東京オペラシティ コンサートホールで。
アメリカ サンフランシスコを拠点に世界各地で年100回も コンサートを行っていると言う
男性ア・カペラのグループ。 カウンターテナーからバスまで 12人の男声による
ルネッサンス時代の教会音楽、ゴスペル そしてジャズ。
今回は5回目の来日とのことで、流暢な日本語でのご挨拶もあり、
『サクラ』や『荒城の月』、『ずいずいずっころばし』など日本の歌も数曲。
アレンジもお洒落で 中々の出来映え。
カウンターテナーは 私なんかが逆立ちしても出ないような 高音を
澄んだ(クリアな)声で歌うが、鬚を生やしたオジさんが歌っているのを目の当たりに見ると
なんか ちょっと 奇妙だった。
以前聴きに行った 『ヴォーカル サンプリング』(これも 男声だけのア・カペラ グループ)
のように、パーカッション 等 声による楽器の演奏はなくて(アンコールでジャズをやった時に
ラッパのような声は出したが・・・)もっぱら 人声によるコーラスではあるが、
絶妙のアンサンブルが素晴らしかった。
音響も照明も不要だし、楽器を運ぶ必要もないから 演奏旅行も随分手軽だろうなあ。
勿論、日頃の練習は 大変だろうけど・・・