〜過去の愚痴、日記、あるいは更新履歴〜


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20205/08/05
 さて、昨日は職場Hで無職していましたかね。
 朝はいつもどおりに起き出しましたけれども。まぁ、朝から暑さにうんざりしましたかね......で、体調を見つつでしばらく過ごしていましたが。まぁ、問題なく動けるということでそのままいつも通りに過ごしていましたけれども。ただ、なんかまぁ、自律神経にはあまり優しくないのか、少ししんどさもあるような、という感じで過ごしていましたか。
 で、とりあえずはいつもどおりにやって出ましたかね。
 職場についてからは、特になにかということもなかったのでそのまま無職状態、ということでまた映画やら見つつで過ごしていましたけれども。それ以外はまぁ、調べ物していたりやら、同僚との雑談やらで割とのんびりとやっていまして、そのままマイペースで過ごしていましたかね。
 で、時間で撤収しましたが帰りの電車はなんか一部がやたらと遅れていまして、帰りがやや長引きましたが、そのおかげでホームでじわりと汗をかいてなかなかにしんどかったですかね。そして買い物やらして帰宅しましたが、タイマーで空調を入れておいたのは正解だったなぁ、と。
 そして帰宅後はゆっくりとやっていましたけれども。まぁ、特に急ぐようなものもなく、慌てることもなく、ということで割とマイペースでやれたかと思います、はい。
 良い事です。

 そして昨日はかなり暑い一日。
 朝から気温が猛烈に高く、7時台で30度超えとかなかなか素敵な天気でしたかね.....天気は晴れていまして、雲もまぁ出てきたりはしましたが、厚めの雲ということもなく、基本的には晴れ間が圧倒的優勢という感じでして。通勤時に部活っぽい子どもを見ると大丈夫か心配になるものがありましたが......
 まぁ、真夏の一日という感じでしたが。諸々とピークですねぇ。

 で、見ていた映画が「デッドマン(Dead Man)」。
 1995年/121分/アメリカ/白黒。監督・脚本:ジム・ジャームッシュ、製作:ディミートラ・J・マクブライド、音楽:ニール・ヤング。ウィリアム・ブレイク役にジョニー・デップ、ノーボディ役にゲイリー・ファーマー、コール・ウィルソン役にランス・ヘンリクセン、コンウェイ・トゥイル役にマイケル・ウィンコット、セル役にミリー・アヴィタル、チャーリー・ディッキンソン役にガブリエル・バーン、ジョン・スコフィールド役にジョン・ハート、ディッキンソン社長役にロバート・ミッチャム。
 ストーリー:西部開拓時代の頃のアメリカ。鉄道に乗ってマシーンという街にやってきたウィリアム・ブレイクは、会計士の仕事を得るためにディッキンソン金属工場に採用通知を持って行くが、結局職を得られなかった。途方に暮れつつ街で夜を過ごすと、花売りのセルと言う女と出会い一夜をともにするが、部屋に男がやってきて痴情のもつれからセルを射殺。セルを貫通した弾を胸に受けたウィリアムであったが、セルが隠していた銃を使って男を射殺して闘争する。しかし射殺した男はディッキンソン社長の息子で、社長はウィリアムを捉えるために殺し屋3名を雇うのであった・・・・
 ということで、ジム・ジャームッシュのBD-Boxの2つ目にある最後の作品なんですが。時代順では「ミステリートレイン」のあとに「ナイト・オン・ザ・プラネット」があって、本作となるのですが、「ナイト・オン・ザ・プラネット」はすでに何回も見ているのでこちらを見た、という形になりますけれども。
 話としては結構ファンタジーな感じでしたかね。
 インディアンとの旅のなかで、色々と詩が出てきて、また詩的な雰囲気(とやたらと俗的)な中での魂の旅へと、という形の話になりますが。ストーリー的には特に複雑なものはないですが、不思議な雰囲気を持っていまして。そこにジム・ジャームッシュらしい独特の間で進んでいくので、見ていて個人的には楽しかったというか、良い雰囲気で楽しめましたか。
 映像も白黒でコントラストがはっきりしていまして、これがまた映像を映えさせていましたけれども。マシーンの街の絵もそうでしたが、自然の中での映像がまたきれいでしたかね......遠景みたいなショットはあまりありませんが、コントラストを活かした映像となっていたかと思います。
 そして音楽も派手さもないものの、効果的に使われていまして。この監督の作品では音楽は要所で使われますが、この作品でもうまく使われていますね......
 そんでもって、キャラクターがまた強烈でしたかね。主人公もまさかこうなるとは思わず、あの「ひ弱な良いところ出身の会計士」だったのが、立派なガンマンみたいになってしまって、まぁすごい。またノーボディとのやり取りや、その中で出てくるキャラクターの描写が良かったかと。そして、追跡組やら途中で森に出てくる3人組とかのキャラクターのクセの強さがまぁ、強烈。特にコール・ウィルソンの設定がえげつなかったですかね.....何だあれ、と。
 ただ、おそらくストーリー的には主人公の名前でも使われているイギリスの詩人ウィリアム・ブレイクのことを知らないとわからんものも多いのかなぁ、という気もしましたが。基本的なラインでは知らなくても問題はないと思いますけれども、深いところまで行くとまたなんかテーマがあるのかなぁ、とは思いましたかね。
 ここらへんは知識がないのでちと語れませんが。
 そして、俳優陣は良かったですかね。実はジョニー・デップが主演となる映画を見るのは初めてでしたけれども、この人も独特の存在感がありましたかね。ただ、個人的にはノーボディ役のゲイリー・ファーマーの演技が結構好きでして、不思議な役をよく演じたなぁ、とも。そしてクセ強連中ですね.......追跡者たちがなんであそこまでクセが強いのか、と思えるんですが、それをきっちり演じるんだから役者後からは大したものだと思います。
 そして地味ながら特別出演的に出てくるジョン・ハートとロバート・ミッチャム。やっぱりクセが強いんですが、こういう感じのどこかコミカルな演技ってのはあまり見たことがなかったので、今回はそれを結構見れて面白かったです。いや、なんかこの二人はこういうイメージ、というのがどこかあったんですが、それを覆すような感じの演じ方でしたので。やはりすごいんだなぁ、と。
 ま、かなり不思議な作品ではありますが。ジム・ジャームッシュの持つ独特の空気感が好きならば間違いなく良いかと思います。
 個人的にはおすすめですかね。

 しかしウィリアム・ブレイクですか。
 時折この人はロバート・ブレイクとなぜか間違ってしまうんですが。ふたりともイギリスの人ですが、ロバートの方は政治家ですね、はい。
 ちなみに、ウィリアム・ブレイクが詩人、というのでこの作品に出たときには「桂冠詩人の人だっけ?」とこれまた勘違いしていまして。マイク・オールドフィールドの曲で詩が使われていたなぁ、遠思って後で調べたらそっちはベン・ジョンソンでしたか。
 なんか色々とごっちゃになっていますね、はい。
 ただ、イギリスの愛国歌として、「第二の国歌」的な扱いで有名な「エルサレム」の詩を作った人というのは覚えていまして......この曲、ロンドンオリンピックでも使われていましたが、初めて聞いたのはモンティ・パイソンのスケッチだったりします、はい。映画の「炎のランナー」の原題「Chariot of Fire」の元ネタでもありますか。
 実際に「炎のランナー」のラストシーンで歌われるのはこの曲ですが........

 ま、こんなところで以上で締めるとしますかね。
 さて、今日は火曜日ですか。ひとまずは何もなければ職場内無職で過ごす予定です、はい。まぁ、多分そうなるのだろうとは思いますが......そうでなく忙しいときは職場が結構やばいときですので。えぇ、閑散期に緊急事態というパターンの時になるかと思いますが、まぁ多分大丈夫でしょう。
 マイペースで過ごせればと思います、はい。

 ということで以上で。
 また、後日.......




2025/08/04
 さて、昨日は休養の一日でしたかね。
 朝はいつもよりはゆっくりとやっていましたけれども。まぁ、土曜日に3時間半寝ていると寝付きがあまり良くない、なんて思っていたら普段よりも遅めでしたがあっさり寝まして.......で、まぁいつもよりは1時間半ぐらい遅めに起き出しましたか。
 で、とりあえずそのまま体調を見つつ過ごしていましたが。とりあえずは動けるので買い物は行くことにしまして、とりあえずとっとと行ってきましたかね。まぁ、10時を回ると人も増えて気温も高くなり、ということで何かと負担が増えるので、近所の早く開いているところでとっとと行って帰ってきましたが。
 そしてそのまま午前中はゆっくりやっていましたかね。
 午後になってからは映画を見て過ごすなどしていましたけれども。基本的には、かな〜りダラダラという感じでやっていまして。振り返っても珍しいレベルでダラダラという感じでやっていましたか。
 まぁ基本的にはのんびりとやっていた一日になったのではないかと思います、はい。

 そして昨日も暑い一日でしたか。
 朝から気温が高かったですが。8時前には30度に到達したようですけれども、まぁとっとと空調いれてしのぎましたかね。自律神経が危なっかしいときに高負荷かけられませんので、とっとと環境を整えておきたいという。ま、買い物とかの外出は手早くやらんとどうなることやら、という感じが。
 一方天気の方は結構雲が多い一日でして、割と日光は遮られることが多かったですか。湿度も気温も高いので蒸し暑いですが、直射日光がないだけで負担は少し減るという。まぁ、ここに寒気が入ると豪快に荒れるんだろうなぁ、と思いながら外を見ていましたけれども。特に大きく崩れませんでしたかね。
 短期決戦で一気に降って気温も下げてくれるとよいのですが。

 で、見ていた映画が「ミステリートレイン(Mystery Train)」。
 1989年/110分/アメリカ。監督・脚本:ジム・ジャームッシュ、製作:事務・スターク、音楽:ジョン・ルーリー。ジュン役に永瀬正敏、ミツコ役に工藤夕貴、フロント係役にスクリーミン・ジェイ・ホーキンス、ベルボーイ役にサンク・リー、ルイーザ役にニコレッタ・ブラスキ、ディディ役にエリザベス・ブラッコ、ジョニー役にジョー・ストラマー、ウィル役にリック・アビレス、チャーリー役にスティーブ・ブシェミ。
 ストーリー:アムトラックでテネシー州メンフィスを訪れたジュンとミツコは、エルビスの邸宅に行く予定がカール・パーキンスが収録したスタジオへ。その後、夜にホテルに宿泊することになる「Far from Yokohama」。空港で予約が取れず街に出たルイーザは、人の良さからトラブルに。そして深夜の街を避けるためにホテルに入ると、カネがないために宿泊拒否をされたディディと出会い、せっかくなのでと相部屋で部屋を取ることになる「A Ghost」。職場を首になったジョニーは、酒場で銃を取り出すなど不安定に。手を焼いた仲間がジョニーの友人のウィルと義兄のチャーリーを呼び出すが、途中で寄った酒屋でジョニーは発砲してしまう「Lost in Space」の三編の物語。
 ということで、ジム・ジャームッシュの作品集の第2弾を買っていたので、そこから、なんですが。一応、時代順に見ているんですけれども。
 とりあえず、取っ掛かりがややしんどい作品でしたかね......ま、話としては3つの物語が収められたオムニバスなのですが、それぞれの物語で同じ日の同じホテルに宿泊することになるという形式なのですが。変なところでそれぞれがクロスしていまして、後半になってくると面白くなっていくという感じでしたか。
 ということで、最初の「Far from Yokohama」が今ひとつ面白くないというか合わなかったですね.....演技が、というのも少しあるとは思いますが、なんか雰囲気にあっていないというか、なんかチグハグというか、微妙な感じが入ってこれなかったんですが。ただ、その後の「A Ghost」からがシンプルにジム・ジャームッシュらしいというか、人間ドラマがあれこれと濃くなっていきまして、それがさらに他の話とクロスオーバーしていくのが見えてくると面白くなってくるという。最後の方は「あぁ、この監督らしいわ」と思えるので、結果的には楽しめましたかね。
 どこか客観的ながらどこか人間味のある、そしてところどこくせのある連中が見れて、それをまとめられるというのは本当に面白いですかね。この空気感は結構好きなんですが.......ま、ある意味この次の作品になる「ナイト・オン・ザ・プラネット」へとつながっていく感じもあるのかなぁ、とも思いましたかね。
 なので、最初の話が今ひとつ合わない、という人はなんとか耐えてからが面白いかと。合う人は問題ないかと思いましたか。
 で、役者陣についてはまぁ、色々と。
 個人的には日本人2名は今ひとつというか、上述の通りなんかチグハグに見えて評価低め。一方でフロント係とベルボーイが妙なクセを見せてくるんですが、後半になるほど面白く描かれているのもあってか、なんか良かったですかね。そして「A Ghost」でのルイーザ役にニコレッタ・ブラスキ(この人、ダウン・バイ・ローの女の人ですね)が結構印象的でしたが。ただ、一番は最後の「Lost in Space」でのメイン3人組ですか。まぁ、クセが強い話ですのでインパクトが強いんですが、そのクセに耐えられるというか、存分に発揮するということで非常に印象的でしたか。まぁ、愚痴りたくなる、確かに。ひどい話なのにどこか笑え、それを存分に演じられるのはすごいものだと思いました、はい。
 ま、独特の間と空気感のある監督の作品なので、合う合わないは割とあるかと思いますけれども。派手に、とか連続した真の連続みたいなのが好きな人にはあまりおすすめできないと思いますが、じっくりと間のある人間ドラマの描き方がされる作品が好きならば十分おすすめかと。
 個人的にはおすすめしたい作品でしたかね。最初がしんどいですが。

 そういやこの映画、エルビス・プレスリーがとこどころに出てきますが。
 メンフィスがプレスリーの出身地って全然知らなかった上に、更にはカール・パーキンスも知らないので、知らなくても大丈夫か心配になってしまいましたが。まぁ、プレスリーがロック歌手だ、って知っていればとりあえず大丈夫っぽかったので良かったですが。
 まぁ、知らないとそんなもんだというところでしょうけれども。「キング」がプレスリーを指す、ってのは彼がなんと呼ばれていたのか、というのを知っていたのでまだすんなり理解できるんですが、しかしプレスリーの曲をそんなに知っているわけでもないので、やはりピンとこない。
 知っていたらまた違うんだろうとは思うんですがね......そういうのが好きな人は特に食いつくのでしょうか。
 一方で、今エルビス・プレスリーの名を聞くと、個人的には「エルビスサンド」を思い出すんですよ、えぇ。漫画「鍋に弾丸を受けながら」で知ったやつですが、検索すると色々とトチ狂った何かが出てくるんですけれども......でも、美味しいという評価が普通なんで、まぁすごいもんだと。
 すごいものなんですが、それに加えて凄まじいカロリー量の話が......ま、カロリーと美味しさは一般に比例関係ということもあるならばさもありなん、と思わなくもない.......

 で、昨日はさらにもう一本映画を見ていまして。
 これは過去にも見ていたやつですが、「アンダルシアの犬(Un Chien Andalou)」でして。まぁ、IVCからDVDを以前買っていまして、それは持っているんですが、少し前にBD版が出ていまして。で、買うかどうか悩んでいたんですが、もう販売も終了したということで在庫しかない上に、結局逃すといつ出てくるかわからんなぁ、ということで結局買ったんですけれども。
 ま、見るのは結構久しぶりだったんですがね......やっぱりヒデェ(褒め言葉)。
 とりあえず、DVDもBD版もIVCが出しているものなんですが、主な違いはやはり画質でして。ノイズは結構残っていますが、だいぶクリアーになっています。DVD版と見たあとで比べてみたんですが、DVDの方で白飛びして良くわからないものなんかがちゃんとクリアーに文字が見えたりしましたので。だいぶ違ってくるんだなぁ、と。まぁ、よりグロテスクさが増しているシーンが多いっちゃぁ多いんですがね......
 あと非常に大きな違いは音楽ですか。BD版は冒頭に1960年に、監督であったルイス・ブニュエルの監修で音楽をつけた旨が示されていまして、そのバージョンが収録されていますか。DVD版とはまただいぶ音楽の方向が違うので、それはそれでという感じですが、監督の意図したものという点ではBD版のほうが良いのでしょう。
 にしても、本当に久しぶりに見ましたが。  何度見ても「ポカーン」としてしまう作品ですが。妙なパワーは有るという困った作品ですよね.....まぁ、初めて見たときは大学図書館のLDだったんですが、そこでポカーンとし、LD付属の解説に「こんな夢を見てみた、で作った」という話である意味納得しつつ不思議に思い......で、DVDみて改めてポカーンとしていたんですが。今回BD見てやっぱりポカーンとするという。
 まぁ、夢における不合理な連続性みたいなのはきっちり出ていますけれども。フロイドの夢診断みたいなやつの影響は非常に強そうではありますが、なんであれ急転しすぎて何がなんだかさっぱりだよなぁ.....まぁ、そういう作品ということで終わってしまいますけれども。シュルレアリズム全開の作品をあれこれ言ってもしようがないんですが、まぁ......

 ということで今日は以上で締めるとしますかね。
 さて、今日から一週間が本格化ですが。でもまぁ、閑散期の職場内無職予定です、はい。それでも時折人が来て相談事持ってくることがあるので、どうなるかはわかりませんけれども。まぁ、でもお盆明けまでは顕著に人が少なくなりますかねぇ......外であれこれという人も多いですが。
 とりあえずはまぁ、のんびりやっていこうとは思っています、はい。また映画でも見て未見のやつを見ていく感じになるでしょう。
 体調もありますからマイペースでやっていきたいです。

 ということで以上で。
 また、後日.......




2025/08/03 過去ログの整理をしました。
 2025/07分の「愚痴、日記、あるいは更新履歴」を整理しました。

 さて、昨日は休養の一日でしたかね。
 朝はアラームでいつもの時間に目を覚まし・・・動けず。10分ぐらい遅れて起き出すという、割と珍しい朝となりましたかね。そして起き抜けも調子が今ひとつ、というところで金曜日からの微妙な体調を引っ張っている感じがだいぶありましたか。
 ま、自律神経かなぁ、とも思いつつとりあえずはいつもどおりに過ごしまして。そのままパウチの交換やらごみ捨てやらのルーティーンで過ごしていましたかね。外の方は台風9号の影響で層がバラバラの雲が結構な寮ありましたが、気象関係のアプリでは雨雲通過中、となっていたものの降らず。しっかり降ったあとはありましたが、それ以降雨は見えませんでしたか。
 そしてその後は掃除やらやっていましたが、終わった辺りで晴れ間も見え始めたので洗濯機を回しまして。洗濯物を干してからは午前中はゆっくりとやっていましたかね......というか、まぁ乾くのが早い早い。天気が回復して強烈な日差しに猛烈な湿気、というなかなかの組み合わせでしたか。
 で、午後になってからは調子が落ちてきまして。
 じゃぁ、寝るかと寝たんですが、3時間半ぐらい寝ていましたかね。体調がよろしくない証拠だなぁ、と思いつつ起きましたけれども。まぁ、自律神経関係かなぁ、と......台風9号が響いているんですかねぇ。
 ま、その後も大人しく過ごしていましたけれども、なんか久しぶりに「ガッツリ低空飛行」している感じではありました。
 とりあえず、調整のための一日にはなった感じですかね、はい。

 ということで今日は生存報告。
 さて、今日は日曜日ですか。取り敢えず今日は買い物には出たいかなぁ、と思っていますけれども。それくらいであとは体調を見つつゆっくりやりますかね。体調次第で諸々変わる一日なのかなぁ、と思っていますが。
 まぁ、マイペースでやっていきたいです、はい。

 ということで以上で。
 また、後日......




2025/08/02
 さて、昨日は職場Hで無職な一日でしたかね。
 朝はいつもどおりに起き出しましたが、少し体の方は重た目でしたけれども。気温は少し下がっていまして、窓を開けたら風も少しあってか、ここ数日の朝よりは楽な感じになりましたかね。そしてそのままいつも通りにやりつつ、朝食やらとってマイペースでやっていましたかね。
 ま、とりあえずはいつもどおりに過ごしていましたけれども。天気だけは気になりましたので、対応できるような物を持ってとりあえず出ていきましたかね。
 で、出勤してからは少しあれこれと作業をやっていまして、それが片付いてから午前中は映画を見ていましたかね。
 午後になってからは今ひとつ気も乗らず、という感じでゆっくりと過ごしていまして。部屋に誰もいないので、まぁなんか気が抜けるものはありましたかね。そして、そのまま過ごしてから時間で撤収しましたかね。
 で、帰宅してからはゆっくりとやっていましたけれども。なんとな〜く疲れたというか、そういう感じになりましたか。
 ま、天気もあるからですかね。なんか、水木よりは少し気合がない一日でした。

 そして昨日は不安定な一日。
 台風9号の接近もあってか、朝から雲が多かったですかね。北風がそこそこありまして気温はやや抑え気味。外へ出ても日光が少なくて風がある分だけ、通勤は少し楽でしたか。日中は時折猛烈な雨になったりやら止んだりやらで落ち着かず、でしたが。帰る頃には小雨で、そしてそこまで気温は高くないものの猛烈な湿気、という感じで蒸し暑い状態に。
 まぁ、体にはあまり優しくない一日だったと言えるでしょうかね。

 で、見ていた映画が「ナバロンの要塞(The Guns of Navarone)」。
 1961年/157分/イギリス・アメリカ。監督:J・リー・トンプソン、脚本・製作:カール・フォアマン、原作:アリステア・マクリーン、音楽:ディミトリ・ティオムキン。キース・マロリー大尉役にグレゴリー・ペック、ミラー伍長役にデビッド・ニーブン、スタブロ大佐役にアンソニー・クイン、ブラウン役にスタンリー・ベイカー、フランクリン少佐役にアンソニー・クェイル、スピロ・パパデモス役にジェームズ・ダーレン、マリア・パパデモス役にイレーネ・パパス、アンナ役にジア・スカラ。
 ストーリー:第二次世界大戦中の1943年、エーゲ海にあり、トルコに近いケロス島に英軍の将兵2000名が孤立。特に戦略的に重要でない位置ではあったが、ドイツ軍はトルコに対する示威行動としてこの島を狙っていた。この部隊を撤収させる必要があった英軍であったが、そこへ通じる水路の途中にはドイツ軍が制圧しているナバロン島があり、しかもその断崖絶壁を要塞化させ、艦船を狙える砲台が設置されており、難攻不落となっていた。撤収するための艦隊を派遣する作戦の1週間前に、連合軍はこの要塞砲を破壊するための精鋭部隊を派遣させるが.......
 ということで、30年近く前に大学のLDで見た記憶のある作品だったりするんですが。それ以来見ていなかったんですが、セールで安くなっていたので購入し、ものすご〜く久しぶりに見ることにしたんですけれども。
 いやぁ......娯楽大作でしたかね、はい。作戦内容は覚えていまして、更に所々はよく記憶していましたが(造反者とか)、基本的にはあんまり覚えていなかったので、一からという気分で見ていましたけれども。
 なんというか、結構面白い作品でしたか。オールスター揃えた昔ながらの娯楽戦争映画の大作、という。まx,ハズレないというか。
 一応、架空の島々に作戦となっていますけれども、「まぁ、ありそう」という感じの物語にはなっていまして。タイムリミット付きでの少数精鋭による潜入破壊工作となっていますので、緊張感は当然増してくるんですが、その描き方は良かったですかね。しかもちゃんと作戦の最初から最後までを描いていますので、どうなっていくのか、というというものがちゃんと描かれているという。
 そして各登場人物の人物描写が良くできていまして、集められたメンバーの背景やら考えというのはよく出ていまして。一癖も二癖もある連中ですが、それぞれの悩みやら葛藤(特に戦争に対する考えというか)やらが、そして各人の活躍や死などもうまいこと入れられていまして、それがこの作品の良さにもつながっていたかと思います。そういうところで、脚本もそうですが、描かれ方というのは良かったのではないかと。
 まぁ、もっともパパデモス(弟)の戦い方というか最期は「なんで?」だったりしますが......実際に戦場だとあんな感じになるんですかね.......相対したドイツ軍士官もそうなんですが。これだけはなぜか気になってしゃーない、というのはありましたが。
 役者については文句なく良かったかと思います。
 それぞれの背景がありましたが、各自それをちゃんとやっていた、という感じでしょうか。というか、見ていて真っ先に「みんな若い」とか思ってしまうものはありましたけれども。グレゴリー・ペックも結構若いですね......しっかりした演技でしたが。ただ、他のメインになっているアンソニー・クインやデビッド・ニーブンもかなりクセが強いながらしっかりと印象的でして。グレゴリー・ペックがある意味素直にやっているとしたら、この二人はかなり濃ゆい感じがしましたか。というより、見ていてアンソニー・クインって「漁師」って感じの格好がよく似合うというか、ハマっているというか......ものすごくしっくり来るなぁ、と。始めてみたのはフェリーニの「道」でのザンパノでしたが、大体ザンパノかこの漁師みたいな格好か、というイメージで定着してしまいそうです。
 なお、デビッド・ニーブンは個人的には「ピンクの豹」のイメージが強かったりしますが。どこか軽妙な感じの演技がよく似合います、はい。それはそれでかなり難しいんですけれども。
 ま、第二次大戦ものの戦争映画ですが。個人的には娯楽性も高く、見ていて面白いなぁ、と改めて思えましたか。
 個人的にはおすすめです。

 ちなみに、ナバロンの要塞の爆発を見ていてふと思ったんですが。
 あれ、地元の村は崩れ落ちた要塞が生じる波によって結構被害があったんじゃないか、とか思ってしまいましたかね........まぁ数日前に津波警報まで出ていたからか、なんとなくそんなことを思ってしまいましたけれども。
 そして装備品諸々もついついてみてしまいますが。まぁあまりドイツ軍の装備に似せてきていないというのは......ただ、量は非常に多く揃えていまして、冒頭の謝辞からするに結構な協力を得られたんだなぁ、とも。
 なお、1943年はイタリア降伏の都市ですか。ギリシャは枢軸側が抑えていましたけれども、ヨーロッパ戦線ってどうもこういった東欧、地中海での戦いがなんとなく影が薄めというか。地中海の戦いもイタリアとアフリカ絡みだと結構まだ知られるところもありますが、ギリシャまではあんまり注目されていないというか.......
 割と色々と歴史的にはあったんですがね。

 ま、こんなところで以上で締めるとしますかね。
 さて、今日は土曜日ですか。とりあえずは休みですが、台風も予報を外して晴れるようで......かなり強烈な暑さになるようですね。台風が多量の熱を持ってくるようですので、まぁあまり外出したくはない一日となりそうですが。
 とりあえず、ルーティーンでやることはやりますが。それ以外はまぁ、家でゆっくりと過ごそうと思います、はい。

 ということで以上で。
 また、後日.......




2025/08/01
 さて、昨日は職場Hで職場内無職でしたかね、基本的には。
 朝はいつもどおりに起き出しまして、そのままいつも通りに過ごしていましたけれども。まぁ、暑かったですかね......空調を入れている寝室はまだいいんですが、居間は暑い。窓を開けてももうちょい風がほしいところですけれども、朝ということもあってからあまり吹いていないというので暑いなぁ、と。でも空調を入れるほどでもなし......まぁ、難しいですが。
 で、ひとまずはいつもどおりに過ごしまして、いつもどおりに家を出ていきましたかね。
 そして出勤してからは若手としばらくやり取りやらあれこれ、というのもありましたけれども、基本的には閑散期の無職状態、ということでやることもなし。ということで午前中はまた映画見ていましたかね、はい。
 そして午前中に一本見てからゆっくりやっていまして。午後になってからもまた一本みるなど、まぁ無職状態を満喫。そして、時間で撤収しましたか。
 帰宅後はいつもどおりにゆっくりとやりましたけれども。
 まぁ、思ったよりは落ち着いた体調で過ごせた一日だったと思います。

 そして昨日も暑い一日でしたか。
 朝からよく晴れましたが。ただ、結構蜘蛛が多かったためか、直射日光が遮られる時間が相対的に増えている感じはありましたかね。ただ、気温はやはり高く、湿度も高いということで暑いのは変わりませんでしたが。ただ、まぁ雲を見ていると「夏らしいなぁ」といえる感じの天気ではありました。
 そして、日中は風がそれなりにあったのは良かったですけれども・・・台風9号でまたこれからどうなることやら。

 で、見ていた映画が「パピヨン(Papillon)」。
 1973年/151分/アメリカ・フランス。監督:フランクリン・J・シャフナー、脚本:ダルトン・トランボ、ロレンツォ・センプル・Jr、原作:アンリ・シャリエール、音楽:ジェリー・ゴールドスミス。パピヨン役にスティーヴ・マックイーン、ルイ・ドガ役にダスティン・ホフマン、族長役にビクター・ジョリー、ジュロ役にドン・ゴードン、トゥーサン役にアンソニー・ザーブ、マチュレット役にロバート・デマン、クルジオ役にウッドロー・パーフリー。
 ストーリー:無実の罪で終身刑の判決を受けた、胸に腸の入れ墨の入った男「パピヨン」。彼は祖国フランスから追放され、南米の仏領ギアナまで送られ、そこで強制労働をすることになった。フランスからギアナへの移送の船上で、偽札づくりの天才として知られるルイ・ドガに目をつけたパピヨンは、彼の脱獄プランのためにドガと協力関係を結ぶ。そして収容所で脱獄を計画するものの、待っていたのは過酷な労働であった.......
 ということで、同僚との会話で出てきた映画で、ちょうどセールになってたときに買った作品だったんですが。
 いやぁ......大作ですね。超大作、というレベルの壮大な作品となっていますが。原作があって、色々とハードな経験をして人が書いたようですが、これは見終えるまで知らなかったんですけれども、実際に仏領ギアナにはそういう収容所があり、地図を見るとその作中で出てくるロイヤル島もありますし、悪魔(デビルズ)島というのもあり......まぁ、その収容所がおそらくエンディングで映し出されている廃墟なのだろうとは思いますが。
 で、脱獄ものということでどういう感じになるのか、と思ったんですが思った以上に重たい上に過酷というか。非常に力が入れられてよくできた大作ではありまして、非常に過酷な環境下でのサバイバルやら脱獄やらを、役者の力も引き出しつつ見事に描いているという作品だと思いましたけれども。
 ただ、難点としては「重たい」というか。余すことなく「重たい」ので割と爽快感がないというか、カタルシスがないというか......いや、間違いなく大作なんですけれども、こう、キツイんですよね、色々と描写が。希望は大体絶望に変わりますし。人の悪意が明確だったりやら。しかも物語は13年間の出来事という。
 そして、終わり方も割とあっさりな感じで、ナレーションで終わっているところもありますので、なんかこうどこかスッキリしない感じが全体的にあるという......ただ、見ごたえはありまして。それは間違いがない、ということでなんともこう、評価が難しいところを感じますか。
 独房のシーンとか脱走のシーンとか、とにかく見どころは多いんですがね.......というより良くあれを耐えられるな、と。そして特に話のメインにある、パピヨンとドガの間の友情というのは非常に良い描かれ方をしていまして。最後の選択は「まぁそうだろうな」とは思うんですが、お互いにスッキリしているのもよく......でも、やっぱり全体を通じて出てくる、あの暗さというか悲壮さがどこかキツイというか。
 いやぁ......惜しいんですけれどもね、えぇ。
 そしてこの暗い話を見事にやってのけた主役二人、スティーヴ・マックイーンとダスティン・ホフマンは見事でしたか。本当にこれは見事でして、パピヨンを演じたスティーヴ・マックイーンの演技の厚さには驚かされましたかね。「過酷な環境を生き延びた」男を演じていくのはかなりタフだったのではないかと思いますが、見事でした。一方のドガ役のダスティン・ホフマン。食えないやつなのかなぁ、と思ったら結構友情に篤いやつでして、線の細さに反して芯がしっかりしている、というキャラクターを良く演じていたかと思います。この人も演技の幅広いよなぁ、と思いましたが.......
 他の役者陣も良かったですが。やはり主役のこの二人が一番光っていましたかね、はい。
 まぁ、出演者で決めるのならば文句なし。主溜めでも大作が好きなら問題なし、という感じですが。明るいほうが好き、という人にはちと向かないかもしれません。
 やや人を選ぶ感じのする大作だと思います。個人的には.....基本的に良いけど、素直に、とはちょっと言いづらいかなぁ、という作品でした。

 しかし脱獄ものってのも色々とありますけれども。
 個人的にはドン・シーゲル監督、クリント・イーストウッド主演の「アルカトラズからの脱出」が好きでして。かなり淡々と進む感じですが、なんというか役者の演技もいいですし、映像もよいですしストーリーも良い、という感じなんですが一番良いのは「そのうえで手に収まるサイズ」というサイズ感の良さだったりします。緊張感があるのもよいですが、これが2時間ずっとだとしんどいですし。バランスってのは結構重要かと。
 まぁ、そういう意味では「パピヨン」は間違いなく大作ですし、すごい作品なんですが「サイズ感」が大きすぎた感じがしますかね......こういうのは難しいなぁ、と。
 「大作」と「名作」は一致するとは限らんわけですが、この「パピヨン」はそれを少し考えてしまうものはありましたかね。

 あとは午後に短めでもあったので、もう一本見ていまして。
 過去にも見たことがありますが、「第七の封印」ですね......十数年ぶりに見たんですが、先日見た「蛇の卵」とセットになっていたBD版でして。結構好きな話なので色々と覚えてはいたんですけれども。
 まぁ、まずはBD版ということで、やはりきれいですね、えぇ。白黒映画ですが、よりくっきりとコントラストの強い映像になった感じもありますが。そういうことで、何と言ってもあの妙に人間味のある不思議な死神が映えること映えること.......特に騎士の館でのラストシーンはBD版のほうがそのコントラストの強さと高解像度からよりはっきりして映えましたか。
 DVD番だと死神の表情が全く見えないんですけれども。BD版は薄っすらと見えて、これくらいのほうが良いのかなぁ、とも思いましたかね。
 ストーリーも久しぶりに見ましたが、少しまた感じ方が変わったというか、過去に見たことのある上に記憶にある余裕からか、少し捉え方が変わったんかなぁ、とも思ったんですけれども。あの主人公の騎士の悩みの深さがより一層、という感じもありましたが、チェスのところで芸人一家を逃すところは、死神との会話もあってなんかよりはっきりした感じがありましたかね。
 前はそこまで感じなかったんですが。情報が増えたからか、「あぁ」と思えるものが増えたのは良かったですか。
 そして、死神がまた改めてみましたけれど良かったですね。これを演じたのはベント・エケロートという人ですけれども。この服装から演技からよくできているなぁ、と改めて感心しましたかね。
 というか、良く死神とチェスをさせようと言うアイデアを思いついたもんだ........
 ちなみに、この映画はかなり好きな映画のひとつなんですが、この映画をキリスト教の神学者なりが見たらどういう感想になるのか興味があったりしますかね、はい。色々と批判的に捉えられるのか、そうでもないのか........
 テーマが「神の不在」ですから。「悪魔に憑かれた」のはいても、結局それで悪魔の実在はわからず、ひいては神の存在もわからず。なのに死神はいる、というのは結構挑戦的なテーマだと思いますね。
 最後は哲学が入ってくることになるのね、これ........

 ま、こんなところで以上で締めるとしますかね。
 さて、今日は金曜日ですか。いよいよ8月となりますけれども。台風の影響からか雨が降りやすいようですけれども。土曜日は降らなくなりそう絵はありますが、まぁどうなることやら。どちらにしても土曜日に買い物いかんで済むようにはやっておきたいですかね、はい。
 まぁ、職場ではとりあえず順調に、何事もなく閑散期の無職状態で過ごせればと思います、はい。

 ということで以上で。
 また、後日......





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