サントリー大ホールで ウィーンフィルを聴いた。 感動した!
以前、夏休みにウィーンに行った時、彼らの本拠地である ウィーン楽友協会大ホールで
聴いた時も、心底感動した。(その時は、チケットを取るのがものすごく大変だったので尚更だったかも)
去年、サントリーホールで別のオーケストラのコンサートを聴いたときと同じホールとは思えないほど
今夜は、夫々の楽器の音色が違って聞こえた。 バイオリンにしろ、管楽器にしろ まろやかで美しい。
どんなに力強い部分も、固い音ではなくて 柔らかい。 しかも、十二分に力強い。
当初の予定の指揮者(80歳のサヴァリッシュ氏)が 病気入院とのことで
ドイツの若手(と言っても 44歳、10年前にボロニア市立劇場の首席客演指揮者になっている)
クリスティアン・ティーレマン氏に代わったが、 これまた 踊るように表現豊な指揮振りで
音楽も一層盛り上がるし、観ていても 楽しいし・・・ で、 チケット代は結構高かったけど
許しちゃう。
一部は、リヒャルト・シュトラウスの歌曲で、アメリカ人のバリトン トーマス・ハンプソン
(メトロポリタン歌劇場に、’86 フィガロの結婚のアルマヴィーヴァ伯爵でデビュー)
艶のある良い声で 素晴らしく良く通るが ドイツ語なので 意味は良くわからん。
対訳が、プログラムの中に載っているけど 音を立てずにページをめくるようにと 注意書きがあり
思うようには読めなかったし・・・・
実は、ギリギリで家を出たところ(その前の用事が終らなかったので)、道路が混んでいて
結構、運転の上手いタクシーに当たったのではあるが、それでも開演に間に合わず。
一曲外で待たされて・・・・ チケット代から鑑みて 数千円の損失であった。