〜市販ゲームソフト〜

ここでは主に、市販ゲームソフトについてです。
(使ったVirtualPCのバージョンと、Macのハードとの関係はトップより「ベンチマーク」の方に掲載されていますので、参考にしてください)

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1:MechWarrior2

・概要
 「司令部より全部隊へ.......」で始まるActivision社製のフルポリゴンのシミュレーションゲーム。さまざまな種類の「メック」を操り、さまざまなミッションをこなし、そしてその内容は高い戦略性と戦術性を要求されました。また、(当時としては)非常にきれいな画面で人気を博しました。管理人もMac版を持ちます。Win版は、ちょうどVirtualPCのメジャーアップデートした後、2000円ぐらいで売っていた物を購入しました。

・VirtualPCで確認したバージョン
 Version2.01でATIのXclaim3Dを搭載前のバージョン(1) Version2.11でG3化済みのバージョン(2) Version3.0-G3(3) Version3.0-G4(4) Version3.0.3(5) Version4.0(6)

・インストール
 基本的には「ウィザード」がやってくれるので楽です。聞かれる項目はインストールの種類と、機種の確認、通信対戦の有無。そしてDirectXのインストールについて要求されます。標準インストールでやりました。

・遊んでみる
 (1)の環境では「重い」の一言。冒頭のムービーは再描画に失敗することが多く、変な物が残ります。しかも、ゲーム本編では「フルポリゴン紙芝居」を見ることが出来ます。
 (2)の環境では「重め」。冒頭のムービーはほぼ完璧に進行します(わずかにもたつくか?)。ゲーム本編は「氏族の間」等では全く問題なし。本編では(1)に比べて100倍はましな環境になります。が、ゲームをするにはかなり無理があるように思いました((1)と比べれば全然違います)。
 (3)の環境では「少し重め」。冒頭のムービーは問題なし。実際に訓練でゲームに入ると(2)よりも更に良い感じがします。まぁ、FPSはあんまり高い数値ではないでしょうけど、「一応」のコントロールは可能。頑張れば本編も可能かも........と思わせるぐらい良い感じです。
 (4)ではおそろしいほどの向上です。ムービーに問題なし。訓練ではあまり物体が多いとキツイですが、意外と難なくプレイすることが出来ました。おそらくは(3)よりもはるかに快適でしょう。「思った通り」のコントロールはほぼ可能と思われます。
 (5)設定を変更することでかなり遊べるでしょう。物体が集合している辺りでは設定を変えないとまごつく事もありますが、ほぼ問題なく遊べそうです。
 (6)「ドロップシップ降下」表示の時にエラーが発生し、遊べなくなりました。

・遊べるか?
 (1)では無理です。これで本編の1面で敵部隊の全滅まですべてこなした人がいたら御一報ください。
 (2)でも無理があります。いわゆる「コマ落ち」が結構あるので苦しいと思います。
 (3)では「もしかしたら」という期待感を持たせてくれます。まぁ、重くてキツイでしょうけど、気合いと先読みと根性で「遊べる」かもしれません。
 (4)では「行けます」と答えられます。もっとも、本編で重いやつは辛いでしょうけど。ただ、大半のミッションは遊べるものと思われます。
 (5)(4)よりも更に良好に遊べると思います。
 (6)ではエラーが発生。原因は不明ですが、非互換かも知れません。

・結論
 フルポリゴン3Dは結構無理があるかも、と思い気や(3)の環境ではちょっと期待感を持たせてくれます。内部的な速さはG3まで行けばかなりあるので、やっぱり描画がネックになっていると思います。 (4)ではG4のパワーなどが見事に発揮された感じ。 DOS時代のゲームはここまで来ると満足に動かないほうが少ない、と見たほうが良いでしょう。 (5)では3.0.3のアップデータのVelocity Engineの効果か(4)よりも快適に感じました。
 ただし、(6)環境下ではVPC4.0との非互換からか遊べなくなってしまいました。残念です。


2:信長の野望 戦国群雄伝

・概要
 まだ、国産パソコンが全盛の頃に大ヒットした「信長の野望」シリーズ第3弾。それをWindoes95に対応させて復刻。国数は前作「全国版」の50カ国に比べ減ったものの、「武将」と「行動力」と言う概念を加えてパワーアップさせた作品。非常に人気がありました。ちなみに当時の大河ドラマは中井貴一演じる「武田信玄」でした(たしか)。

・VirtualPCで確認したバージョン
 Version2.01〜2.13 3.0.3 4.0

・インストール
 基本的に他のソフトと同じ。「ウィザード」にインストール場所を指定すると、後は勝手にやってくれます。

・遊んでみる
 Version2.XXではオープニングムービーはコマ落ちが激しく、切なくなります。3.0でも2.XXよりはマシという程度でダメでした(レポートにしてないだけ)
 3.0.3や4.0ではムービーのコマ落ちが無くなり、順調に見られるようになりました。
 どちらにしても、ゲーム内容に関しては全く問題なし。特に問題は発生しませんでした。ルールが昨今のゲームに比べて簡単なのでのんびりやるには良いかもしれません。

・評価
 特に文句無し。
 基本的にアクションが激しくないので問題はないでしょう。

・結論
 MechWarrior2と違いあまり描画にも負担をかけないので、他のゲームでもこういったものは遊べるのかもしれません。ただし、Version2.XX下(3.0でも)ムービーがとにかくだめなので、Mac側で読んでしまうのも手でしょう(エンディングも........)。 3.0.3だと大丈夫だとは思いますが。


3:Diabro

・概要
 リアルタイムで進行するサードビュー型ダンジョン探検RPGと言ったところでしょうか。アメリカで発売され、非常に人気が出ました。ネット接続でのマルチプレイも人気の秘密でしょう。管理人は、Mac版を買いましたが、Winとのハイブリッドに気づき試してみました。

・VirtualPCで確認したバージョン
 Version2.0〜3.0 3.0.3 4.0

・インストール  最初にメニューが出てきます。ここで色々とチェックを行います(ハードのチェックとか.......尚、PowerMac7500当時の管理人のMacは24倍速のCD-ROMドライブを搭載していますが、Version2.0の環境でDiabroでは約2000KB/Sの転送速度を出してくれました)。このゲームはDirectXを必要とするのでDirectX5をインストール後再起動。後に本体のインストールを選択してそのままゲームに突入しました。

・遊んでみると
 オープニングムービーは、一瞬CDを読みに行ったりすることがあるので途中で(一瞬だけ)止まってしまうことがありますが、全体的には良好でした。
 ゲーム内容に関しては、G4化する前はマウスなどの入力に対して反応が鈍く、動作も少しきついようです。ただし、G4ではMac版で経験したものよりもホンのわずかにもたつく部分がありましたが、全く問題ない状況まで速度向上しました。 尚、住民の声は滑らかでした。 3.0.3環境下においては動作が更に改善されているように思えます。マウスの食いつきは更に良好になりました。
 4.0では更に良い感じになった感じがします。マウスが一気に軽くなり、ついてくる感じです。全体的にも高速化。Mac版よりも「ちょっと遅め」的な体感で遊べます。

・遊べるか?
 G4化以前ならば多分キャラクターが増えると(魔法も含む)遅くなると思います。入力に対する反応もネックになるので、そこら辺のところを許容してくれ、更に忍耐強い人なら何とか出来るかもしれません.........
 G4化後では、おそらく問題ないレベルで遊べるでしょう。実際ネットにつないだら.......なんて思うぐらい欲が出ましたから。 3.0.3ならば結構大量に来ないかぎり、或いは来ても大丈夫かも知れません。4.0なら更に確実です。

・結論
 G3化するまでの環境では辛いでしょう。 G3化でかなりの進歩があり、少しの忍耐でどうにかなるかもしれません(マウスの入力反応が遅い)。G4化まですると若干のマウスのもたつきがあるものの通常プレイではおそらく問題はないはずです。3.0.3ではVelocity Engineの恩恵か更にマウスの食いつきが良くなり、4.0からは更に軽快です。ここまで来ると気合い入れて遊んでも良さそうな気がします。


4:SINKHA

・概要
 最近買収されてしまったSTRATA社のソフトを用いた、「部分動画」の「紙芝居」。グラフィックがかなり緻密に描かれており、また遊ぶのではなくて「話を見る」ジャンルの先駆けとなったため話題となった。内容はSFであるが、終わりがちょっと半端かな......... 管理人は、大学の側にある店で980円で大安売りしていたのを買ってきました。ハイブリッド版。

・VirtualPCで確認したバージョン
 Verion1.01のみ

・インストール
 不要です。CDから話を読み込み、そして進行していきます。

・印象
 「あまりコマ落ちしないな」です。ただ、色数が少ないとせっかくの画像を活かす事が出来ないので、そこが難点でしょうか?

・結論
 あまり問題なく見れました。が、色数が問題でしょうか。まぁ、Mac版でしっかり見られるので問題はありませんが........ やはり、負担が少ない物は問題がないようです。


5:SYNDICATE WARS

・概要
 結構古いゲームです。Electricarts社のゲーム。文字通り「企業戦士」を作り、企業からの「暗殺」「誘拐」「破壊」「護衛」等の任務を受け、それをこなしていきます。火炎放射器等を使うと(区別なく)燃やしてくれたりするので結構面白いようです(別の意味で?)

・VirtualPCで確認したバージョン
 ATIカード装着前のVersion2.01(1) G3化済みのVersion2.11(2) G4化したVersion3.0(3) 3.0.3(4)

・インストール
 まず、DOSのゲームなので、いったんDOSモードにして、更に「US」(return)で「US」モードにしました。そして、「E」ドライブを指定し、「INSTALL」(Retuen)でインストーラを起動しました。面倒くさい.......  インストール画面では、少し凝った感じの机が出てきてそこで「言語」、「サウンドの有無」、「インストールの種類」を選択できます。いずれも「Midium」のインストールをしましたが、(1)、(2)では表示するマウスの反応が遅く、コントロールがしにくいです。(3)では問題なく動きますが、ボールの回転に対する動きがデフォルトで鈍いせいか、ちょっと動きが悪く感じます。 また、「ウィンドウ枠」の表示(レーザー見たいな物で枠を描く)を何かあるたびにしますが、(1)のケースでは遅く、(2)のケースでは結構高速、(3)では極めてスムーズで、滑らかに表示してくれます。 (4)では更に良好に、スムーズです。「こんなに速かったんだ」と思うぐらいですから。

・遊んでみると
 オープニングムービーは「ちょっと早めの紙芝居」が(1)で、「中途半端な動画」が(2)で、「読み込んで一瞬止まってまた読み込んで........」という滑らかなんだか詰まっているんだかよく分からない画面を(3)で見ることが出来ます。(4)では、今まで詰まっていたようなものも無く、完全に、順調にムービーを再生してくれました。Velocity Engineの効果、かも知れませんが。
 冒頭のブリーフィング画面では、マウスの反応が遅いのがとにかく気になります。「枠」の表示も(1)では遅い(コマ落ちします)のでストレスがたまります。
 ゲームに入ると、(1)より(2)の環境が速いのは分かるのですが、結構遅くコマ落ちも多いものでした。が、(3)では全く問題ないレベルで遊ぶことが可能です。 (4)では(3)よりも、更に、という感じでしょうか。Velocity Engineの効果、かも知れません。

・結論
 DOSのゲームにも関わらず、(1)、(2)レベルで遅いと少し悲しいです。(2)の環境で行けば、忍耐力を使えばどうにかなるような気もしますが、いかんせんマウスの反応が事に悪いので遊びにくいです。Diabroの方がまだ良いかも....... (3)の環境ならば確実に遊べるでしょう。 (4)では更に良好、快適です。スクロールも順調で、思い通りに動いてくれました。 (3)(4)の結果から、G4環境まであれば、おそらくDOS用ゲームは全く問題なく遊ぶことが出来ると思われます。


6:大戦略 for Windows95

・概要
 管理人がVirtualPCを購入したときについてきたソフト。さまざまな兵器を生産し、マップ上の敵国を占領するという戦略ゲーム(でも、「戦術」じゃねーか?)。元は非常に古いです。PC-88版で遊んだ人は今は少ないでしょう......多分。近代戦を導入した点で、当時斬新でした。尚、管理人はMac版をプレイした経験があります。

・VirtualPCで確認したバージョン
 Version1.0(1)、1.01(2)、2.0(3)

・インストール
 CDを入れるとウィザードが働いてくれます。基本的にはインストール場所の指示ぐらいで終わります。

・遊んでみると.......
 管理人が一番最初に感じたのは、「子ウィンドウが、親ウィンドウから抜けられない」という不便さでした。ちょっと勘弁して欲しいです。ちなみに、基本的にWindowsでの「仕様」ですので、解決できません。我慢して進めました。  (1)、(2)の環境では少しもたつきます。最大の難点は「描画」です。ただし、Mac版に比べて思考は「少し遅い程度」ですむように思えました。
 (3)の環境では、結構遊べますが、少し細かいところでもたつくように思えます。

・結論
 環境の工夫をすれば、結構遊べます。あえて付属させていることを考えれば当然かも知れませんが........


7:キス・オブ・マーダー 殺意の接吻

・概要
 国産パソコン全盛期の頃にあったアドベンチャーゲーム「J.B.ハロルド」シリーズの一つ。初回作「殺人倶楽部」の続編である「マンハッタン・レクイエム」のキャラクターをそのまま活かした「別シナリオ」的な作品。管理人は、X68Kで遊んだ経験あり。ただし.......クリアできませんでした(最後にある「推理シーン」でこけました)。

・VirtualPCで確認したバージョン
 Version2.12

・インストール
 CDを入れて指示通りにすれば終わりです。

・遊んでみると.......
 推奨環境が「486の33MHz」とあるので軽いかと思ったら、本当に軽かったです。音も問題なし。てきぱき動き、もたつくようなシーンは一切ありませんでした。
 シナリオ上での変更点は基本的になし。キャラクター絵の印象がちょっと違ったぐらいか。ただし、本来ならあった、最後にある「推理シーン」が省略。難易度はヌルくなっていました(残念なことに..........)。

・結論
 動画が無いと楽みたいです。アドベンチャー物はいける可能性が高いです。


8:ネクタリス

・概要
 元はPC-Engineのゲームだったかな? ハドソン社製のシミュレーションゲームで、未来の「月」における戦闘を描いたゲーム。「生産」という要素が無いのが特徴。 基本的にキャンペーンモードとして話が進行していきます。
 当コーナーの「比較編」を書いてくださった「Aox」さんに教えていただきました。 こちらから無料でダウンロード可能となっています。

・VirtualPCで確認したバージョン
 Version2.12(1) 3.0-G4(2) 3.0.3(3)

・インストール
 上記のページからたどって「winnec.exe」というexeファイルを落とします(約1.5MB)。これをVPCに移してダブルクリック、自動解凍の後にセットアップが出来ます。これを起動させるとウィザードが働きますので、後は指示にしたがって終了です。

・遊んでみると.......
 「Aox」さんによると、マシンパワーを要しないとの事でしたので、期待を持って起動させると、確かに軽いです。 VPCでも余裕で遊べる速度です。 細かい説明は、タイトルから「MANUAL」を選択することで知ることが出来るので、楽でしょう。
 ただし、オリジナルを知らないので良くわからないのですが、(1)の環境では、スクロール(タイトルや字幕など)が少しスムーズでない様にも思います(字幕であったら「ABCDEFGHIJK」という文字列が「ABCD」が出た後に一気に「EFGH」、「IJK」といった具合にでる)。また、マウスの動作に対する「食いつき」が少しクセがあるようです。 しかし、慣れれば問題はなく、遊べる環境であると思います。
 (2)の環境では非常にスムーズ。マウスの食いつきも表示も問題なく表示されます。 遊ぶならばこちらの方が必然的に快適になるでしょう。
 (3)では、更に良好でした。更に良い感じ、ですね............

・結論
 かなり軽いので遊べます。 変な(致命的な)もたつきも見られないので、VirtualPCでゲームに飢えている方にはお薦め出来るものと思います。


9:ハイドライド

・概要
 1984年にPC-8801版の発売を皮切りに、日本中で大ヒットしたARPGの金字塔となったT&E SOFT社の作品。主人公「ジム」を操って、魔王「バラリス」を倒し、フェアリーランドを救う........といった話。 管理人はMSXで遊び倒しました。 Vectorからダウンロードが可能です(\1500キーウェア)が、色々と特典がついていたのでパッケージ版(定価\3800)を購入しました。

・VirtualPCで確認したバージョン
 Version2.13(1) 3.0(2) 3.0.3(3)

・インストール
 購入したCDを入れると、勝手にウィザードが起動。 後は指示したがってインストールします。ただし、パスワードを入力する必要があります。

・遊んでみると.......
 「完全に」PC-88版を再現した「オリジナルモード」と、今様にアレンジした「アレンジモード」の二種類のモードがあります(途中で切り替え可能)が、いずれも動作は軽快です(単に「絵」と「音」を変えてあるだけなので、操作感覚は一緒)。ただ、MSX版で遊んだ人間としては、少し動きが滑らかでないかな.......といった部分がありました(MSXのスプライトの恩恵かも知れませんけど)。
 (1)においては、一部の場所(キャラクターが多いとか)では、少しぎこちなさが出ることもあります。が、致命的な程ではありません。
 (2)の環境においては、(1)よりもコントロールの正確性が出ており、より「遊び易い」感じがしました。
 (3)では、更に高速・快適化しました。(2)でも遊べますが、更に良好と思ってもらって大丈夫です。
 ま、どっちにしろペンタの133以上が推奨なのですがあんまり問題にしなくてもよさそうです。
 全体的に軽いです。

・結論
 軽いので遊べます。 致命的な物はそんなに感じませんでしたので、マシンパワーがそこそこあればきっと遊べるのではないでしょうか。 昔遊んだが、今はWindowsは持っていなくて、遊んでみたい.........そんな方には強くお薦めします。


10:大戦略マスターコンバット

・概要
 VirtualPC3.0にバージョンアップした際に付いてきたもの。 何故かと頭ひねったら、どうやら先着何名かに限定して配付だったようです。 VirtualPC1.0のシステムソフト版を購入した際に付いてきた、初回出荷のオマケでついてきたのと同じ「大戦略シリーズ」の一つ。これで何作目かわかりませんが(^^;;
 キャンペーン主体ですね。マニュアルを見ると、CPUは486/66MHZ以上で、推奨はペンタの75以上となっています。

・VirtualPCで確認したバージョン
 Version3.0

・インストール
 購入したCDを入れて、あとは指示にしたがって終了です。一応、フルインストールを選択しました。 ただし、DirectXは必須(付属します)。

・遊んでみると.......
 256色モードのみで動作。画面は複数のウィンドウを表示するために、640*480(13インチ相当)では非常に辛いです。一応、800*600で快適に遊べるようになります。
 一応、最初の「訓練」だけ済ませたのですが........付属として付いてくるだけあって、現環境においては快適。ちょっとクリック関係でレスポンスが悪くなる事がありますが、全体としては全く問題なく遊べることが可能です。一応、画面を広げても、それほど苦痛にはなりませんでした。もっとも、ムービーはちょっと.......ぎこちないというか、コマ落ちが大きめです。
 ただ..........後半、複数カ国参加でフィールドが広がったり、部隊の展開が多くなったりすると(思考時間などの問題で)どうなるかはわかりませんが...........(ある程度高速なCPUならば問題ないとは思いますけど)

・結論
 軽いので問題なく遊べます。大戦略のようなシリーズが好みならば全く問題ないでしょう。
 この手のシミュレーションならばVPC(他、エミュレータ全般に言えるかもしれませんが)のように描画がきつくても行けるのではないでしょうか。


11:ハイドライド3 Gold Pack

・概要
 国産パソコン全盛当時の超有名ゲームの復刻版。アクションRPGの代名詞の一つ、と言っても過言ではないでしょう。 当時はこの開発元のT&E SOFTと日本Falcomがこのジャンルで激しく争っていたのですが.............
 少なくとも、「金字塔」を建てたソフトの一つと言えます。  この復刻版は、ハイドライドII、3のセットで3に関してはアレンジモードがあります。

・VirtualPCで確認したバージョン
 Version3.0(G3) 3.0(G4) 3.0.3 4.0

・インストール
 ウィザードが動作し、勝手にやってくれます。ただし、キーコードの入力はしなければなりません。 DirectXは必須ですので、必要に応じてインストールしましょう。

・遊んでみると.......
 ハード要求がCPU133MHz以上で、640*480のHigh Color16Bitを要求します。 この色数が結構仇になったのか...........描画が特に遅いです。致命的でプレイできるレベルではありません。特にG3環境では無残と言えます。G4でも描画が目に見えて遅いです。
 しかし、3.0.3において、Velocity Engineの効果からか環境の向上が見られました。オリジナルでワンテンポ確実に違ってきています。もっとも、プレイはアレンジモードにつきますけど(^^;;。少しやり込んで見ましたが、アレンジモードでは実機ではもう少し快適なのかも知れませんが存分に、基本的に問題なく遊べました。
 4.0になると更に快適に。非常に重かったオリジナルモード(II、3とも)での体感速度の上昇は顕著です。アレンジ版でも更に快適。結構大変だったIIなどもわずかな忍耐で遊べるレベルになるでしょう。全体的にプレイする場合はフルスクリーンモードで「解像度の調整」をしたほうが良い感じです。

 ちなみに、アレンジモードの方が高速に遊べます(^^;;
 あと、追加ですが。CDから曲を取ると、曲の切り替え時にVPC側が一瞬止まりますので要注意です。

・結論
 あぁ、2.X.X下では残念........だったのですが、3.0.3に関してはアレンジモード下であれば充分に遊べることが判明しました。4.0にするとオリジナルモードでもどうにか遊べそうです.......ただし、ハイドライド3はアレンジ版が良いですが。



12:天下御免

・概要
 98全盛期のころのARTDINKの「江戸商人シミュレーター」ゲームの復刻版。
 元禄時代の商人となり、「越後屋」状態で自分の取り扱う種類の商売での覇権を争い、人気者になろう、というゲームです(^^;;

・VirtualPCで確認したバージョン
 Version3.0(G4)

・インストール
 ウィザードによって簡単に進みます。

・遊んでみると.......
 ハード要求がペンタ100MHz以上で、640*480の256色......つまり、標準状態です。が、実際には800*600以上の画面サイズが必要です(ウィンドウが多い)。
 遊んでみると、実に軽快。余裕で動く、と言ったところでしょうか。 もたつくところもなし。 G3でも楽勝かと思われます。

・結論
 結構余裕です。
 まぁ、アクションなしのシミュレータですので余裕なのでしょう。 この手のゲームがお好きならばお奨めします。


13:Xanadu

 13、4年前の国産パソコンゲームで、パソコンゲームの歴史を文字通り塗り替えた、当時を知る者ならば必ず知っているゲームの復刻版。知らなきゃモグリ、なんてレベルじゃありません(某パソコン雑誌でのランキング1位を1年以上走った)。 日本Falcomのドラゴンスレイヤーシリーズの第二作目。 アクションRPGの金字塔の一つ。
 超々名作です。
#MSX版は遊び倒しましたし(^^;;
・VirtualPCで確認したバージョン
 Version3.0(G4) Version3.0.3 4.0

・インストール
 ウィザードによって簡単に進みます。 尚、DirectX必須です。

・遊んでみると.......
 ハード要求がペンタ133MHz以上で、640*480のHigh Color16Bitを要求します。
 遊んでみると、ハイドライド3 Gold Packと同程度の要求でしたので重いと思い気や実に軽快。ちゃんと「Xanadu」をしていました。レベル0のショップもちゃんと存在していますし........
 ちゃんとした完全移植のようです。
 尚、4.0でも稼働しました。が、気のせいか3.03よりも「ひっかかる」感じがすることがあるようです。ただし、フルスクリーンモードにすると解消されました。

・結論
 素晴らしいぃ.........いやぁ、遊んじゃいます。やりこんだ人間にとっては(^^;; まぁ、最近の甘やかされたコンシューマーユーザーには熾烈でしょうけど(^^;;
#ちゃんとこの世界のルールを理解するまでやるのかなぁ.........
 ま、それはともかく意外なほど軽快。 昔やり込んだ方には持って来いでしょう!
 Xanadu ScenarioIIまで出て欲しいです。本当に...........
#そう言えば、ドラスレシリーズをちゃんと理解している人は今は何人いるのだろうか............(^^;;


14:太陽の神殿

・概要
 上記Xanaduの後「アステカII」と銘打ってでた日本Falcomの超々高難易度アドベンチャーゲームの復刻版。 当時としては斬新なアイコンを採用したアドベンチャーゲームですが............当時の「何々したら絶対クリアー不能だけど、それが分からない」という特徴を更に厳しくした内容。 当時の各パソコン誌は毎号これのレスキューに走っていたことを思い出します(^^;; ノーヒントクリアーの人は本当に強者の部類でしょう。
 しかし..........多分......いま、こんなゲーム出したらクソゲー扱いなんだろうなぁ...........
#甘いだけだってのに。

・VirtualPCで確認したバージョン
 Version3.0(G4) Version3.0.3 4.0

・インストール
 ウィザードによって簡単に進みます。

・遊んでみると.......
 ハード要求がペンタ100MHz以上で、オリジナルモードだと、640*480の256色。アレンジモードだとHigh Colorを要求されます。
 遊んでみると、問題なく動きます。4.0でも動作します。

・結論
 全く問題なし。
 超辛口ゲームを遊んでみたい方、是非どうぞ(^^;;


15:One 〜輝く季節へ〜

・概要
 常連某氏の心温まる策略お気遣いによって頂いた「ビジュアルノベル(?)」。 高校生の恋愛シミュレーションってヤツになるんでしょうか?

・VirtualPCで確認したバージョン
 Version3.0(G4) 4.0

・インストール
 ウィザードによって簡単に進みます。

・遊んでみると.......
 要求はHigh Color。ですが、アクションシーンという物が無いため非常に軽快。
 4.0でも問題なく動きますが、場面転換で「左から右へ」と舞台が変わるシーンがありますが、ここで前に比べると引っ掛かりが多くなったように感じます。

・結論
 予想通りというか噂通りというか全く問題なし.......ですが、4.0だと描画にわずかな問題が出来たような気がします。実際的には障害にはなりませんが。


16:PARTS

・概要
 管理人の同期である「かるま」氏より提供されたビジュアルノベル(?) SQUADRADという会社の作品。 18禁らしい。 内容は........ある教団の「神の子」と呼ばれる少女二人の面倒を見る羽目になった主人公は...........
 ...........怖いです。

・VirtualPCで確認したバージョン
 Version3.0.3(G4) 4.0

・インストール
 インストールを選んであっさり終了。簡単です。

・遊んでみると.......
 要求はHigh Color。 ビジュアルノベル、という事ですので余り重くないと思ったら.........3.03では人物のしぐさの書き換え等がちょっと重めです。問題は大してないですが、Oneなどと比べると重めです。 尚、個人的にうるさいのが嫌いなので音声は切ってプレイ(効果音とBGMはON)でやっているのですが、その時の状態でこれです。
 4.0だともっと高速化します。どうやらプログラムが未熟みたいです。しかし、音に関しては問題があり、描画があるシーンになると音が間延びします。また、エンディングでは音の間延びと音飛びが発生します。CD-DAではなく、HDに音を入れるタイプにこのような障害が発生するようで、同様のタイプのLienでも確認されました。

・結論
 プログラムが未熟なのか、重いソフトです。3.0.3でも結構イライラしますが........ま、遊ぶのには問題ないですが.........遅めの処理能力では画面の書き換え等でやや忍耐がいるかも知れません(システム的にも未熟)。4.0だとマシになりますが、音が問題になります。何故でしょうかね?


17:Baldur's Gate

・概要
 常連某氏の「ボム」により提供していただいたゲーム。
 AD&Dの世界を元にしたゲームで、ある意味「外があるディアブロ」っぽいです。CD5枚組の大作、との事ですが...........
 要求されるハードはPentium166以上/32MB/HDD:320MB/VRAM:2MBで、推奨はPentium200/48/560/4となっていまして、GlideやDirectDrawは未対応の様です。

・VirtualPCで確認したバージョン
 Version3.0.3(G4)

・インストール
 インストールを選んで、諸条件を選択してからあっさり終了。時間がかかります。

・遊んでみると.......
 まず、ムービー再生ですが、長くて重いのでキャンセルです。キャラクター作成を最初にしますが、設定が細かくTRPG的に思えます。
 で、実際に遊んでみると.........変な緑色のオブジェクト(雲か?)が目立ちます。上手く処理できていないのでしょうか? 動きは重く、英語も相まってやる気が起きるかというとかなり疑わしいです。
 う〜〜ん.......頑張れば遊べなくはないでしょうけど、色々とオブジェクトが増えるときつそうに思えます。

・結論
 余り積極的に、とは思えません。
 忍耐力があって、意地でも遊びたい、という場合なら別ですが..............


18:To Heart

・概要
 常連某氏の「ボム」により提供していただいたゲーム。
 Leafの「Visual Novel Series」第三弾。有名、らしいので説明は省略。

・VirtualPCで確認したバージョン
 Version3.0.3(G4)

・インストール
 ウィザードが働いて勝手にやってくれます。簡単です。

・遊んでみると.......
 要求は256色。CD-DAで音楽関係はCDより出るのも相まって、非常に軽量。問題なく遊ぶことが出来ました。

・結論
 余裕です。非常に問題なく遊ぶことが出来ました。おそらくは604系でも余裕で遊べるかと思います。

19:Kanon

・概要
 常連某氏の「ボム」により提供していただいたゲーム。
 「One」を作ったチームが結成したKEYという会社のビジュアル・ノベル作品。18禁。

・VirtualPCで確認したバージョン
 Version3.0.3(G4) 4.0

・インストール
 ウィザードが働いて勝手にやってくれます。簡単です。

・遊んでみると.......
 要求は32,000色以上ですが、1600万色以上が御奨めとされます。余り、そう変わりませんが......... CD-DAで音楽関係はCDより出るのも相まって、非常に軽量。問題なく遊ぶことが出来ました。
 しかし、4.0になると特定のスクロールシーンが悪くなるようで、オープニングや雪の降るシーンがややぎこちなくなっています。オープニングでは当方の環境で約3秒程度遅くなった感じがします。

・結論
 色数を上げても余裕でした。4.0ではやや障害がありますが、まず問題なく遊べると思います。

20:Silver

・概要
 常連某氏の「ボム」により提供していただいたゲーム。
 セガより発売されたゲーム。Jarrahに復活した悪の魔道師Silverを主人公は倒すことが出来るか? と言う話。アクションRPGといったところですが、全部英語です(オリジナルはINFOGRAMES)。

・VirtualPCで確認したバージョン
 Version3.0.3(G4) 4.0

・インストール
 ウィザードが働いて勝手にやってくれます。簡単です。

・遊んでみると.......
 3.03環境下だと、ムービーは問題ないのですが、冒頭に大量にキャラクターが出てくるシーンでは異様に重くなります。人数が少ないと余り問題はないですが........ 4.0だとこれは大きく改善されます。また、若干マウスの挙動が怪しくなります。
 尚、冒頭に戦闘訓練があるのですが、これはうまくいきませんでした。理由は「Cotrol+右クリック」が攻撃で、左クリックが「避け」なのですが.......Macだと「Control+クリック」でコンテクストを出すようにしていますので、Winだとこれが「避け」になってしまうからと思われます。ですので、遊ぶごとに設定を変える必要が生じます。面倒です。  そうそう、英語でストーリーが良く分からないのは難点かと思われます(^^;;

・結論
 4.0ぐらいまで行くと比較的動くようになるので、遊べるでしょうが........
 設定などを変えないかぎりは、このままだと遊べません。


21:Lien 〜おわらないきみのうた〜

・概要
 友人「かるま」氏より「ボム」られた作品。
 Purpleという会社のビジュアル・ノベル作品。18禁。

・VirtualPCで確認したバージョン
 Version3.0.3(G4) 4.0

・インストール
 CDは2枚組。片方はインストール。もう片方は音声という仕様ですが、音声では600MBは食うようですので結構なHDD容量が必要です。音声はもともと興味無いので入れていません。
 基本的にはウィザードが働いて勝手にやってくれます。簡単です。

・遊んでみると.......
 軽快に動作します。4.0だと描画がやや変わった感じで、すだれ式にシーンが転換するところでやや遅くなった感じがします。また、音に関してはPARTSの所と同じ現象が起きています。HDに音を入れているタイプに共通する問題の可能性があります。

・結論
 4.0からだと音を諦める必要があるかも知れません。本当に飛ぶので、結構げんなりしてしまう可能性があります。もしかしたら、音声などを入れても同じこととなる可能性があります。


22:吸血殲鬼 ヴェドゴニア

・概要
 常連某氏の「ボム」により提供していただいたゲーム。
 Nitro+という会社のノベル作品。18禁。

・VirtualPCで確認したバージョン
 4.02J

・インストール
 CDは1枚です。フルと簡易が選べますが、前者では容量をやや食います。基本的にはワンステップで終了です。
 尚、アップデータが出ていますので、そちらを入れてから遊ぶことをお奨めします(セーブデータが消えますので)。

・遊んでみると.......
 ムービーが処理の限界を超えるのか途中で止まります。また、特定シーン(フラッシュが出る)ではVPCの描画の遅さが仇になり、やや苦痛です。途中で反応が遅くなるシーンもあります。ただし、音はCD-DAでもないのにそんなに途切れず、また通常シーンではほぼ問題なく遊ぶことが可能です。
 尚、メモリー割当てを増やしておくとやや上記項目は改善されるようです。

・結論
 特定シーンでやや苦しいものがありますが、そこら辺を除けば問題なくプレイできます。プログラムがしっかりしているのか、音の途切れがCD-DAでないのに発生しにくいのは良いと思います。
 興味ある方はどうぞ。


23:RELICS The recur of "ORIGIN"

・概要
 常連某氏の「ボム」により提供していただいたゲーム。
 ボーステックの昔懐かしい名作「Relics」を現代的にして復活、という作品です......操作形態はかなり「Diablo」ですが(笑)

・VirtualPCで確認したバージョン
 4.02J

・インストール
 CDは1枚です。指示通りにすれば問題なく終わります。

・遊んでみると.......
 音楽はCD-DAですので、余りゲームプレイに影響は与えないようです。ゲームそのものはもともとそうなのかは分かりませんが、動作は重めとなっています。しかし、マウスの食いつきなどは問題ないです。プレイそのものはやや重めなのを除けばそれほど問題はなさそうです。ムービーも入ることがありますが、そちらも大きな問題は起こしませんでした。

・結論
 やや重めであることを除けば、遊ぶのには全く支障はないと思われます。興味ある方はやってみると良いでしょう。


24:SORCERIAN ORIGINAL

・概要
 常連某氏の「ボム」により提供していただいたゲーム。
 日本ファルコム全盛期の頃の「Dragon Slayer」シリーズ5作目の復刻版。かなり有名なゲームの一つです。

・VirtualPCで確認したバージョン
 4.02J

・インストール
 CDは1枚です。指示通りにすれば問題なく終わります。

・遊んでみると.......
 音楽はCD-DAではありませんが、問題なく動いているように思えます。もともとが軽いのでしょうか?
 シナリオの一つ目をやってみましたが、基本的には問題はないようです。

・結論
 問題なく動くと思われます。遊び倒した人達にとっては良いゲームとなるのではないでしょうか?


25:鎮花祭

・概要
 常連某氏の「ボム」により提供していただいたゲーム。
 神道色の強い土地に、代々神職を継いできた家に生まれた主人公が、「鎮花祭(はなしずめのまつり)」を前に様々なトラブルに。その理由は........? 尚、18禁です。

・VirtualPCで確認したバージョン
 4.02J

・インストール
 CDは1枚です。指示通りにすれば問題なく終わります。

・遊んでみると.......
 基本的に、起動すれば問題はないのですが.......ちょくちょく始める際に「回復できないプロセッサーエラー」が頻発される事があります。この場合は諦めて再起動する以外無いようです。
 尚、MIDI関係のアップデータが出ています。プロセッサエラーは改善されませんが......

・結論
 ちょっとトラブルが多いのが困りますが、動くといえば動きます。
 なんともここらへんは難しいですが.........


26:ロードモナーク・ファースト

・概要
 常連某氏の「ボム」により提供していただいたゲーム。
 日本ファルコム全盛期の頃に出た「領土を分捕って領地を拡大していく」と言うゲームの復刻版。かなりシンプルなのですが、奥深いゲームでもあります。最近は手軽に入手可能です。

・VirtualPCで確認したバージョン
 4.02J

・インストール
 CDは1枚です。CD-DAでなくMIDIで良ければCD無しで起動可能。しかも6MB程度と非常にお手軽です。

・遊んでみると.......
 軽快に動きます。もともと486SX/33MHz以上となっていますので、最近の機種なら問題なく動くでしょう。
・結論
 問題なく動きます。暇潰しなどには持って来いではないでしょうか?


27:Schwarzchild III Truth

・概要
 もともとは、国産パソコン全盛期のころの、光画堂スタジオのSFシミュレーションゲーム。復刻版で、オリジナルにさらにストーリーの部分に追加を加えた作品。ターン性のストーリー性の高いゲーム。

・VirtualPCで確認したバージョン
 5.04J(Classic)

・インストール
 CDは1枚です。CD-DAで音楽を鳴らします。

・遊んでみると.......
 アクションがある、というわけではないので、楽です。200MHz以上が必要と書かれてありますが、だいたい問題ないでしょう。

・結論
 問題なく動きます。シリーズをやっていた人にはお勧めです。


28:時を越えた手紙

・概要
 1980年代後半に出た、シンキングラビットの超名作ADV「カサブランカに愛を」の復刻版(CYBER FRONT社による)。コマンド入力から選択制になり、さらに地図が広がるなどのアレンジが加えられている。尚、オリジナルとは異なり全部カラーとなっている(X68K版はカラーだったが)。

・VirtualPCで確認したバージョン
 5.04J(Classic)

・インストール
 CD1枚でお手軽です。HDDにセーブデータを除いてデータを落とさず、CDから起動することも可能となっています。

・遊んでみると.......
 5.04では、CD-DAでは音が1周するとそれ以降がならなくなるというバグがあるようで、これにからんで時代が移るときに進行が止まってしまうことがあります。が、音を鳴らさないことで解決可能です。
 これ以外は全く問題なし。

・結論
 問題なく動きます。過去にやったことのある方はチャレンジしてみてもよいでしょう。


29:道化師殺人事件

・概要
 上の「時を越えた手紙」と同じく、1980年代後半に出た、シンキングラビットの名作ADV「道化師殺人事件」の復刻版(CYBER FRONT社による)。コマンド入力から選択制になり、移動はムービー形式に、さらに一部でなぞ解きに変更があるなどアレンジが加えられている。こちらも、オリジナルとは異なり全部カラーとなっている。

・VirtualPCで確認したバージョン
 5.04J(Classic)

・インストール
 CD1枚でお手軽です。

・遊んでみると.......
 移動がムービー形式になっているため、ややマシンパワーが食われる感じがします。が、基本的に移動がやや遅く感じる(というか、ゲーム上これで動かなければならないので、もともとかったるいものはある)点がありますが、これ以外は全く問題なし。

・結論
 問題なく動きます。こちらも過去にやったことのある方はチャレンジしてみてもよいでしょう。


30:Schwarzshild GXR 時現の遣人

・概要
 Schwarzchildシリーズの作品の一つ。Schwarzchildの世界では後期になるのか? 98DOS版に新シナリオを追加したWindows復刻版の廉価版を購入。パーツの組み合わせで戦艦を造る、などさまざまな工夫がされています。

・VirtualPCで確認したバージョン
 5.04J(Classic)

・インストール
 CD1枚でお手軽です。

・遊んでみると.......
 オープニングで音と絵の同期が少しずれていますが、まぁ問題はないです。ただ、画面を広くとったほうがやりやすいゲームですので、少しパワーが必要かも知れません。17インチサイズにして見たほうがやりやすいでしょう。基本的にはPentium75の頃の作品ですので、そう問題はありません。

・結論
 問題なく動きます。過去にやったことのある方はチャレンジしてみてもよいでしょう。


30:腐り姫

・概要
 友人「かるま」氏よりボム(笑) 「行殺!新撰組」で有名になったライアーソフトの作品。記憶を失った主人公が、昔住んでいた「とうかんもり」に引っ越すが、ここで出会った「蔵女」が.......かなりホラー色が強い作品。もっとも、「ライアー」ではあるんですけどね、所々は(笑) 18禁。

・VirtualPCで確認したバージョン
 5.04J(Classic)

・インストール
 CD2枚組みですが、特に問題なし。

・遊んでみると.......
 画面効果でややVPCには負荷がかかるようです。が、効果を切ればそう問題はないでしょう。基本的には問題なく進みます。

・結論
 問題なく動きます。ちょいと難解な上にインモラルな作品ですが、興味あれば。


32:鬼哭街

・概要
 上と同じく「かるま」氏のボムより。Phantom、ヴェドゴニアのNitro+がおくる、デジタル小説。未来の上海で、組織に裏切られ、身内を殺された男の壮絶な復讐物語。18禁。

・VirtualPCで確認したバージョン
 5.04J(Classic)

・インストール
 CD1枚でお手軽です。

・遊んでみると.......
 非CD-DAで時々音が切れますが、特に問題ないでしょう。ヴェドゴニアの様なマズルフラッシュで延々と時間を食う、と言う事も無く、非常に軽快。作品も良くできていますので、興味ある方は是非。

・結論
 問題なく動きます。いや、冗談抜きでお奨めです。


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最終更新2002/10/16