昨夜は、温泉に入っては酒(誰かが持参のくどき上手と言う山形のお酒)を飲み
ひとしきり飲んでは 又温泉に入り・・・
『酒と薔薇の日々』ならぬ 『酒と温泉の一夜』を過ごした。
今朝は、ホテル(ではなくて旅篭と歌っている)のミニバスで
谷川岳ロープウェイ入り口まで送ってもらった。道すがらの山道は、今を盛りの紅葉で 黄色や赤の微妙な色合いがえも言われず美しい。
谷川岳は、既に紅葉の盛りは過ぎ 枯葉状態だが青く霞んだ遠い山山が 幾重にも重なり 水墨画のようだ。
ロープウェイが、ガタンと引っかかって落ちて死ぬと怖いので、手すりにしっかりつかまりつつ 景色を堪能。
終点から 二人乗りのリフトに乗り継いで 更に登る。もう直ぐ スキー場を開場するらしく、
新しいリフトの建設や人口雪製造機のテストに 余念がない。
(例年通りだと、11月中旬から雪が降り始めるそうだ)
そこで、偶然に出会った 東京の知り合いが、ここまで来て、一の倉の雪渓を見ないのは 馬鹿だ!との
強いお勧めがあり、予定外だったがタクシーを頼み
一の倉の雪渓を見に行った。
中央に白く見えているのが
万年雪で、その手前右手に
断崖絶壁がある。
ロッククライミングの名所だそうで、遭難して亡くなった人も
大勢いるのだそうだ。近くに その慰霊塔まであり、あまり死者が多く出るので 冬はロッククライミングを禁止したそうだ。
そこに山があるから・・・危険だと知りつつ どうしても登るらしい。
踏み外したら 命はないというのに 気が知れない。(山男に殴られそう)