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・2004/10/25 「Danny Boy」(「The Turning of The Tide」(オーマガトキ)/Aoife)

 アイルランドの代表的な歌。北アイルランドのデリー州に伝わる歌であり、「ロンドンデリー・エア」と言う曲だったとされる。数多くの歌手がカバーした曲であり、歌詞もバリエーションが多いが内容としては「故郷を去る息子を思う母親の歌」である。この歌詞は1913年、イングランド人のフレデリック・エドワード・ウェザリーによってつけられたらしい。
 映画「Family Business」のラストで歌われるシーンを見てから何となく気になり続けた(映画本編はある意味どうでも良い内容であったが)曲であり、調べてみたところAoife(「イーファ」と発音する)の物が良いと言う話を聞いて購入した。スタンダードナンバーではあるが、それ故に実力が無いと難しいと言える。
 Aoifeが落ち着きのある声で歌い上げるこの曲は、いくつかのバリエーションの中でもかなり良いものであるだろう。
 なお、CDは全てカバー曲であるが、良いものが多い。落ち着いたものが聞いてみたい時にはお勧めをしておく。



過去の分

・愚痴、日記、あるいは更新履歴
過去の分

2024/10/11
 さて、昨日は変な調子の一日でしたかね。
 朝はいつも通りに起き出しましたが、なんか調子が乗ってこないというか微妙だなぁ、という感じで様子を見つつで過ごそうということで過ごしていましたけれども。散歩したいなぁ、と思っていたんですがそのうち雨が降ってきたりして萎えたところで、同時にどうにも眠気が強いというかしんどい感じがありまして、しばらくしてから寝室へ行って横になっていましたかね。
 で、まぁ2時間半ぐらいダラダラと半分寝ているという感じでして.....まぁ、調子悪いんだろうなぁ、と。
 再起動してからは午前中はもうダラダラとやっていまして。午後になってからは少しずつ回復してきた感じがあり、それならまぁ良いか、と少し安心しつつで過ごしていましたが。まぁ回復と言っても少しでして、「良い調子」ではないところが難しいですかね。
 まぁ、他の状態も見ていると明らかに自律神経が暴れ気味というか。体温が結構変化大きいんですよねぇ......どうしようもないんですけれども。
 ただ、気力が持ち直してきたのもあって映画を一本見ていましたが。まぁ、休みを入れつつでも最後まで見られましたので、その程度には回復したんだなぁ、と思いながら夕方は過ごしていましたかね。まぁ、ゆっくりとやっていたという感じですが。
 まぁ、動きたかったなぁ、とは思いましたけれどもね。無理してもしようがないので、諦めつつやっていましたか。
 ピーキー具合がもうちょいどうにかなってほしいですねぇ。

 そして昨日はなんとなく落ち着かない天気の一日。
 朝はだいぶ遅くなってきたなぁ、と思いながら起きていますけれども。もう完全に起き抜けは「夜」の感じがありまして、日が昇るのが遅くなったと。気温もだいぶ下がってきて、ココらへんが自律神経に負担なんだろうとは思っていますが。そして朝は晴れていたんですが、通勤時間の辺りで雨が降ってきたりと不安定で、雨雲が午前中は時折通過しているようでしたかね。
 昼頃には晴れ間も見えたりと回復しましたが、そのうちまた雲が出てきて曇天模様。しかもわりと厚めでだいぶ不安定さがある天気の一日だったと思います。
 まぁ、もうちょい落ち着いてほしいものですがね.......

 で、見ていた映画が「戦略大作戦(Kelly's Heroes)」。
 1970年/143分/アメリカ。監督:ブライアン・G・ハットン、製作:ガブリエル・カツカ/シドニー・ベッカーマン、脚本:トロイ・ケネディ・マーティン。ケリー役にクリント・イーストウッド、ビッグ・ジョー役にテリー・サバラス、クラップゲーム役にドン・リックルズ、コルト少将役にキャロル・オコナー、オッドボール役にドナルド・サザーランド。
 ストーリー:1944年、パリを突破したアメリカ軍は東へと侵攻していた。そんな中、ドイツ軍の情報将校を捕虜にしたケリーは、先にあるドイツが支配する地域の銀行に、金の延べ棒が1400本あることを知る。このお宝を手にしようと、ケリーは部隊を巻き込んで金が輸送される前に奪い取ろうと画策するが......
 ということで、まず冒頭に触れておきたいのは「どこが”戦略”大作戦なの?」という一点ですかね......この邦題をつけたのは誰だ、と。原題の意味は「ケリーのヒーローたち」ですからねぇ。この物語のどこに戦略があったのか? もしご存じの方は教えて下さい、と。
 ちなみに、同年公開の「パットン大戦車軍団」並のひどい邦題だと思いました、はい。ちなみに「パットン大戦車軍団」の原題は「Patton」です。実際のところ第二次世界大戦におけるパットンの物語なので、邦題のセンスを非常に疑う作品の一つだったりします。映画はかなり良い作品なんですけれどもね......
 ま、ともかく内容の方は面白かったですねぇ。第二次世界大戦の兵隊たちを描いた娯楽映画となっていますが、この時期に良く見られた、一癖も二癖もある兵士たちを描いた娯楽作品の一つという感じですかね。
 無能な、司令官の甥という大尉に率いられた偵察中隊で、やる気のない兵士たちに苦労する軍曹、そして元将校で降格された二等兵が得た情報から、休暇期間を利用して金塊強盗の話が出てから俄然やる気が出るという、どこかお気楽な側面のある一方で、やはり戦争ということで地雷やドイツ軍にやられる仲間たち。そして彼らの思惑とは別に勝手に気合が入る司令官、という温度差というか、ベクトルが色々と違うちぐはぐさがあるなかで、「どうやって強盗を成し遂げるのか」というスリルと緊張感。そして、地味に登場人物が多いながらも一癖も二癖もある登場人物たちの印象の強さがある映画でしたか。
 この役者がよくて、印象に残るのは主演のクリント・イーストウッドで、知的で冷静、勇敢にして大胆というところでまぁ「イーストウッドはイーストウッド」という感じですが、静かな佇まいの中でも存在感のあるキャラクターとして描かれていますか。
 そしてサブとしてでてくる苦労人だろうなぁ、という軍曹ビッグ・ジョーのテリー・サバラスは良い親分だろう、というのをしっかりと見せてくれますね。中間管理職の苦悩というのを思いっきり見せてくれている感じはありますが、隊員への仲間意識の強さが良く出ていたかと。そして戦車を指揮する変な人物オッドボールを演じるドナルド・サザーランドも面白いというか。一人だけどっかヒッピーしている感じもありますが、その風貌から動きから印象の強さがかなりのものになりますか。更には金にがめついが故に前線に着ちゃったクラップ役のドン・リックルズもなんかインパクトありましたね。後方勤務と前線勤務の違いをこの人の演技で見せてくれるという。
 この4人がメインなのですが、そのクセの強さゆえに見事に印象が残る演技だったかと。
 ただ、更にその脇を固めるキャラクターたちも濃ゆくて、部隊の兵士たちもそうですが、色々と勘違いしている司令官のコルト少将(星2つなのでこの階級)もなんか、「理由わかってないだろうけど勢いはある上司」感の印象がめちゃくちゃ強い。でも、終盤しか出てこないドイツのティーガーの戦車長をやっていたカール=オットー・アルベルティなんかはその短時間なのに不思議と印象の強い演技を見せてくれるというところが良いというか。
 ま、その役者のクセの強さが上手いこと混ざり合って構築されているというのはかなり良い点じゃないかと思いましたかね。ストーリーの面白さも良かったというか、なかなか面白い。ぐーたら兵士たちの十分な動機付けでもあり、その一方で「あぁ戦争なんだな」と思わせるものもちゃんとあるという意味では、なるほど戦争映画だと。また、出てくる武器・兵器も良く出来ていましたかね......BARとかトンプソン、M1919とかでてきましたが。オッドボールは多分鹵獲品のルガーP08でしたけれども。この手の映画でなんとなく気になる戦車も結構頑張っていまして、M4シャーマンはまぁともかく、ドイツ軍のティーガーも良く出来ていましたね.....こっちは流石に改造して似せたやつですが、良く頑張った部類だと思います。元は転輪の部分を見るとT-34ですねぇ。砲塔もちょい前すぎで、超信地旋回も出来なかったりしますが、でも雰囲気はよく出来ていましたか。
 で、この兵器の脅威がよく描かれているというか。この物語である意味焦点となるティーガーですが、この戦車への脅威の認識が当時のものをちゃんと反映していて、ストーリーの重要な部分を押さえてくれたというか。オッドボールたち戦車兵は正しく認識し、他の兵士も脅威だとは思っているもののその意味をそこまで理解していない感じなんかも結構リアルだったかと思います。
 ま、娯楽よりの戦争映画ですけれども。濃ゆくてクセの強い連中による、ちゃっかり強盗の面白い物語は楽しく見応えのある作品であったかと思います。
 個人的にはおすすめですかね.......

 ちなみに、物語は1944年の9月上旬頃というのは特定できたりしまして。
 なんでかというと、当然ノルマンディーは終わっているんですが、このオーバーロード作戦は1944年6月。で、パリ解放が8月25日で、隊長がパリに戻っていくところで当然パリは解放済みということになる。更に冒頭で、ビッグ・ジョーの会話からナンシー攻略に関係している部隊ということになるわけですが、ナンシーが陥落するのは手持ちの資料をなんとなく調べたら9月15日なんですね......なお、ここらへんのロレーヌ地域の攻略はアメリカの第3軍がやっていまして、この司令官がジョージ・パットン大将となっていますか。
 ちなみに、この2日後から北の方でマーケット・ガーデン作戦が始まっていますか。映画「遠すぎた橋」の元になる作戦ですね......で、3ヶ月後には「バルジの戦い」になっていきますか。
 こう見ると1944年後半の西部戦線は情報量が多いですねぇ。

 そしてこの映画を見ていて思ったり思い出したりは結構あったんですが。
 M4シャーマンに兵士たちが乗り込んでいくところを見ていると、「今だとドローンが突っ込んでくるんだろうなぁ」とか思ってしまうのはなんというか......まぁ、当時だと想像もできないだろうな、と。そう見るとウクライナ戦争は戦争のあり方を変えたんだなぁ、とまた思いましたが。
 そしてティーガーの脅威ですねぇ。
 戦車対戦車というのが結構頻繁に行われた戦争だったんだなぁ、と改めて思い出しましたけれども。ティーガーが3に対してM4が1というのは絶対にやれない戦いでして、確かアメリカ軍的にはティーガーが1両に対して5,6台のM4シャーマンが必要という結論を出していたという話を思い出しましたか。
 一応、作中の通りティーガーの後方は弱点ということで、N4でもそこを狙えるだけの状況と技量があれば撃破が可能だったとは言われますが。わかっていてもできるかどうかは別問題だったでしょうね.....ちなみに、正面からやるとティーガーはM4を全滅可能と言われていますか。というのも、M4はティーガーの正面装甲を至近距離でも破れず、一方でティーガーの88mmはM4を1マイル以上先から撃破可能というものでしたので。
 戦車兵は戦いたくなかったろうなぁ......ま、練度とか部品の精度とかで色々と変わってきますけれども。

 ま、こんなところで以上で締めるとしますかね。
 さて、今日は金曜日ですか。天気は良くなるようですけれども、とにかく体調次第でしょうかね......ちとピーキーで動きたいのに動けないという感じですが。気温が下がってきたので散歩をダラダラとしたいんですよ、えぇ.......まぁ、昨日はダメでしたが今日はできればいいなぁ、と思っています。
 適度に気晴らしもしたいですからねぇ。
 ま、朝起きて決まると思いますが。無事に動ける一日だと良いなぁ、と思います。

 ということで以上で。
 また、後日.......



2024/10/10
 さて、昨日は少し動いた一日でしたかね。
 火曜日にとにかく調子が狂ったおかげで、眠気が来ないとか腸の動くタイミングが狂ったりやらでいつも通りに寝ることは出来ず、遅れて寝ていたんですが。朝は「いつも通り」だと寝不足だったりするので、起きるのを後ろにずらしまして.....まぁ、2時間弱ぐらい遅めに起き出しましたか。
 で、まぁそのおかげか体調的には火曜日よりもだいぶマシになっていまして、そこは良かったですかね。ということで、そのまま流れ的にはいつもどおりにやっていましたけれども、若手から仕事の相談が朝からあったりやらで、まぁ落ち着いた動きにはなりませんでしたか。
 そしてとりあえず療休の予定が終わる1週間前ということもありまして、かかりつけの医者のところへ行って相談をあれこれと。まぁ、ピーキー具合はどうしようもないということで、とりあえず予定通りに復帰ということで話がつきまして、終わってからは2ヶ月半ぐらい放置状態の髪の毛の散髪にどうしても行きたくなったので、雨の中行ってきましたか。
 その後は帰路へ着いて昼過ぎに帰宅しましたけれども。
 帰宅してからが細々としたのがありまして、食事とってから職場に連絡とったり、マンションの管理組合の議案書関係があれこれとあったりやら、それを片付けてから上司に復帰予定の連絡したりやら、若手からの仕事の方の書類に目を通して赤入れたりやらでゴタゴタとやっていましたかね。そして諸々とそういうのが終わってからようやく一息という感じで映画を一本見ていまして、終わってみれば夕方という。
 ま、火曜日に比べるとだいぶ動けたという点では良かったですかね......ピーキーではありますが。昨日の天気はいきなりクソ寒くて11月並だったので、これまでを考えると「外出して動き、帰宅してからもあれこれと動ける」という時点でだいぶ良くなったという感じなのですが。
 まぁ、もうちょい穏やかに変化は起きてほしいものですが......風邪ひきさんが増えそうですね。

 そして昨日は天気の悪い一日。
 朝から雨でしたけれども、気温が顕著に低かったですね。日中でも18度ぐらいで明け方が15度と結構狭いレンジでの気温の幅でして、「肌寒い」という。雨も結構しっかり降ったり、風が結構あったりと体感気温的にはだいぶ下がったかと思います。まぁ、月曜日が30/20度ぐらいでしたから、むちゃくちゃな変化ではありますが。
 まぁ、秋雨前線やら見ていると流石にすぐにあっちこっちは動かないようですが......いやはや。

 で、見ていた映画が「DAU.ナターシャ(DAU. Natasha)」。
 2020年/139分/ドイツ・ウクライナ・イギリス・ロシア。企画:イリヤ・フルジャノフスキー/セルゲイ・アドニエフ、監督、脚本:イリヤ・フルジャノフスキー/エカテリーナ・エルテリ、撮影:ユルゲン・ユルゲス。ナターシャ役にナターリヤ・ベレンジナヤ、尋問官ウラジーミル・アジッポ役にウラジーミル・アジッポ、オーリャ役にオリガ・シカバルニャ、リュック役にリュック・ビジェ、プリノフ教授役にアレクセイ・ブリノフ。
 ストーリー:1950年代、ソ連の秘密研究所である物理工学研究所では、多くの科学者たちが軍事研究などを行っていた。この研究所の食堂で働くナターシャは、この研究所で働くフランス人研究者リュックと肉体関係になるが、当局はそれを把握しており.......
 ということで、ネットでの紹介動画で知った作品ですが。
 見るまではピンとこず、見てからもピンとこない背景なんですけれども、DVD付属の解説を見てようやく理解したという感じなんですが。この作品名の冒頭「DAU」ってのはプロジェクト名だそうで、ウクライナのハリコフ(今だとハルキウですが、解説に沿って)において「スターリン体制下のソ連の秘密都市を再現して生活してもらい、その様子を撮っていく」というものだそうで、実際にその当時の雰囲気の都市を再現し、生活を再現し、貨幣もルーブルにして、歴史的イベントがあったらその記事の書かれた新聞を出し、という感じで徹底してやったそうで、オーディションを経て外部との連絡を遮断(携帯取り上げとか)の上で2010年から約1年ほど撮影したそうで。そこに住む人は、実際に対立したり協力したり結婚やら出産やらというイベントもあったようですが、これが「映画のプロジェクト」として作られ、その中のナターシャに注目して切り取ったのがこの作品、ということのようですが。
 もはや社会実験というか、心理学者とかそっちのほうが喜びそうなプロジェクトだろ、これ、って感じですが。実際に尋問官やった人はKGBでその手の仕事をやっていた大佐だったそうですけれども。
 で、まぁそういう背景というか、そういうのに遥かに興味を持つ感じのプロジェクトですが、本作の「ナターシャ」は1952〜53年を舞台に、この研究所にある食堂のウェイトレスの、ある日常の一角を描いたような話ということになるんですけれども。
 え〜......多分、ウケません、この作品。
 本当に日常の、同僚というか部下のウェイトレスと喧嘩したり仲良く食べたりやら、外国人との情事とかそういうのが描かれているんですが、本当に「そのまんま」で音楽もなく描かれ、しかもおそらく手持ちカメラでやっているので、シーンによっては「ホームビデオで宴会をダラダラ見せられている」感じになるかと思います。うん、そりゃきつい。そのうえでソ連っぽいというかロシアっぽい「ひたすら苦悩で嘆くシーン」がそのままダイレクトに映されているので、盛り上がりも何もかも欠けるという感じです。
 で、ラスト1/3はソ連国家保安省(MGB)の尋問官に尋問されるわけですが。これは有名なKGBがありますが、KGB自体は内務省から保安部門の分離という形で出ていまして、その内務省の前身組織の一つですが。尋問の方法が巧みですね......色々と『1984年』を思い出すものもありましたが、考えられているほど肉体的な拷問はなく、むしろ心理的な拷問を活用するために少しの肉体的な拷問を用いるというのがかなりリアルな感じでしたか。
 ちなみに、年齢制限ありの作品ですが。そういう方向で期待しても面白みはまったくない作品でもあります。
 ま、そういう中で役者も大変だっただろうなぁ、と思いましたが。状況が状況なので「演技」というよりは大分地が出たようなことが解説には書かれていましたが、まぁそうだろうなぁ、と。ただ、キャラクターの設定はかなり作られていたようで、その背景を元に演じているということですが、それは良かったのかなぁ、と。でもまぁ、盛り上がりには欠けるというか、「人間を普通に描いている」作品なので、「演技の評価」ってのは結構難しいような気がしますが。それをやった、という点ですごいのかもしれません。
 そして場面があまり多くはないのですが、個人的には美術はかなり良く出来ている感じがしまして。食堂の入口の取っ手が鎌の形状とか、色々と凝った作りになっていて、更に最後の方に少しだけ出てくる街路を見ていると、この都市の全体像というのがかなり気になるものがありましたか。そういうのが今後、このシリーズで明らかにされるのかなぁ、と。
 まぁ、ただとにかく盛り上がりに欠ける映画ですので、DAUプロジェクトに興味があって、なおかつスターリン体制下の雰囲気が好きで、更に日常の切り取りがダラダラと続くようなところにも問題がない、という人にはおすすめできる映画かと思います。
 はい、個人的にはまぁ良くも悪くも「どうなんだろうなぁ」という感じですが、妙なリアリティがあるところは良かったのですが。他人には薦められる映画化というと全くそうは思わない、という感じですかね........
 う〜む。

 しかしこのDAUプロジェクトは興味深いですが。
 人間の心理にどう影響与えたんですかねぇ、と。有名な「監獄実験」的なものにもなったのかとも思いましたが。ちなみに、撮影そのものは上述の通り2011年には終わっていますので、この映画ができるまでには9年かかったということになりますね。他の時代設定のものもあったりするそうで、そういうのが今後出てくるようですが、ソフト化されているのはこの「ナターシャ」だけのようで。
 一応、「DAU. 退行」という作品が出ているようですが......2020年に出たそうですが、369分。そりゃ苦しい。まぁ、あれこれとレビューを見ると、「ナターシャ」では描かれなかった研究所の内部が大分描かれるようですが、6時間超の映画は流石に、なんというか.......
 「ナターシャ」の感覚で6時間だったらかなりきついなぁ.......
 ちなみに「ナターシャ」で出てくる研究は、リジェによる、なんかピラミッド型の装置に裸で被験者を入れてなんかやっているという物がありまして、それだけなんですが。これなんだろう、と思っていたら、エンドロールに答えっぽいのがありまして。
 その答えっぽいのが「オルゴンエネルギー」とか......疑似科学じゃねーか。まぁ、疑似科学も真面目に「可能性があって」研究されていたものは確かにありますから、当時基準だと馬鹿にできないと言えばそうなんですがね、はい。50年代の軍事研究なんてもう、ピンキリすぎて純粋に我々の考えるようなわかりやすい「兵器」ですら色物とか狂気の部類がたくさんあったりしますから。
 核の脅威が広がっていく時代でもありましたからねぇ.......核技術の軍事的活用から「核戦争下でどう戦争するか」とか、今から見ると色々と狂ったものが見られる時代でもあります。

 あとはVampire Survivorsもダラダラやっていますか。
 なんだかんだと気に入ったので、珍しくDLC買ってみましたけれども。Among Usネタのステージがあったりするんですね。まぁ、かなり強力なキャラクターが開放されたりしているので、色々と楽に色々と回収できたりしますが、中には「どうやるんだ?」と一瞬考えてしまうようなステージもあったりでなかなか一筋縄ではいかないところもあるようで。
 アビス・フォスカリとか......どうやって行くの? と思って見つけ、行ってみたら行ってみたで先に進むのに特定キャラクターの開放が必須になっていたり、しかもそのキャラクターの武器強化をしたうえでやらないとだめだったり、とかなかなか時間がかかるというか。
 あと、パワーアップで強力にするのは良いのですが、強力にしすぎると画面がうるさくなって何がなんだかわからなくなるというのもなんというか.......挙げ句、制限時間の30秒前ぐらいにフリーズしてしまったりやら。強力にしすぎてもそういう意味で駄目みたいですねぇ。
 程々が難しいものです。

 ま、こんなところで以上で締めるとしますかね。
 さて、今日は木曜日ですか。とりあえずはまぁ、雨がようやく止むようですけれども。天気が悪くなければ歩きたいところですかね。もっとも体調の問題も関わりますけれども、問題がなければ散歩とかしたいなぁ、とか思っています。不安定ならばまぁ、引きこもりでしょうが。
 気晴らしも兼ねて歩きたいですねぇ。あとは映画やら見たいものです、えぇ。まだ溜まっていますので。

 ということで以上で。
 また、後日.......




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