マシュウ・ボーン の 『白鳥の湖』 は 素晴らしかった。
実は、タイトルと音楽の一部は知っていたけど、
詳しいストーリーは良く知らなかったのでした。
古典のバレーでは、白鳥はみんなメス(女性が、短いチュチュを着て
踊っている)だけれど、マシュウ・ボーン版では、
白鳥はみんなオスで、どちらかと言うと獰猛な感じさえあり、
力強く、チョット怖いくらい。
女王の君臨する王室の雰囲気が好きになれず、いかがわしい女と
親しくなったり、酒浸りになったりする気弱な王子は
ついに、自殺を考えて・・・ そんな時、湖の白鳥に勇気づけられ
果ては、その白鳥に恋? 古典バレーと言うと、セリフも歌もないし退屈・・・と言うイメージが強かったが
この舞台は、基礎知識がなくても十二分に楽しめる。 もう一度見に行きたい舞台でした。