〜OS/ビジネス/実用ソフト〜

ここでは主に、ビジネス用ソフトおよび正規のOSについてです。
(使ったVirtualPCのバージョンと、Macのハードとの関係はトップより「ベンチマーク」の方に掲載されていますので、参考にしてください)

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1:Microsoft Office97(Proffesional Edition)

・概要
 言わずとしれたビジネス向けのソフトで、ワープロソフト「Word」、表計算ソフト「Excel」、プレゼンテーション用ソフト「PowerPoint」、データベース用ソフト「Access」を中心とする。定番の座を確立しているがバグも多く、Word97では保存するたびにファイルサイズが大きくなるというバグをだし、さらに「表計算ソフト」Excel97においては計算ミスを起こすという、存在意義が問われかねないバグを出しました。一応、「サービスリリースパック」と言うバグフィクス版を出しましたが、当初有料で総スカンを喰らい、結局無料という経緯も有りました。管理人はそのサービスリリース版で使用。

・VirtualPCで確認したバージョン
 全バージョンで動作させました。

・インストール
 基本的には「ウィザード」がやってくれるので楽ですが、如何せん一つのソフトごとに容量を食う傾向があります。VirtualPCのデフォルトの260MBのハードディスクでは、はっきり言って難儀するでしょう。カスタムインストールを行って、必要なものだけを落としたほうが良いと思います。

・第一印象
 G3下やVersion2.XXになるまでは「重い」の一言。画面一杯までバーやらウィンドウやらが埋め尽くすので、画面サイズの変更をしました。特に「イルカ」が邪魔!! ただでさえ重い傾向があるのに、更に重くしてくれます。

・使ってみると.......
 VirtualPCのVersion2以降でPPC604e-200MHz以上ならそこそこ速くて使えます。それより以前ならデータコンバートとしての使い道が有ると思います。G3化すれば、ちょっとした事までは出来るようになるでしょう。G3まで行くと、かなり早く打ち込んでもほとんど問題なくついていってくれます。しかし、計算には辛いと思います。打ち込みだけなら全く問題ないでしょう。G4では更に快適に使えます。G4のVelocity Engineに対応した状態(Version3.0.3)にするとスクロールなど描画に関して更に快適になります。Version4.0でも問題なく使用できました。
 尚、実用には画面を800*600ぐらいまで広げる必要が有ります(描画がその分遅くなる)。

・文句
 とにかく、ハードウェアのスペックが高ければそれ相応に追いついてくれます。G3までいけば「Word」なら結構使えると思います。
 しかし、とにかくイルカが邪魔!!


2:MS-IME97

・概要
 管理人が、上のMS-Officeを購入したときについてきた物。通常のWindows95についてくるのはMS-IME95(某、市販ソフトをちょっと変えただけと言う話も云々)で有るので一種のアップデートか。

・VirtualPCで確認したバージョン
 全バージョンで動作させました。

・インストール
 味気なく「アップデートしますか」と聞かれるので、後は指示にしたがって終了。

・第一印象
 ツールバーが簡単に片づけられるので、MS-IME95に比べれば使いやすいです。変換効率はそこそこ良いか。

・使ってみると.......
 あんまり重大な影響はない。とにかくツールバーを普段邪魔と感じる管理人なので、タスクバーに簡単に入れられるのは良いです。

・文句
 変換効率が重要でなく、こういったエミュレーター上では「速さ」が欲しい。

3:桐ver.5

・概要
 (過去に)有名なデータベースソフト。このバージョンまでが基本的にMS-DOS用でした。Windows95への以降タイミングが完全に失敗し、なおかつ開発メンバーが入れ替わるという災難に遭いつつも現状ではサバイバル中。現行(99/01/22時点)はVersion7.1で、もちろんWindows95以降に対応しています。

・VirtualPCで確認したバージョン
 1.0 1.01 の2つ

・インストール  インストール途中で「EMSメモリー」が云々いわれ失敗。何度やってもだめでした。

・愚痴
 やはり、エミュレーションの甘さでしょうか? 「EMS」メモリーなんて、分からない人には分かりません。


4:Internet Explorer4.01SP1

・概要
 Microsoft社製品に強制的についてくる「OSの一部」。実際はただの「ブラウザ」のはずですが......... しかしその機能には他社競合製品を起動できなくしたり、勝手に個人情報を本社に送ったり、致命的なセキュリティーバグがあったりと、結構強者でしょう(笑)

・VirtualPCで確認したバージョン
 2.11(G3) Version3.0(G4) Version3.0.3

・インストール
 管理人は雑誌についてきたものをインストールしました。全体的には他のソフトと一緒で「ウィザード」がやってくれます。が、結構聞かれる項目が多いです。「アクティブデスクトップ」にすることも出来ますが........

・第一印象
 これに尽きます。重い!! 起動までは比較的速いのですが、HTMLの読み込みなどがNetscape(後述)に比べて重いようです。アクティブデスクトップにすると最悪の一言に尽きます。
 G4になっても重いですので、真っ先に切ります。

・使ってみると.......
 Version2.11+G3の状態では重い!! エミュレーター上での限界でしょうか? 機能的にはそこそこ便利そうなものが有ったりするのですが、すべてにおいて鈍重の感がぬぐえません
 アクティブデスクトップ化すると、起動が遅くなり、いつもハードディスクにアクセスしています。見栄えが良いようにするために、描画がキツイエミュレーターに取ってはなんのメリットも有りませんでした。
 Version3.0以降はまだ使える様になりますが、スクロールで振り回すと完全にNetscapeに負けます。 G4で3.0.3環境下においてもスクロールなどではNetscapeがしっかり表示するのにこちらはもたつきます。

・文句
 高いハード性能をただ要求してくる感じがしました。遅い機種でもそこそこ快適に動いてくれるとありがたいのですが........ NetscapeCommunicatorを見習って欲しいです(比較ですけど)


5:NetscapeCommunicator4.5

・概要
 最近AOLに買収されたNetscape社の総合ブラウザ。上述のIEに比べて歴史が古く、知っている人はこちらを好んで使うようです。管理人もNetscapeの方を使っています(MS社製のものは、みんな機能拡張をガンガン入れて、システムの肥大化をするから嫌い!!)。

・VirtualPCで確認したバージョン
 1.01以降ほぼすべてのバージョンにて確認。

・インストール

 雑誌からインストールしました。インストールは標準的なもの。ただし、24倍速CD-ROMドライブでも結構長い時間かかります。
 G4では、ディスク性能の向上もありますので大分快適になりますが。

・第一印象
 最初は立ち上がりが結構遅い。ダブルクリックして起動させてもしばらくハードディスクが「カリカリ」言うだけで、「え、大丈夫?」と思うことが有りました。
 G4化後、大分起動が高速化し、余りストレスを感じませんでした。

・使ってみると.......
 普段管理人が良く使うシリーズなので、適応はすんなり。IEに比べて全体的なレスポンスは良く、結構きびきび動いてくれます。G3化してから更に良くなりました。ただし、Version2以前や遅いCPU等ではやはり辛いでしょう。
 G4化すると、かなり通常使用でも問題が無くなります。Macでサイト更新をしているとWinでの見え方が気になるのですが、大分快適に確認が可能です。
 Version3.0.3までいくとかなりスクロールなどでのもたつき感が改善されたように感じます。4.0でも特にストレス無く使えました(Macの方が早いですけどね)。

・所感
 管理人は基本的にVirtualPCから接続はしないので、このサイトの確認に使う程度です。実際に接続してみると重いので、そこら辺はエミュレーターの限界でしょうか。
 実際に色々と確認のために使う際、最低でもG3化しておかないと色々と辛い可能性が高いでしょう。


6:NortonUtilities

・概要
 Macintoshでは定番ユーティリティソフト。Norton先生がディスクを直したり、断片化を直したり、消えたファイルを戻したり.........と、さまざまなシステム・ディスクの診断をしています。お世話になっている人は多い.......はず。

・VirtualPCで確認したバージョン
 1.0から2.01まで

・インストール
 ソフトがソフトなだけに、色々と最初に聞かれます。ディスクが破損している人は、最初に診断が出来たりします。インストールは普通のソフトと一緒。

・第一印象
 Windows95を起動すると、デフォルトではシステム管理のユーティリティが起動して、色々と面倒を見てくれます。が、重い........ 他のソフトは、Mac版でもおなじみのものから、Win版のみの物もあります。

・使ってみると.......
 う〜ん.......全体的にはシステムが重くなってしまうような印象が........ ただ、Mac的な感覚で色々捨ててしまうと問題が起きるWindowsで、不要なファイルを探して捨ててくれたり、「System info」で色々ためしたり、「Speed Disk」もできたりして結構面白いといえば面白いですが、管理人は現状で入れていません。システムは使い捨てにしているので.........(Mac側でクラッシュしないかぎりは問題起きないし)
・文句
 ........システムが重くなるので、よほどヘビーに使うユーザー以外は、邪魔で邪魔で仕様がないと思います。


7:Norton Anti Virus

・概要
 日産数百個と言われるWindowsのウィルス。そこから身を守るためにはいわゆる「ワクチンソフト」の常備が必要となるでしょう。これは、迅速なアップデート等を行ってくれるSymantec社の「ワクチンソフト」です。

・VirtualPCで確認したバージョン
 1.0以降2.11まで

・インストール
 CD-ROMを入れると他のソフトと同じく勝手に起動してくれます....が、このソフトの場合、ムービーが始まります。しかし、途中で止まってそこから先に進めませんでした。

・愚痴
 下らんムービー入れないでくれ..........(ムービーそのものはMac側で読んでしまう事が可能)

8:ATOK11

・概要
 管理人が、ジャストシステムの五郎8を購入した際に付いてきたもの。 ま、有名IMEですか。

・VirtualPCで確認したバージョン
 2.1以降全て

・インストール
 ウィザードの指示に従って終了です。

・使ってみると.......
 MS-IMEより出来が良いです(^^;; 変換効率も問題なし。
 標準で使用するには持って来いですかね。
・感想
 ある程度高速化されていれば、問題なく使用できるでしょう。標準のIMEに不満な方には問題なく使用する価値があるかと思われます。

9:Windows2000 Professional(プレリリース版)

・概要
 言わずとしれたOSの最新版。WindowsNTの後継となっています。 月刊ASCIIの2000年1月号に付属していた日本語プレリリース版で、1999年11月の日付の物を使用してみました。

VirtaulPCで確認したバージョン
 3.0(G4)

・インストール
 起動ディスクさえ作っていればCD-ROMからブート可能ですので、そちらからクリーンインストールしました。 用意したハードディスクイメージは1GBです。
 基本的には画面の指示に従って行いますが、VPC付属のOS_installing.imgのMakebootで作った起動ディスクは、Win95インストール時と同様に最初だけ化けます。 この化けた画面で何やら大量にファイルコピーの後、再起動(ここでフロッピーを抜く)。 この後セットアップとなり、改めてインストールを開始します。 ここを抜ければ後は再起動してWindows2000が起動を開始します。
 ちなみに、所要時間は1時間半です!(爆)
#苦痛です(~_~;;

・再起動後........
 .........フリーズしました。 よってMac側に戻ってVPC側からPCの再起動を選択させもう一回起動させ、ディスクチェック。どうやら仮想ファイルドライバの接続に問題があったようで(Win95インストール時にも発生する)、これを修復の後ちゃんと起動しました。

・設定
 あれこれ聞いてきます。ので、応対しましょう。
 ちなみに、ネット接続の際にアカウントを持っている際には「自分でやる」とした方が良いです。 選択肢の上の方を選択すると、勝手にマイクロソフトのサービスに接続してプロバ探しを開始しようとします。 邪魔です。本当に邪魔です。
 ちなみに、自力で接続可能な人ならば問題ないでしょう。

・使ってみる
 まず、画面をフルスクリーンモードにすることをお奨めします。最初フルスクリーンにせずに使用したところ「重い」かんじがしましたが、フルスクリーンにしたところ若干改善されました。
 全体的な動作は思ったよりも軽快です。 結構重そうと思ったのですがきびきびと動いてくれます。 思ったよりも印象は良い、と言っておきましょうか。
 ただし、3.0のアップデータをかけられるか分からないので手を出していませんので、マウスのシームレスな移動や、フォルダ共有などは全く出来ませんでした。
#かけられるのかは不明です。
 なお、シャットダウン時には自動的にVPCは終了しませんので、「電源を切っても.....」という画面が出たら、Command+Qで終了させてやる必要があります。

・感想
 結構良いです。もっとも、「パワーがあれば」かもしれませんが。 画像が若干きつめでしょうか。 あとG4のUSBキーボードのテンキーが使用不可でした。
 あと、ハードディスクを710MBも食いやがるので、そこら辺でかなり「ヒク」ものがあります。
 ま、あまり意味ないですね..............

10:EX68

・概要
 国産パソコンが百花繚乱していたころの、SHARP社製パソコンであるX68000シリーズ。「パーソナルワークステーション」として売りだしたこのX68000のエミュレーターで「yamama」氏が製作。登場当初はフルカラーのグラディウスの完全移植が圧巻でした。 国産唯一(?)のGUIである「SX-WINDOW」が動いた機種でもあります。
 最近になってOSやBIOSがフリー化。上記yamama氏のサイトの他にも@niftyのシャープフォーラムか、アカウントが無ければOh! Xで開発環境等の入手が可能だそうです。
 管理人は、DOS/V magazineの2000年5/15日号より一括入手しました。解説もあって、こちらの方が便利です。
 尚、管理人はユーザーです(^^;;(X6800PRO2→X6800XVI)

VirtaulPCで確認したバージョン
 3.0(G4)

・インストール
 雑誌付属のCD-ROM及び雑誌の解説を読むと........メインのEX68を解凍。他にもBIOSやOSを解凍。ウィザードなどは無く、全て手動で移動してやります。 BIOSなどはEX68のフォルダに入れてやらないと起動すらしてくれません。
 尚、EX68の他に、BIOSとOSであるHuman68kが無いと全く意味がないので御注意を。

・設定
 起動してみると、最初に注意事項。「16bit以上を想定しています」との事。取りあえず800*600の16bitで使用してみました。また、最初の起動時にはWin側よりフォントをエミュレートして68k上で使用できるようにするプロセスがかかります。
 で、ディスクなどのステータス表示がされるウィンドウとメインの画面の二つが表示。 ステータス表示の方にはディスクを入れることが可能。ですので、実機と同じようにHuman68kのディスクイメージを指定してマウントしてやり、その上で起動をかけてやらないと行けません。
 ともかく実機を使用したことが無いと戸惑うシーンが多いのではないでしょうか?

・使ってみる
 起動して「SWITCH」コマンド。メモリーを最大限まで上げてやった後に、今度は「FORMAT」コマンドでハードディスクを作っておいて初期化........全く実機のまんまです。
 コマンド関係の情報などはDOSに似ていますが、どちらにしても知識が無いとつらいでしょうか。
 オマケで付いてくるソフトがいくつかありますが、懐かしいワイヤーフレーム型シューティングゲーム「SION」をやってみたところ、残念ながら重く、またキー入力を一部受け付けてくれなかったため遊べませんでした。
 SX-WINDOWはまだ使用していませんが、その内試してみようとおもっています。
 尚、フロッピーから起動するのとHDDにファイルを移動して起動させるのをくらべると、楽しいことにHDDからの起動の方が高速です(^^;; そこまでエミュレートされている、のかどうかは知りませんが(^^;;

・感想
 正直、思いのほか良好という部分が強いです。もっとも、エミュレータの上でエミュレータがあるわけで当然負荷が多くてきついのですが。 ゲーム等はちょっときついような気がします。 ただし、最初の警告を無視して色数を落として256色で使用してみたほうが高速となるでしょうけど(問題が発生するかも知れず........)。
 ただ、色々と細かい設定が可能ですし、非常に良く出来ているエミュレータかと思います。
 元(現)ユーザーにとっては楽しめることでしょう。



11:BeOS 5 Personal Edition

・概要
 元Apple社役員が設立した会社が設計・開発したOS。同時期にLinuxが出た為か非常に苦戦。MacOS候補とも言われたころがありましたが、その頃が一番良かったのかも.............
 マルチメディアOSとしてデビュー。BeBOXなるPowerPC603(66MHz)*2というマルチプロセッサ機種があったものの、しばらくして販売終了。最終的にOS一本で進んでいます。 Macintosh/Linux/Windows環境で発表がされています。
 DOS/V magazine誌2000/05/15日号にこのBeOS 5 Personal Editionが収録されていたため試してみることにしました。
#尚、現在(2000/05/05)ではVirtualPC上にこのOSを入れると不具合が発生するケースが多く報告されています。

VirtaulPCで確認したバージョン
 3.0(G4)

・インストール
 インストール条件にハードディスクが512MB以上、と言うことでVPCで1200MBのHDDイメージを設定。これにWindows95 OSR2を標準インストール。アップデータをかけました。 後、雑誌のCD-ROMを入れて移動し、BeOS 5PEをダブルクリック。 解凍後にインストールウィザードが動作して、後は勝手にやってくれます。
 せいぜいが位置の指定ではないでしょうか?

・注意事項
 同誌によれば、WindowsNT/2000では、ブートディスクの作成が必要。Win98でも操作が必要だそうです。

・インストールを終えて
 インストールが終了の後、出るのはショートカットが入ったフォルダ。 つまり、通常のアプリと同じようにBeOSを起動するようです。
 念の為フロッピーのディスクイメージをMac側で作ってDOSフォーマット。これにブートディスクを作らせてみようとしたら何故か失敗しました(エラー後に作業が終了せず強制的に再起動)。
 再起動後、改めてBeOSをダブルクリック。すると、しばらくまった後に起動画面が。順調に起動しているように見えましたが...........

・起動後
 迎えてくれた画面は「白黒」。雑誌の写真のカラーではありませんでした。マウスも動きがかなり間引かれていて「コマ落ち」状態。 全然軽快ではありません。 また、コンテクストメニューやファイルの選択などをしようとすると数十秒から一分以上かかる始末。
 マウスはついてくるのですが、他のファイル操作関係がやたらと重いらしく完全にダメでした。
 で、あきらめてシャットダウンしようとすると............2分待っても終了せず..............
 完全にダメです。

・感想
 全くダメダメ、という感じでしょうか。
 一応、成功したなんて報告もあるらしいのですが、どうも「?」です。
 現状のままでは「使用する」以前の問題でしょう。



12:Adobe Acrobat Reader4.05

・概要
 御存じAdobeのPDFファイルビューワー。Mac/Win両方ともあります。
VirtaulPCで確認したバージョン
 3.03 4.0

・インストール
 指示にしたがって一発です。
・使ってみると........
 PDFファイルに画像があるとちょっと重いです。特に画面の移動などをすると負荷が大きくかかるため、少し時間が必要になります。また、拡大しても同様です。
 ただし、致命的に使えないわけではありません。


・感想
 仕事などで「MacとWinでも両方で確認」などと言われることもあるかも知れませんが、基本的な確認程度なら十分使えると思えます。


13:98lite

・概要
 Windows98SEなどは操作が「重い」です。こう言った原因となる「余計なもの」やIEを削除するアプリとなっています。詳しい概要はこちらへどうぞ。日本語版はこちらにあります。
VirtaulPCで確認したバージョン
 4.02(Windows98SE) 5.0.4J

・インストール
 かなり面倒ですので、上記サイトなどを詳しく探したうえで使用する必要があります。インストールガイドなどを参考とすると良いでしょう。
・所感と感想
 確かに重い感じが改善されます。VirtualPCとWindows95,98SE,98LITEの導入と使用感の比較と言う記事を作成しましたので、そちらを参考に。


14:DR-DOS

・概要
 MS-DOSコンパチのフリーのDOS。DOSを使う人にとっては重要でしょうか? サイトはこちらです。Unofficial DR-DOS Information Websiteもあります。日本語ではDR-DOSによるDOS/V環境の構築と言うサイトもあります。
VirtaulPCで確認したバージョン
 5.0.4J

・インストール
 初心者は手を出さないほうが良いでしょう。とりあえず昔DOSを使っていた人が必要に応じて使う、と言う事で今は使ったほうが良いと思います。ヒントとしてはDOSシステムを入手する方法と言うページが参考になるでしょうか?
・所感と感想
 やっぱり、軽いですねDOSは。Windows 2000のブートディスクなど、必要が生じそうな人は使ってみる価値があるでしょう。


15:Vine Linux 2.6r1

・概要
 UNIX USER誌の2003年1月号に付属してきたもの。CD-ROMからブートしてインストールが可能で、非常に簡素化したインストーラーによって、お手軽にインストールができるようです。詳しい情報は、Vine Linux Home Page(日本語)でどうぞ。

VirtaulPCで確認したバージョン
 5.0.4J(1GHz)

・インストール
 CD-ROMからブートして、後は設問に答えれば大丈夫です。かなり自動化されており、パーテンション切りも自動で行うことが可能です。MacOS9.2.2J上でだいたい1時間もあれば終わりました。
・所感と感想
 UNIX、Linux関係は共通していますが、機能拡張が出来ない分、Windowsに比べて重く、Macとのやり取りも出来ないために不利です。ま、とりあえずは動く、というのが確認できただけで良いといえるでしょうか。


16:Red Hat Linux 8.0

・概要
 UNIX USER誌の2003年1月号に付属してきたものです。基本的にはVineと同じです。サイトはこちら

VirtaulPCで確認したバージョン
 5.0.4J(1GHz)

・インストール
 CD-ROMからブートしていくのですが、どうもパーテンションを切る段階で「壊れています」の表示が出て先に進みませんでした。

・所感と感想
 一説によると、Red HatとVPCは相性が悪いという説もあるようですが......


17:KNOPPIX 3.1日本語版

・概要
 ゲストブックで、Aoxさんから紹介してもらったLinux。KNOPPIX(クノーピクス)についてはリンクを参照。ドイツ生まれで、CDのみでブート可能な Linuxです。
VirtaulPCで確認したバージョン
 5.0.4J(1GHz)

・インストール
 まず、上記サイトのダウンロードから、VPC向けのデータをダウンロードしましょう。容量は680MBぐらいありますので、高速回線が必須です。ダウンロードして回答すると1.9GBちょいのファイルができますので、VPCで新たなバーチャルマシンを作り、HDDイメージに解凍したファイルを指定してやれば完了です。
 いわゆる「インストール」という感じではないです。
・所感と感想
 MacOS Xだと少し重いように思えましたが、ちゃんと動くようです。
 とりあえず、気になる方はいかがでしょうか?


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最終更新2003/01/02