・このページの目的

・環境と条件

• 使用機種：Mac mini(2018)（3.2 GHz 6コアIntel Core i7）　メモリー：32GB　Intel UHD Graphics 630
• eGPU：AMD Radeon RX Vega 56
• macOS Big Sur 11.5.2

• エミュレーター：Parallels Desktop 17 for Mac Pro Edition（外部GPU有効化済み。パフォーマンスに関する設定はデフォルトのママ弄らず）
• エミュレーター上のOS：Windows10 Pro (21H2)
• 管理人のSteamにあるゲームから、3Dを使ったゲームを適当に選びつつ、特に一人称視点型のゲームを重点的に調べる（負荷が大きいものが多いため）。
• ゲーム時の画面設定：1920×1200か1920×1080　フルスクリーンモード（Parallels、ゲーム両方ともに）
• ゲーム時の画質は基本的にいじらないが、自動調整するものについては変更しない。
• ゲームをやるときには、構成＞ハードウェア＞マウスとキーボードより、「マウス：ゲームに最適化する」としておく。
• ゲームプレイは冒頭の数分間（遊べるものは概ね最初の区切りまで・・・やり込むほどの時間はないので）

・実際のゲームの稼働と体感

• ムービーシーンは（起動しなかったCoD:AWやWolfensteinIIなどはともかく）どのゲームも問題ない。ただし、ムービーシーンの間に読み込みが激しいものは、ムービーがカクつくことがある。
• 初回起動時にうまく起動しないゲームが有る。
• 昔のゲームの場合、初回起動時の設定が昔の４：３モニタになっているものが多いので適宜変更する。
• ゲームが始まるときまでの読み込みで色々とデータの読み込みが原因でカクつくことが多い。
• スムーズに動くゲームであっても、視点を動かしたときなどで、描画やデータの読み込みが起きたりするときにカクつく（ネイティブでもそういうのはあるが、その度合いが大きめ）。
• 冒頭のみしかプレイしていないので、重たいシーンも当然有るだろうと思われる

・遊べるゲームと遊べないゲームの違いについての所感と動く可能性のあるゲームの推測

• 3D使用した2Dゲームは問題なく動くようである。
• Call of DutyシリーズやBioshock系はあまり相性が良くないようである。
• 一人称視点型のゲームについては、開発時期などよりは「きれいで」「細かい描写をする」「オブジェクトが多い」タイプのゲームが負荷が多いためか、読み込み等の負荷が多く遊べなかったり不具合があったりするようである（HITMAN系、Everybody's Gone To The Raptureなど）。このタイプの場合、2010年代後半のものはまず遊べない可能性が高いと思われる。
• 一方で「きれい」ではあっても配色等の「センスの良い」タイプで「細かい描写をしない」「オブジェクトが多すぎない」ものについては問題なく遊べる物が多いようにみえる（Epitasis、RiME、Shape of World）。
• 普通に動くようでも細かいラグが生じるものは、スピードやタイミング勝負のゲームには向かない可能性がある（RUINERなど）。
• 3DFPS系のゲームの場合、グラフィックカードについては、ストアページの「最低」ラインのところがAMDならRadeon 6XXXX、NVIDIAだとGTX 4XXぐらいなら動くものが多いようである。これは2010年「頃」に販売しているので、その近辺のものならば遊べるチャンスが有る、と見ても良いかもしれない。
• マシンパワーが今回のテスト機よりない場合や、あるいはeGPUがない場合はおそらくもっとボーダーは落ちる

• ライトなゲームは動く可能性が高い。
• 3DFPSなどの一人称視点型のゲーム以外ならば、３Dを駆使したものであってもそれなりに遊べる可能性が高いかもしれない。
  
• 一人称視点型のゲームの場合、「きれいで」「細かい描写をする」「オブジェクトが多い」ゲームは難しい可能性が高い（特にビッグタイトルほどその可能性が高くなる傾向か）。そうでない場合は動く可能性がそれなりにある。