1996年1月 オフブロードウェイの劇場 『ニューヨーク シアター ワークショップ』での
開幕当日、 作者のジョナサン・ラーソンは 大動脈瘤破裂で 急死。

それまで、’89 劇作家 ビリー・アロンソンの企画(プッチーニのオペラ ラ ボエームの現代版を・・・)から始まり 7年の歳月をかけて 練りに練られてきた ロックミュージカル 『RENT』(家賃と言う意味)は
作者死亡の当日、衝撃的な幕開けをした。

その為にではなく、楽曲の素晴らしさの故に その年、ピューリツァー賞(ドラマ部門)、トニー賞最優秀作品賞、  音楽賞、脚本賞 その他沢山の賞を受賞し 瞬く間にブロードウェイに進出。 アメリカツァーを皮切りに 世界中のツァーへ。

今回は、得意の文化村ではなく 新宿厚生年金ホールへ。

オペラ『ラ ボエーム』と 筋書きはそっくりだが 場面はニューヨークのイーストビレッジのロフト。

登場人物は、貧乏な夢を追う芸術家。但し、殆どみんな ホモでエイズに感染していると言う設定。
ミミは、お針子ではなくて 場末のストリッパーで ヤク中でエイズ。 自分の納得の行く仕事をする為に       稼げれば良い・・・だけの仕事を拒否している。 それで、貧乏を強いられているわけ。

そのうち、仲間の一人がエイズで死亡。 内容的には暗いテーマのようだが、根底に流れるのは
今日を大切に、精一杯生きよう! という 私の常日頃テーマにしていることと同じ。

本当に感動する曲が多かった。 DVDを買って ちゃんと覚えよう!と思った。(新星堂に注文した)

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