、最後に..........
もし、今このゲームを所持している人がいて、パスワードによる「裏技」(要は「Cheat」)を御存じ無ければ以下の3個を紹介するので、おためしあれ(持っていなかったら........エ○ュ?(爆))
・「HYPEROFF」:ピットでの高速化
・「MAXPOINT」:全ポイント所持
・「MITAIYOENDDEMO(見たいよエンドデモ)」:エンディング開始
.......まぁ、もう12年ぐらい前のゲームだし、良いでしょう?
MSX時代の一番好きなゲームに上げられる名作であった。
王家の谷
非常に古い(上記グーニーズの頃?)コナミのアクションパズルゲーム。
プレイヤーは探検家となって王家の谷の秘宝を求め、ミイラ共を避けながら奥深くへと進んでいく..........というゲーム。 方向キーで左右移動と、階段移動。 ボタンでジャンプまたはつるはしの使用および武器攻撃となる。続編に「エルギーザの秘宝」がある。
ゲームのルールは簡単で、各面にある秘宝を全て集めて扉から脱出すればクリアーになる。 しかし、各面にはミイラが徘徊しており、これに掴まると当然ミスとなる。 一応対抗手段としてナイフが各所にあり、これを使えばミイラを倒すことが可能となるが、ナイフを持っている間はジャンプが出来ず、そしてミイラもその内復活するので、しっかり考えて使う必要がある。
また、各所にはつるはしがあり、ロードランナーのように自分の隣の床を一ブロック(キャラクター)分だけ削ることが出来るが、つるはしを所持している間はジャンプが出来ない。 はっきり言って非常に緊張感がある。
その他一方通行の扉の存在などもあり、非常に頭を使うゲームとなっている。
ミイラにも複数種類が存在し、階段移動がやたら速いやつとか、ただまっすぐ移動するだけとか、ジャンプするやつなど、個性的。 これらをうまく切り抜け、頭をつかって秘宝を頂戴することとなる。
難易度は後半になるに連れて非常に高くなり、パズル要素+アクションが絡んでくるようになると、非常に苦しくなっていく。 いつもどきどきもののゲームであった。
今でも好きである。
ちゃっくんぽっぷ
オリジナルはタイトー製のアーケードゲーム。 パソコン各機種に加え、ファミコンにも移植された。アクションパズルである。 見城こうじ氏が好きだったな.........
プレイヤーは「ちゃっくん」を操り、時間内に捕らわれの「ハート」を救出すればクリアーとなる。 尚、アーケード版は見たことが無い。
「ちゃっくん」は左右方向に動き、上を押す事でジャンプ(背伸び?)をする。が、足場が片足しか乗っていないとジャンプ(背伸び)の長さは両足の高さと比べて半分になる。 NキーとMキーで左右に爆弾を投げ、これで特定のブロックや敵である「もんすた」を倒すことが可能である。
このゲームのコントロールは非常にクセがあり、左右移動で止まらなかったり(ジャンプで止まる)する。特に「動く床」でのコントロールが面倒であった。
武器の爆弾は時限式で、放ってから一定時間の後に爆発する。これにより、敵を倒したり、特定のブロックを破壊したり、「ハート」のある檻を破壊したりするが、結構爆風の範囲が広くこれに当たってミスをすることも結構あった。 しかも、思い通りにコントロールが出来ないとクリアーが出来ない面が存在したので、最初は何度も苦しんだ記憶がある。
まぁ借り物であったのですぐに返したのだが結構記憶に残っているゲームであった。
尚、バブルボブルにはこのゲームのキャラクターや面が存在する。
夢大陸アドベンチャー
コナミの名作「けっきょく南極大冒険」を発展アレンジしたゲーム。 主人公はペンギンで、伝説のフルーツか何かを取って帰還するのが目的.......だったか?
レバーで左右移動・速度調整を行い、ボタンでジャンプおよびショットを撃つ。
基本ルールは「〜大冒険」と同じであるが、かなりの数のフィーチャーが加えられている。
まず大きい物としては「買い物」がある。 これは道中で飛んでくる魚を捕獲することが出来るのだが、これを集めて特定の穴(「〜大冒険」のクレパスと同じであるが、それよりも小さいクレパス)に入るといるエスキモー(イヌイット?)とアイテムを交換することが可能である。
また、この買い物だが、スロットが存在しこれで魚を増やす(減らす)事も可能になっていた(基本的に3回までだが、アイテムによって無限にできる)。 これに熱中した人間はきっと多いことだろう(笑)
やり取りできるアイテムだが、ショットを撃てる「銃」やジャンプの時間が延びる「プロペラ付き帽子」、スロットが無限にできるようになる「ペンダント」にその他特定の敵への耐久力ができるアイテムがある。
ちなみに、この買い物。エスキモーには2種類いて、まともなやつや、グラサンかけた悪徳もいたりして面白い。後、一個だけただでくれるサンタもいる。
次に、面構成が非常に大きく異なっている事であろうか。
前回はひたすら氷の上を駆けていたわけだが、今回は舞台がたくさんあり、地上から地下洞窟、川など多彩にある。そして、その面毎に特徴的な敵が出てくることも多い。
これにより、非常にやりごたえのあるゲームになっている。
また、特定面数ごとに最後に「フリーザウルス」という恐竜と対決することとなる。 これはショットを撃ち込むか、または目の前にある3本の杭を相手の攻撃をよけながら全て地面に打ち込むかで勝利となる。 尚、倒したときに残り時間の末尾が特定の数字だと、(どこから来たのか)複数のペンギンとの勝利のダンスを見ることが出来る(笑)
次に、隠しフィーチャーが豊富にある事か。
代表的なものは、特定の場所でジャンプをすると、羽が横から飛んできたり、アイテムの入った袋が飛んでくることがある。
羽を取ると宇宙空間(!!)へ行くことが出来、隕石をよけつつ大量の魚を入手することが可能となる。 また、アイテムの袋を取ると、「伝説(?)のアイテム」を入手することが出来、非常に進行が楽になる。
その他ショートカットもあったか。
主人公のペンギンにはアクションが非常に多く用意されており、随所でそれを楽しむことが出来た。 これがかなり面白かったように印象がある。
難易度は全体的に高めで、後半になると障害が非常に多く、また時間制限もあるために敵の攻撃のコンビネーションの問題などから非常に苦しむこととなった。 しかし、それでもやり込ませる物があり、非常に熱中して遊んだ記憶がある。
MSXでの傑作ゲームの一つであると思う。
尚、ゲームスタート時に「NORIKO」とキー入力を入れるとコンティニューが無限になるという裏技があった。
しかし、今更ここでこれを書いても意味は.........無い(笑)
(最終更新 1999/05/23)
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