からむこらむ
〜その36:『買ってはいけない』検証(2)〜


まず最初に......

 こんにちは。日が暮れるのも早くなり、気温も下がり始めるようになりましたこの頃、皆様は如何お過ごしでしょうか? 季節の変わり目の為、管理人はよろしくないです..............(~_~;;

 さて、今回も前回の続き。『買ってはいけない』の中身について、管理人の視点からの検証をしてみたいと思います。
 今回は、この本の中に挙げられている物質についての具体的なデータ等を挙げる前に、この本の中で多くを割かれ、また所々出てやり玉に挙げられ、そして管理人の専門分野にからむと言うことで、「食品添加物」と「農薬」に関して少し「次回への布石」として述べさせていただきます。
 それでは「『買ってはいけない』検証(2)」の始まり始まり...........



 それでは前回の予告通りに続きから...............
 この本の中では、多くのスペースを食品に関してさかれています。そして、そのスペースと後書きその他から、著者達は次の様な事を良く言っています。

「添加物はいけない」 「食べるのならば無農薬。減農薬もダメ」

 理由は? そう、前回語ったようなスタンスで「全部毒だから」というのがその理由になっていますが..............
 皆さんはどうでしょう? 添加物は、そして農薬は使ってはいけないものと思われるでしょうか? もちろん「無節操に」「大量に」使用すれば当然のことながらこれらは仇をなします。(添加物はあんまり聞きませんが)農薬は現に良く自殺に使用されます(過去の自殺では農薬を用いた自殺が特に多かった)から、確かに毒なんですけど............... うん?こう書くと「じゃぁ結局毒なんだから食べちゃいけない」と思われる方もいらっしゃるかもしれません。 しかし、結局は何度も言いますように「使い方」さえ考えればこれは日常の生活に対して「利」をもたらします。
 ..........と書いてもピンときませんか? では逆に問いましょう。

もし添加物と農薬が使用されなかったら?

 よくこの二つを批判される方がいらっしゃいます。そして、管理人につっかかって来られた方もいらっしゃるんですけど、逆にこの質問をすると答えられませんでした。 そう、意外とこの事について考えていらっしゃらない方は多いようです。 実はこの二つは農業生産と食品流通、ひいては食品衛生に関係するのですが...............

 そういうことで、今回は具体的に物質とデータを挙げる前に、この事について簡単に(本格化すると大変なので)触れさせていただきます。


●食品添加物

 食品添加物についてはその3にも少し書きましたので、どういうものがあるかとか、「天然」と「合成」の違い等に関する事は取りあえず省略します。

 本来食品というものは、衛生的に安全で、食べて好ましいという状態が必要です。まぁ、そのためにさまざまな保存法.........例えば、冷蔵、加熱、乾燥、塩蔵など色々と昔から作られてきました(もちろん、適用できる/できない食品があるわけですけど)。 しかし、文明の発展に伴って(良くも悪くも)生活水準の向上と都市への人口集中、また生活形態の変化などから、食品を大量、かつ同時に供給する必要が出てきて、その結果簡便性、並びに高い保存性を持つ加工食品が広く用いられるようになりました。 で、この加工食品の製造に必要なものの一つに「食品添加物」というものがあります。
 この点については良いでしょうか?

 さて、とりあえず種類について再掲しておきましょうか。 食品添加物にはおおまかに次のようなものがあります。
  1. 食品の製造に必要なもの.......豆腐用凝固剤、かんすい、膨張剤、製造用剤
  2. 食品の鮮度保持や食中毒予防.......保存料、防カビ剤、殺菌剤、酸化防止剤、被膜剤
  3. 食品の品質向上......増粘剤、結着剤、乳化剤
  4. 食品の嗜好性の向上......着色料、発色剤、漂白剤、酸味料、甘味料、調味料、香料
  5. 栄養素の強化.......栄養強化剤
 1.は実際に食品製造に必要なものになります。ちなみに、最初の「豆腐用凝固剤」ってのはいわゆる「にがり」の事ですね。豆腐を食べられる方はコイツにお世話になる=食品添加物使用という事になります。ちなみに、『買ってはいけない』では豆腐はおろか、これについて全然触れられていません(笑)。逆に触れられている「かんすい」はめん類に使用されているので有名でしょうか?
 2.は『買ってはいけない』で最もよくたたかれています。よって後で少し突っ込みましょう。
 3.は『買ってはいけない』ではたたかれてはいませんね。読んで字のごとくで、加工に良く使用されています。
 4.は『買ってはいけない』で2.に並んで良くたたかれています。においや味に関する「嗜好性」の向上に使用されています。
 5.は『買ってはいけない』ではたたかれてはいません。日本では不足しやすいアミノ酸である「リシン」を給食にくわえて出されたりしたことがあります(が、「添加物」ということで反対が多く取りやめになりましたが...........)。病人などには非常に有用なものとなります。


 取りあえず、『買ってはいけない』で最もたたかれている2.関してここでは簡単に触れておきましょうか(スペースの問題がありますし)。
 2.の内容は「食品の鮮度保持や食中毒予防」とあるように、基本的には「食品の保存」に関する事項になります。そして、最も「食品衛生」に関与する重要なものです。何故か? それは、微生物の繁殖=食中毒と大きく関与するからです。

 皆さんは「食中毒」っていうのは良く聞くかと思います。まぁ、硬い言葉で言えば「食品を介して起こる疾病」なんですけど、これは色々とあります。行政的には原因物質によって、細菌、化学物質、自然毒に別れています。これは簡単に説明すると、自然毒による食中毒は、そろそろシーズンであるキノコなど、植物・動物から摂取した毒によって起こるものです(そろそろニュースで聞くのではないでしょうか?)。化学物質による食中毒は、文字通り化学物質による食中毒。細菌による食中毒は良く聞きますので、まぁ説明は不要でしょうか。

 さて、ここまで挙げたところで質問です。上に挙げた食中毒の原因物質の中で、一番多い原因は何でしょう?
 実はまぁ........食中毒は全部のケースで原因が判明できるわけではないのですが、判明したものの中で一番少ないのは化学物質で約1%、次は自然毒で約10%程度で、一番多いのは約90%で細菌となっています。 つまり、微生物による食品の汚染によって食中毒になるケースが非常に多いという事になります。
 ちなみに、「化学物質」ですけれども、農薬や食品添加物も含まれますが、実際には、その多くは細菌の生み出すアレルギーの原因物質「ヒスタミン」が占めています。農薬、食品添加物というケースはそれほどないのが実情です。

 尚、細菌性の食中毒ですがその原因の半数を腸炎ビブリオが多く占め、次にサルモネラ(チフスとか)、病原性大腸菌が続いています。 一応、現在においては最も極悪なボツリヌス菌(毒性は最強の部類)は非常に稀です。

 さて、微生物というのはどこでもいるものであり、本当にそこかしこにいます。空気中にもいますし、人間の体内にもいますし、土の中にもいますし、そして食品の中にもいます(ついでに、人間の手が触れれば、食品にその手にある菌が移りますし............)。 そして、それら微生物は一部は人間にとって非常に「有用」であるものもありますが、実際には有害なものが多く、その有害なものが食品で繁殖すれば.........当然のことながら非常に重大な問題になります。例えば、購入した食品を開封したら異臭がしたとか、食べたら急に下痢が起きたとか...........そして、最悪の場合死に至ったりとか..............
 で、こういうものを防ぐために食品には保存料が用いられるのですが............ これは食品中の菌の繁殖を抑制(場合によっては殺菌)を行い、食品の安全性を高める目的があります。

 ...........では、もしこの手の「保存料」等の食品添加物がなかったらどうなるでしょうか?
 これは確実に言えますが、まず食中毒の件数は劇的に増えます!! 最近の厚生省のデータでは、食中毒は概ね1000件以下(昭和61年から8年間程度。ただし、平成9年度や7年度は1500件近くに急増.........病原性大腸菌O-157等が原因か)なのですが、戦後では人口が半分程度しかいないにも関わらず1000件〜3000件程度発生しています。 そして、食中毒による死者はおそらく急増するでしょう。極端な話50倍とかそういう単位で...........これは、(ちょっとうろ覚えなのですが)平成9年度での食中毒の死者は8名(昭和60年以降は概ね20人以下で、一桁という年もあります)なのですが、戦後..........昭和24年のデータを見ると、食中毒による死者は411名にものぼっている事からそういうことが推測できます(もちろん、医療水準などが違いますが)。 原因はおそらく細菌性のものが圧倒し、産生する毒素等による死者が多く出ることが推測されます。肉類はうかつに手を出すとボツリヌス菌にやられたりとか、そういう事態が考えられます。また、細菌の産生するヒスタミンによるアレルギー性食中毒も増えるでしょう。
 こう考えると、世の中では間違いなくコンビニ弁当は出せなくなると思われます(出ても、2時間で廃棄とか)。スーパーでも食品の数が急減する可能性は極めて高いと思われます。結果、手軽に食べ物を入手することはかなり困難となることが予想されます(「昔はどうこう」とおっしゃる方もいらっしゃいますが、人口の規模が違う!)。そうなると、かなり食料事情に関して非常に重大な問題に直面することが考えられるでしょう。

 ちなみに、一切誇張してはいませんが.................安易に批判される方は、ここまで考えたこと、あるのでしょうか?
#ちなみに、伝統的保存法を持ちだされる方もいらっしゃいますが、製造の問題と需給の問題から、現在の社会的情勢を考えると結構難しいものがあります。


●農薬

 さて、次に農薬です。 まぁ、嫌われ者度ではかなりポイントが高いと言えるでしょうか?
 では、「農薬」って一体、どういったものなのでしょうか? 農薬取締法によりますと「農薬とは農作物(樹木および農林産物を含む)を害する菌、線虫、ダニ、昆虫、ネズミその他の動植物、またはウイルスの防除に用いられる殺菌剤、殺虫剤、その他の薬剤、および農作物などの生理機能の増進または抑制に用いられる成長促進剤、発芽抑制剤、その他の薬理をいう」と定義されています。まぁ、単純に言いますと「農作物を保護」するのが目的という事ですね。しかし、実は農薬はこう言った農作物に限定されず、いろいろな局面で使用されています。その中でも大きな役割(の割には認知が薄い)というのは...........「衛生の保持」という部分があります。

 農薬そのものの歴史は結構古く、人間が「農耕」というものを初めて以来、何らかの局面で使用されていました。例えば、紀元前1000年頃には硫黄を使って病害を防いだとも言われています。 が、現代に比べれば「たかが」しれている部分もあり、結局はその年の天候に大きく左右されていたというのが実情でした。これにより国家の基盤が揺らいだり(国力=農業という部分は大きい)するわけで、当然のことながら色々と工夫はしたのですが...........干ばつ、洪水、虫害などが起こると、収穫は大きく減少しており、それに伴って生活は苦しくなったりもしました(まぁ、歴史ですね)。 また、いくつかの良い対処法がわかったとしても、大抵において広報手段が無かったという部分もあり広まらなかったという事があります。
 しかし、19世紀にはいり、コーカサス(黒海方面)で除虫菊を殺虫剤として使用したことから大きく農薬が発展し始めます。その後、第一次世界大戦、第二次世界大戦などを通じて化学合成による農薬が開発され、その問題が指摘・改良を繰り返しながら現在に至っています。

 では、『買ってはいけない』では無農薬を賛美している部分がありますが、ちょっとここに突っ込んでみましょうか。この本の中で挙げられている農薬は「殺虫剤」と「除草剤」ですが.............これについて簡単に触れておきましょう。

 まず、殺虫剤ですが...........これは、農作物につく「害虫」.........例えば、蝿、アブラムシ、ウンカなどの害虫の駆除・防除に使用されます。と、同時に、衛生害虫の駆除にも使用されています。 実は後者は非常に重要で、合成農薬の製造のきっかけになっています。と言うのは、戦争による死者のうち、その大半が伝染病による死者であることが知られており、この伝染病を媒介する衛生害虫(代表的なのはマラリアを媒介する「マラリア蚊」など。その他、ダニ、蝿、ゴキなど)を駆除するのが目的で化学合成の農薬が製造されました(本当はもっと複雑な事情もあるのですが、省略)。そして、戦後、この農薬は民間に転用され、日本でも(父母の世代あたりに)GHQによるBHCやDDT(両方とも農薬)の使用によるダニ、シラミの駆除が行われ、そして赤道周辺国ではWHO(世界保健機構)によるマラリア根絶のためのオペレーションなどが行われ............結果、これら病害虫によって死ぬ運命にあった人達が実際に救われたという事実が存在します。 そして前者は..........そう、農薬の使用と品種改良によってこれら農作物の増産がなされ、日本では億にも達した人口を養う(コメの場合)が可能となりました。

 で、次に除草剤ですが.........これは早い話、目的とする農作物の成長を阻害(日光の遮断や、通風の遮断、養分の奪取)をする「有害雑草」の駆除(=除草)の為に使用される農薬です。 除草作業というと、昔は炎天下の中不自然な姿勢で、手作業で雑草を引っこ抜くという「非常に辛い作業」であり、農家で見られた「背の曲がった」農家の人などといういわゆる「暗い農家」のイメージ形成に一役買ってしまうという作業でした。事実、データを調べてみると1950年に10a辺りの除草作業は50時間にもおよび非常に辛い重労働でした。 しかし、除草剤の使用によりこの作業は著しく軽減し、1990年には10a辺り30分という非常にその負担を軽減したという事実があります。
#著者の方々は、ここら辺の苦労はしたことがないと見える。

 さて..........では、もし農薬が無くなったらどうなるでしょうか?
 日本において人口の推移を見てみると、戦国時代の終りには約1800万人の人口がいたと言われています。そして天下は太平し、開墾などを行った結果江戸中期(この間、百数十年)には約3100万人(内、85%は農民)に増えました(72%の人口増加!!)。が、江戸の末期になると開墾の限界から人口は約3200万人と言われています(開墾しきった為、人口増加分を養えるほどの食糧生産ができなかったわけです)。もちろん単純比較は出来ませんが、これがある意味において「無農薬」を実践した場合の日本での人口の限界の目安となります(つまり、全人口=1億2400万人の内、9200万人は養えないという事)。
 また、専門家の調査結果によると、農薬の使用を中止した場合、世界中で農業生産において損失は30%以上といわれており、約30年で2倍に人口が増えると予想されている現在において、この事実は極めて重要となります。
 以上の事から察するに、まず「生きるために」農家への転身は進むかもしれません。収量は技術開発で増えたとは言えども、農業人口は江戸時代より少ない現代ですし................ そして、その年の天候によっては大きく収量が左右されると思われます。 また、世界中で飢餓問題は一層深刻となり、食料の輸入・輸出などという「余裕」はあまり生まれないものと想像できます。仮に出来たとしても、相手国に到着するまでにさまざまな形で汚染を受けたり............ また、衛生害虫による感染はかなり深刻化し、日本でもダニ、ノミ、蝿、蚊、ゴキなどによる衛生被害(日本では、蚊が媒介する「日本脳炎」が昔は非常に多く、死亡原因の一つにもなっていた!)が、そして赤道付近ではマラリアなどによる病害が広範囲で発生し、人口減に一役を買う................. 入国時にこの手の感染する病気を持ち込まれる可能性も高くなり、伝染病のまん延などが抑えられなくなる............
 ............SFみたいですが、結構しゃれにならない部分が現実としてあります。
#ここまで考えたことのある人は少ないと思いますが...............これでも書き足りないぐらいの非常に重要な事態が発生するという..........

 ちなみに、天候による収量についてですが..........その幅が昔は極めて大きかったのですが、昨今では余りその幅は大きくないというのは、現代の科学技術をベースとした農業の成果と言えるでしょう。 具体的には、数年前に不作になったときにタイ米の輸入だなんだでわめきましたが、もし現代の科学技術を利用しなかったばあい(つまり昔のままの場合)、これはかなりの不作...........飢きんなどの心配になるレベルまでいったものと思われています。
#もちろんここで言う「科学技術」は農薬のほかに肥料や土壌学、植物生理学など、たくさんの種類の科学分野がからむのですが.............

 と、簡単に利点を述べてみましたが、当然のことながらこれらは「毒」である部分は否定できません(具体的には別の機会にやるつもりです)。
 現に歴史的に見てみると、これらの農薬が著しく環境を破壊し、生態系を破壊していった部分が多分にあります。 が、しかし.........現在において研究は進み、そしてそれの「使用法」を正しく守っている限りは非常に有効なものであると思われます(結局は、使用法を使う人がちゃんと守ってくれるかというのが大きいんです。本当に)。
#ちなみに、野菜などの残留農薬が心配な方は、良く洗うことで十分農薬は落とせます。残留農薬は大体数ppm以下の程度の残留であること、また農薬は現在は水に溶け、分解しやすいですいものが使用できるので、水で洗うことで物理的にも科学的にも落とすことが可能です(どっちにしても、ppb、pptまで行くと実質無作用ですけど)。


●まとめ

 以上のように非常に駆け足でしたが(書きたいことは本当に一杯あります!!)、食品添加物と農薬について「もしなかったら」などを書いてみました。
 誤解を招かないように言っておきますが、管理人は別に「バンバン使え!!!」って言っているわけではありません。両者とも過剰の使用は慎むべきであり(「必要なとき、必要なものを、必要な分」だけというのが理想ですし、それを推進するべき)、そして疑わしきものは検証を行い白黒つけるべきなのですが....................
 実は、こう言ったものはもちろんある意味において使わなければ相応のリスクは減少するのですが、実際には「農産物」など社会情勢などが非常に大きく絡む問題であり、軽々しく「無農薬」とか「無添加」という発言は実は問題があります(というか、そこまで考えて言う人って少ない)。もちろんメリットもありまして、病人や老人・乳幼児にはこれらの食品を与えるということは無用なリスクを背負わせずに済むなどという部分があります。 が、実際には健康な成人が食べるには実際には問題にならない量というのが現実です。
#そういう意味では、こう言ったことが大きく叫ばれるようになったのは、それだけ豊かになったという事かもしれません。

 とにかく..........こう言った現実的な部分のメリットとデメリットというものをもうちょっと考えてから色々と考える。これが重要かと思います。 その上で当然のことながら研究を行う人間や実際の使用者(企業、農家)には慎重を期していただきたいのですが.............


 それでは長くなりました。次回にはいよいよ具体的に物質とデータについて触れてみたいと思います。




 はぁ.........長い長い(^^;;

 さて、今回の「からこら」は如何だったでしょうか? 段々書いているうちに収拾がつかなくなったりして苦労しましたが.........(^^;;
 今回は、『買ってはいけない』で目の敵にされている農薬と食品添加物について、おおまかな「必要性」といった部分を書いてみました。これを頭に置いたうえでこの本を読んでみると...........(^^;;;; ちなみに、文章中にも書きましたが、別に管理人は「ばんばん使え!」というわけではなく、「必要なとき、必要なものを、必要な分」だけというのが理想なのです!!(実際には難しい部分が存在するのですが..........)
 まぁ、取りあえず今回はそういうことで(^^;; これと前回を頭に入れていただいた上で次回に繋げたいと思います。

 さて、このシリーズですが、次回は具体的に物質と、本で挙げている毒性データを比較し、実際にはどうなっているのかを挙げてみたいと思っています。お楽しみに.................

 あ、御感想、お待ちしていますm(__)m

 さて、それでは今回は以上です。来週をお楽しみに...........m(__)m

(1999/09/21記述 同22日加筆・修正)


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