〜VirtualPC FAQs〜
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このページは、VirtualPCのトラブルシューティング・Tipsなどの統合ページです。
管理人が実際に遭遇したトラブルや、他サイトで報告されたトラブルなどについてや、ちょくちょく出てくる疑問などについての解答等を掲載しています。
ま、いわゆる「FAQs」といったところですかね。
有効に活用して下されば幸いです。
#尚、VitualPCで使用するOSはWindows95を中心に扱っています。が、Windows98でも支障はないでしょう。
御指摘・追加などの意見がございましたら、ゲストブックかメールでお知らせ下さい
m(__)m
FAQs項目
- VirtualPCが起動しない
- 速度の向上をしたい
- マウスがVirtualPCのウィンドウから出ない
- Windowsのインストールをしたい
- DOSゲーム(含デモ版)がインストール出来ない
- インターネットへの接続が出来ない
- Voodooでゲームをしてみたがマウスがおかしい
- 再生中にコマ落ちが激しくなる
- 「状態の保存」が出来ない
- Mac-Win間のファイル移動ができない
- ドラッグ&ドロップでファイルを移動させようとしたが、うまくいかない
- コピーがうまくいかない
- 強制終了法
- Windows9x用のソフト購入の指標
- リムーバブルメディアのマウント法
- USB機器を使用したい
- CD-ROMがイジェクトできない
- ハードディスクイメージの使い分け
- 入力装置の工夫
- VirtualPCとOpentransport2.6Jのトラブル(Hideさんによる報告)
- ベンチマークソフトについて
- VirtualPCとMacOS9.0.4JでのCDのトラブル
- 時間がずれる
- Windowsしか読めないCD(CD-R)
- BIOSを立ち上げてみたい
- ゲームのコントロールがおかしい
- Windows Meのインストールがしたい
- Voodooを使用したゲームが遊べない
- HDDイメージ拡張での支障(Aoxさんによる報告)
- Windows用CD-ROMのイメージ化とマウント法
- VirtualPC4.0でのWindows95 OSR2インストール後のディスプレイ設定の障害
- VirtualPC4.0でのWindows95 OSR2におけるディスク性能低下
- VirtualPC4.0での特定のゲームの音飛び現象と描画
- VirtualPC4.0でコピーがうまくいかない
- OSのCD-ROMがあるのに、インストールが出来ない
- SoftWindowsからVirtualPCへのデータ移行
- Windows98SEが重い!
- IEは削除できるか?
- Windows98のインストールでフリーズ?
- HDDイメージでのインストールなどの操作ができない
- フォルダ共有で障害が出るケース
- バーチャルマシンの起動障害
- VirtualPC上でADSLの接続は出来るか
- VPC5.0.1を入れたが、機能追加を迫られる
- VPC5.0.1での解像度切り替えとWin95環境下での障害
- VPC5.0.1とゲーム
- ゲームなどのプロテクトCD対策
- VirtualPCとBSD、Linux
- VirtualPC6.0で5.0xのディスクイメージのインポートが出来ない
- VirtualPC6.0をMacOS Xで立ち上げた時入力を求められるが、エラーが出てバーチャルスイッチが設定できない。
- VirtualPC6.0で、MacOS XとMacOS 9の初期設定を共有する方法
- キーボードの表示と入力が不一致
- VirtualPC7.0で、98SEをコンバートしたら起動時におかしくなった
- VirtualPC7.0で、CDイメージが使えない
- VirtualPC7.0で、ゲームなどの挙動がおかしい事がある
- VirtualPCが起動しない
●症状:MacOSをアップグレードしたが、それ以来VirtualPCを起動させようとするとフリーズする。
●原因:VirtualPCとMacOSの非互換
●解決法
Macのディスクをフォーマットしたりして、VirtualPCの1.0からバージョンアップしてきたユーザーがVPCの再インストールを行ってそのまま立ち上げようとした際によく遭遇します。例えば、ディスクをフォーマットしたところにMacOS8.5をインストールし、これにVPCの1.0をインストールして立ち上げた際にフリーズを起こします。 これはMacOSとVirtualPCの非互換から生じるようです。
この場合、VPCにアップデータなどをかけてバージョンを上げて下さい。これで使えるようになるはずです。
尚、TIL-60576JNによると、VPC2.1.1以前のバージョンはMacOS 9.0では動かないようになっています。これはConnectixのサイトで2.1.2以降のアップデータを入手して下さい。
- 速度の向上をしたい
●不満:Windows機を購入せずに効果的なVirtualPCの速度向上は出来ないものか?
●解決法
大体、ハード的なものとソフト的なものに対応を分けられるでしょうか?
まず、VirtualPCはPC/AT互換機のエミュレートをするものですが、当然「まね」をするために非常にMacに負荷をかけます。つまり、「Macのマシンパワー=VPCのパワー」という公式が存在します。 よって、Mac側のハードウェアのパワーアップによって場合によっては非常に効果的なパワーアップを施すことが可能です。 どういう物があるかと言いますと、
- 最新Macの購入
最も効果的なパワーアップ。ですが、金と場所を食います。(^^;;
- CPUの換装
新規本体購入以外で最も効果的な方法でしょうか? 過去には604eや603eなどを使用している場合、G3に換装するだけでかなりのパワーアップが出来ました。現在でもアップグレードカードは多くでていますので、換装してみるのも良いでしょう。
- メモリーの増設
VPCへの割当メモリーを増やすことで、重めのアプリケーションの使用感が変わるかもしれません。
- ビデオカードの増設
今となっては古いですが、特に第二世代PCIPowerMacintosh7x00、8x00、9x00ではCPUに引き続いて最も効果的なパワーアップかもしれません。
「ベンチマーク」のページにあるように、XClaim3D(Rage Pro)を7500に増設したところ、全体的なパフォーマンスが向上しました。 描画に関するCPUの負担をビデオカードが解消・軽減するためと思われます。
#ただし、下記のVoodooの様なアクセラレートは不可能です。
- ハードディスク関係の環境改善
もし増設ハードディスクにVPCを入れている場合、その増設HDDがMac標準のSCSIポートに接続されていればSCSIカードを購入することでDISK関係の速度向上が望めます。最近はSCSIカードも安くなっていますので、購入の価値はあるかと思われます。
- Voodooカードの増設
VPCの2.1〜3.03まで3Dfx社製Voodooチップ搭載のアクセラレーターカードをVPCが使用できます。これでドライバをインストールすれば、VirtualPC上でWindows9xのMiniGL、Direct3D、GlideといったAPIを使用することが可能です。 ゲーム等をやってみたい場合には比較的効果的な方法でしょう。
ただし、最近のゲームが「まともに」動くのは期待しないほうが良いですけど...........
といった事がハード的には言えます。
もし、ハード的パワーアップをする場合には、予算と良くにらめっこをして下さい。 下手すれば新機種購入の方が割に合う、という事もありますから...........
で、次にソフトウェアによるパワーアップを考えてみますと........
- VirtualPCのバージョンアップ
これも効果的なパワーアップ方法。特にメジャーアップグレードの際には非常にそのパワーの向上がありますので、古いバージョンを使用している場合にはバージョンアップをお奨めします。
- フォーマッタのバージョンアップ
例えば、ハードディスクを増設したときに、フォーマッタが付属してくるケースが多く見られると思います。 このフォーマッタのバージョンを上げて、ドライバを最新版に更新するとディスク性能の向上が見られたケースがありました。
- VirtualPC内の環境を変える。
例えば、特に必要もないのにスクリーンサイズを17インチまで上げてみたり、色数をTrue Color32Bitにしていたりすると非常にVPCの「アキレス腱」である描画に大きな負担をかけます。 こう言った負担を最小限にすることで使用感を向上させることが可能です。 特にビジネスアプリ(Officeなど)で色数が必要とされない場合は、800*600以下で256色モードにすれば比較的快適な使用ができると思われます。
- VirtualPCの初期設定を変える。
メモリーに余裕があれば、VRAMの容量を上げてみましょう。 Ethernetの設定は、特にネットワークを使用しないのならば不要です。 サウンドカードの使用をしないことで、レスポンスが若干向上することがあります。 必要がないならばMMXエミュのチェックは外しましょう。 また、Mac側とのやり取りを考えないのであれば、「ビデオの調整」を入れることで多少のビデオの向上が見込めるような感じがあります。
といったことがソフト的なものに言えます。
ハード的パワーアップに比べて安上がりで済む反面、大幅なパワーアップは期待できません。
以上を良く考慮したうえでどちらのパワーアップを選ぶか、良く検討をして下さい。
- マウスがVirtualPCのウィンドウから出ない
●症状:VirtualPCにWindows9xを新規でインストールしたが、今までと違ってVirtualPCのウィンドウからマウスカーソルが出なくなってしまった。
●原因:VirtualPCのWindows9x用のアップデータをかけていない。
●解決法
VirtualPCのアップデートには二種類あります。一つはVPCアプリケーション本体のアップデート、もう一つはVPCで使用しているWindows9xのアップデートです。本体はパッチを当てる形で大抵はアップデート出来ますが、Win側はWin上で用意されたアップデータをかけた上でアップデート出来ます。 このWin側でのアップデータをかけることで、「フォルダ共有」や「ドライバの更新」など。そして「VirtualPCとFinderのシームレスなマウスの移動」が出来るようになります。
バージョン1.0.xから2.0へ、または2.x.xから3.0へのアップグレードは、両者とも基本的には添付してくる「Extras」というハードディスクイメージを初期設定で「ドライブD」に指定し、再起動後にこのドライブDに入っているファイルを実行することでアップデートが可能です。 また、2.x.x→3.0へのアップデータとしてフロッピーディスクイメージが用意されていますので、わざわざドライブDを指定して再起動をかける様なことをしなくても、「3.0 Additions.img」ファイルをフロッピーとしてマウントすれば、その中にある「vpcadd.exe」ファイルを実行することでアップデートすることが可能です。
ただし、フロッピーをマウントした場合、再起動の際にフロッピーを抜き忘れるとWindowsが起動しないので、フロッピーのアンマウントをお忘れなく...........
#起動時に警告されますが。
尚、「Command」キーを押しっぱなしにすれば、マウスはVPCのコントロールを逃れられますので、Macでの作業に戻りたい場合はこの操作をして下さい。
- Windowsのインストールをしたい
●不安:VirtualPCのCドライブの拡張を考えた。新たにCドライブを作るのは問題なく出来るが、これにWindows95を入れたい。しかし、どうやってインストールしたらよいのか分からない。
●解決法(このケースではWindows95ですが、98ではCD-ROMよりブートですので、起動ディスクの手間は省けると思います。)
まず、最低でもWindows95のCD-ROM(当然ですね)と、起動ディスクのイメージが必要です。また、初期設定で「フロッピーからの起動不可」のチェックを外しておく(=つまり、「起動可」の状態にしておく)ことが必要です。
まず、「OS_Install.img」というファイルを探して下さい。これをWindows95が入っているハードディスクイメージ(誤って消してしまった場合は、VirtualPCのCD内に入っているディスクイメージをコピーしてこれを初期設定で使用できるようにして再起動して下さい)を起動させて、フロッピーディスクとしてマウントさせます。
次に、「マイコンピュータ」を開き、ドライブAをダブルクリックで開きます。 この中にある「Makeboot」をダブルクリックして下さい。そうするとDOS窓が開いて必要なファイルを「OS_Install.img」にコピーします。以後、このディスクイメージは起動ディスクとしてWindows95のインストール時には必ず必要になりますので、大切に保管して下さい。
これで最低限の準備が完了です。
さて、手順ですが........
- Cドライブを作る
起動する際に、バージョン2以降でしたらoptionキーを押しながら起動して下さい。そうすると初期設定画面が現れます。 Cドライブの所に「ディスクイメージの作成」がありますので、これを選択。名称(MacのFinderで表示されるための名称)と容量を入力すれば終了です。
- 起動ディスクの使用
「1」の操作が終わったら再起動させて下さい。そうすると、英語で何やら表示されます。このときに先程作った起動ディスクをフロッピーディスクとしてマウントして下さい。そうすると勝手に読み込み始め何やら質問してきますので、「Y」を選択して下さい。これで新たに作ったハードディスクイメージに起動に必要なファイルがコピーされます。
全てが終了したら、起動ディスクをアンマウントして、メニューバーから「PCの再起動を選択」して下さい。
- Windows95の起動まで
「2」の操作が終わって再起動すると、化けた文字で色々と出てきます。が、取りあえず無視して下さい。 「Enterなんちゃら」と出たらEnterキーを押す事で進行します。 一通り化けた文字で表示される操作が終了して、一通り入力の待機状態に入ったら、CD-ROMドライブにWindows95をセット。セットが終わったら「E:SETUP」と入力して下さい。 これでインストーラが作動します。
#「:」はJIS配列のキーボードを使用しているのならば「SHIFT+;」で入力可能です。
- インストール時の注意
インストーラが立ち上がれば後は指示にしたがって入力だの選択だのをしていけば進行していきます。が、「起動ディスクの作成」はWindowsに詳しくなければキャンセルして頂いて結構です。これは、「OS_Install.img」という起動ディスクを使用していれば問題ないからです。
また、特に印刷をしないのであればプリンタの設定も適当に済ましてしまえばOKです(印字テストはキャンセルして下さい)。
- インストール後の注意
インストールが終了したら、必ずWin側のアップデータをかけて下さい。
以上です。
尚、CD-ROMからのインストールが出来ない場合は35.OSのCD-ROMがあるのに、インストールが出来ないを参照して下さい。
- DOSゲーム(含デモ版)がインストール出来ない
●症状:DOSゲームを購入したが、どうやってもうまくいかない。
●原因:複数の可能性あり 代表的なものは1:USモードへの切り替えをしていない 2:VPCがエミュレート出来ない の二つ。
●解決法
いくつかの原因があります。が、どちらにしても最低限のDOSの知識がない場合は手を出さないほうが無難です(ディレクトリの変更が分からないとかでは尚更)。
- DOS窓で上手く動作しない
→「スタート」からWindowsの終了を選び、「MS-DOSモードで再起動」を選択する。 この状態で挑戦してみる。
- USモードにしていない
→DOS版ゲームの中には「USモード」で起動する必要があります。 これはMS-DOSモードで再起動して、「US」と入力しましょう。これで「USモード」になります。 これでインストールをしてみて下さい。
- 「認識不能のプロセッサエラーが出ました。PCをリセットします」とVirtualPCから警告される。
→残念ながら手が出せません。あきらめて下さい。
大体は以上のケースでしょう。
これ以外のケースでは、OSの種類で地域を判断し、特定地域でのインストールが出来ない様にする「エリアプロテクト」や、「コンベンショナルメモリの不足」、という症状があります。 このケースでは、「Aox」さんの運営されている「趣味手紙」の「PC Tips」および「640KBの壁について」にそれぞれ詳しい解決法が書いてありますので、そちらを参考にして下さい。
尚、Tipsですが、DOS窓を画面全体に表示したい場合は、Alt(MacではOption)+returnで表示の切り替えが可能です。
- インターネットへの接続が出来ない
●症状:VirtualPCから試しにインターネットに接続してみたい。が、プロバイダの提供の設定を色々とやってみたが、どうもうまくいかない
●原因:多数 特にモデムの認識方法が分からないケースが多い。
●解決法
これはさまざまなケースが考えられ、なんとも言い様がありません。
しかし、特にモデムの設定に関してつまずき易いように思えますので、ここではその点について扱ってみたいと思います。
以下の項目の設定の確認をして下さい。
- ポートの確認
初期設定で表示されるポートの設定は大丈夫でしょうか? 例えば、COM2ポートにモデムを対応させようとした場合、ここの表示が「なし」ではインターネットへの接続は不可能です。 この場合COM2ポートを選択して、「Macintoshシリアルポート:」のオプションからモデムをつないでいるポート(普通は「モデムポート」)を選択する必要があります。
#G4でシリアル変換をしてモデムを使用している場合でも、同様にして下さい。
- Windows対応、最新モデムドライバの入手。
一般にモデムはMacでもWindowsでも使用が可能になっているはずです(アダプターをかましているケースが多いでしょう)。 で、その機種の会社のHPにアクセスして、サポートからその機種向けのWindows用モデム設定ファイルをダウンロードしましょう。 ダウンロードしたら、VPC側に移し、添付ファイルの指示に従ってドライバのインストールを行って下さい。
後はWinでモデムの設定を変更することでそのモデムを使用することが可能になるでしょう
以上、確認してみて下さい。
また、G3などの内臓モデムも同様にポート選択で対応出来る様です。
尚、細かい設定に関しては、各自プロバイダのサポートを御利用下さい。こちらでは一切お答えしません。
#電話番号や、パルス・トーンなどの設定ミスの様な初歩的な物は論外です。
#Macでの設定を上手く応用すれば十分に対応できるはずです。
- Voodooでゲームをしてみたがマウスがおかしい
●症状:Voodooのアクセラレートを利用してゲームをしてみたが、マウスの挙動がおかしい。色々と動かすと時々動くが、また動かなくなる。
●原因:二種類の可能性。一つは「仕様」? もう一つはVirtualPCとFinderとのシームレスなマウス移動による、VirtualPCでのWindowsのマウスコントロールの離脱?
●解決法
この症状は、ある特定のゲームで起こる場合と、VirtualPCのWin側のアップデートによる、MacとVPCのシームレスなマウス移動が可能になることで発生するように思えます。前者の場合は、Unreal TournametやSinと言ったマウスを使用して照準するタイプの「Quake」型のゲームで特に起こるように思えます。回避法は見つかっていません。 後者の場合は推測となりますが.........
VoodooでGlideやDirect3DなどのAPIが稼働しているとフルスクリーンで表示されますが、実際にはその画面の「外」が存在しており、ここはVPCのコントロールから外れます(フルスクリーンモードの時にVPCのウィンドウから外れるとカーソルがMacのカーソルになる部分があります。ここが「外」です)。で、アップデータをかけるとマウスはVPCのウィンドウから外れることが可能になりますよね? それと同様のことが起きているようです。つまり、VPCのウィンドウをからマウスが抜けると、マウスカーソルはVPCのWindowsではなく、Macのコントロールとなります。 ですから、時々動かすとコントロールが戻るのは、Macの画面からVPCのウィンドウ内をかすめた時にコントロールが戻るから、と言うことが出来ます(で、そのまま動かすと、またVPCから外れてコントロール不能となります)。
この対処法は二種類あると思われます。
○1:「Aox」さんより、「Mac側の解像度を変更する」というアイデアを頂きました。これをVoodoo側の解像度とあわせることで確かに「外」が存在しなくなり、マウスの問題が解消できます。
○2:初期設定でビデオの項目の「ビデオの調節」のチェックを入れることで、回避可能となることを確認しました。特にMac側とのやり取りがなければこちらの方法が確実性が高いと思われます。
- 再生中にコマ落ちが激しくなる
●症状:ムービーの再生やスクリーンセイバーを使用していると、最初は滑らかなのだがしばらくするとコマ落ちがし始める。
●原因:画面の同期の取り方の問題(?)。
●解決法
これ、ほぼ全てのソフトで確認しました。ただし、Voodooが稼働していると起きないようにも見えます。画面の同期の取り方の問題ではないかと思われます。詳しくは、「Aox」さんが「VIDEO調節の影響とVPC3.0-3.0.3」の記事で解説されていますので、参考にしてみてください。
解決法は、マウスなどを少し動かしてみたりと、何らかの入力があると元に戻ります(よって、スクリーンセイバーを見るには不都合が生じます)。 また、「ビデオの調整」のチェックを入れておくとこのコマ落ちの度合いが減少します。
- 「状態の保存」が出来ない
●症状:Command+Qキーで「状態の保存」をしたのだが、保存をせずにそのままWindowsの画面に戻る。
●原因:特定環境下で起こる不具合。
●解決法
詳しくは忘れましたが、MacOS8.5以降でVirtualPC2.1.xでこの状況が起こる、という報告が出ています。 Version3.0ではこの症状は治っていますので、気になる場合はVersion3.0にアップグレードをして下さい。
- Mac-Win間のファイル移動ができない
●症状:雑誌やマニュアルなどを読むと、Mac→WindowsやWindows→Macへとファイルのドラッグ&ドロップによるコピーが可能と書いてあるが、出来ない。
●原因:アップデータをかけていない。 またはFile Exchange(またはPC Exchange)がインストールされていない。
●解決法
前者の場合、Win側のアップデータをかけていなければ当然ファイルのやり取りは不可能です。 アップデータをかけて下さい。
後者の場合、MacでWinのファイルを仲介する役割を持つ「File Exchange(またはPC Exchange)」というコントロールパネルがありますが、VPCはこれを利用してファイルのやり取りをします。インストールされていなければインストールをして下さい。
- ドラッグ&ドロップでファイルを移動させようとしたが、うまくいかない。
●症状:MacからファイルをVPC側(Winもアップデート済み)にドラッグ&ドロップでコピーしようとしたが、アクセス出来ないと拒否された。
●原因:不明
●解決法
まず、何度かやってみて下さい。 ファイルをWinにドラッグしてそのまま待ち、カーソルが十字になってからドロップすれば大半はすんなりいってくれます。 もし、それでも駄目な場合は、ファイルを格納しているフォルダから変えてみたりして色々と試してみて下さい。
まずないでしょうけど、もし駄目だった場合は共有フォルダに突っ込むのも手です。
- コピーがうまくいかない
●症状:ファイル(またはフォルダ)を複数ドラッグ&ドロップでコピーしようとしたが、途中で「ICONがコピー出来ない」とかいうエラーメッセージが出てコピーができなかった。
●原因:不明
●解決法
いっぺんに多数のコピーではなく、少しずつコピーをしてみて下さい。 共有フォルダに入れても、共有フォルダからドライブCなどに移そうとすれば同様の現象が起きます。
ま、共有フォルダからコピーしないで使用する、と言うのも手ですが..........
- 強制終了法
●症状:VirtualPCでWindows9x用アプリを動かしたが、ウンともスンともいわなくなってしまった。 この状況から復帰したい。
●原因:アプリケーションのフリーズ
●解決法
Macintoshではアプリケーションがウンともスンとも言わなくなった場合、まず「Commnad+Option+ESC」での強制終了を試してみるように言われています。これで駄目だった場合は「Command+Contorol+Power Key」での再起動をするように.......以上がMacでの一般的な対応手順かと思われます。
さて、Windows9xの場合もこれに相当するものがあります。 方法は「Alt(Option)+Control+Delete」のコンビネーションで起動中のアプリケーションの強制終了、または再起動を選択することが可能です。 取りあえずは「PCの再起動」を行う前にこれを試してみて下さい。
- Windows9x用のソフト購入の指標
●不安:折角Windows9xが使えるのだから、それ用のソフトを買いたい。しかし、動くか心配だ。
●解決法
まず、自分の環境下でのVirtualPCで動かすOSのパワーを認識して下さい。これである程度の目安にはなります。
実際にソフトを購入する場合、以下の点について特に注意をしてみて下さい。
- 必要とされる環境基準を満たしているか。推奨値も満たしているか。
- 描画関係にどれだけの負担をかけるか。
まぁ、ハードディスク容量とか、CD-ROMドライブは何倍速以上.......などというのはMacでも一緒ですのでこれらは良いでしょう。
さて、実際に検証してみると..........使用されるソフトによって大きく変わるのですが、基本的にCPUのパワーが使用するソフトの基準を満たしていないと駄目です。例えば、PowerPC604e搭載でVPCを使用している場合にソフトの環境基準が「PentiumII/266MHz以上」、という数値が出たらまず絶望的です。 ですが、486/66MHz以上という様な物でしたら大体は問題ないと言えるでしょう。
次にCPUのパワーを満たしているとしても、画面サイズが広くないと駄目、というケースがあります。また同様に必要な色数が高いこともあるでしょう。 これを満たせなかった場合、描画がVPCのネックとなっている以上満足に動かせないことがあります。 例えCPUのパワーが十分と言えどもこの点で「結局駄目だった」などというケースは結構あるかと思います。
尚、ゲームなどに関しては良くデモ版が配付されていますので、そう言ったものを一端試してから購入するのも良いかと思われます。 また、当サイトでも若干の情報を提供させて頂いていますので、よろしければ御参考に........
#ただし、「このソフトを買って試してくれ。良かったら買う」等というのは御遠慮願います。
- リムーバブルメディアのマウント法
●症状:SCSI接続のMOをVirtualPCが認識しない
●原因:VirtualPCの仕様
●解決法
VirtualPCではSCSI接続されたMOなどのリムーバブルメディアを認識できません。よって、そのままでは使用ができません。
もし、直接メディアを認識させてアクセスをしたい、という場合には、共有フォルダの設定を行うことでこれを代行させることが出来ます。
方法は簡単で、リムーバブルメディアをMacintoshでマウントさせた後、VirtualPCの初期設定から共有フォルダを選択。これにリムーバブルメディアを指定してやれば、「ドライブ」ではなく「フォルダ」としてメディアにアクセスすることが可能です。
- USB機器を使用したい
●症状:VirtualPC2.1.3JでUSB機器(スキャナ)を接続してみたが、使用できない。
●原因:VirtualPCのUSB機器への非対応
●解決法
VirtualPCは3.0より前のバージョンでは入植装置およびフロッピードライブ以外(Super Diskは2.1.xでサポート)のUSB機器を認識できません。 ストレージ、モデム、およびスキャナ等のUSB機器はVirtualPCの3.0以降で対応しています。 が、全部が全部サポートしているわけではないようです。Connectix社で動作確認ができたものを公開していますので、そちらを御参考に...........
- CD-ROMがイジェクトできない
●症状:VirtualPCでゲームで遊んだ。が、CD-ROMのイジェクトを選択してもイジェクトされない。しかも、CDから音楽を流すタイプのゲームなのだが、この音楽も止まらない。
●原因:Macintosh側でオーディオCDとしても認知しているため。
●解決法
Windows用のゲームなどのCD-ROMをMacでマウントして見てみると、CD-ROMとしてマウントすると同時に、更にオーディオCDとしてマウントすることがあります。この場合、Finder上には1枚のCD-ROMしか入れていないのに2枚のCDが表示されます。 VirtualPCでイジェクトを選択しても、CD-ROMの方はアンマウントされるのですが、オーディオCDとしての方はマウントされ続けているままです。 ですので、この場合はフルスクリーンモードを解除して、Mac側から残るオーディオCDをごみ箱に入れてやればイジェクトされます。
尚、VPC4.0からはこれが改善されており、VPC側でイジェクトを指示すればちゃんとCDを吐き出してくれます。
- ハードディスクイメージの使い分け
●不満:色々とVirtualPCをゲームや仕事やらに使うのだが、それぞれ分けたい。
●解決法
用途によってハードディスクイメージを作ってみては如何でしょうか? 管理人の環境では、現在「仕事用」「ゲーム用」「ベンチマーク用」「テスト用」などにわかれています。ただし、ハードディスクに余裕が必要ですが。 それぞれ、タイトル通りの目的で使用しています。 起動時にOptionキーを押しながら起動することで使い分けが可能です。また、Version3.0からは起動構成マネージャーが付属しており、それぞれ起動構成の保存が可能となっていますし、Version4.0からはバーチャルマシンの思想が導入され、より容易に使い分けが可能となっています。
ただし、上記の方法では当然再インストールなどをしなければなりません。もしこれが面倒で、かつハードディスクに余裕があるのでしたら、元のファイルを複製してそれぞれリネームしてみては如何でしょうか。そして、後はそれ用にインストール・削除をして環境を整えるのも手だと思われます。
- 入力装置の工夫
●不満:VirtualPCでWindowsを使うが、どうもキー配列が違うし、右クリックも出来ないし不便だ
●解決法
Macで標準でついてくるキーボードはJIS配列のものになっていますので、Windowsとキーの配置が違ってきてしまいます。これによってキーに書いてある通りの入力が出来ずに不便を感じることがあります。 そういう場合にはJISではなく、ASCII配列のキーボードの購入をお奨めします。 問題なく使えるはずです。
また、MacではMacOS8.0からコントロールキー+クリックでコンテクストメニューが出せるようになりましたが、標準でついてくるマウスは未だ1ボタンマウスです。 これらの問題の解決にも是非2ボタンマウスの購入をお奨めします。 VirtualPCでコンテクストメニュー(右クリック)の設定をControl+クリックに設定すれば、MacでもWinでも共通で右クリックによるコンテクストメニューの使用が可能となりますので、便利になると思います。
- VirtualPCとOpenTransport2.6Jのトラブル(Hideさんによる報告)
●症状:MacOS9.0JにOpenTransport2.6Jをインストールした後、、VirtualPC3.0+Win98SE+QuickTime4の環境で、WinのIE5で映画のホームページなどにあるmovieファイルを見ようとするとエラーとなり、Winが再起動してしまいます。
●原因:MacOSとの互換性の不具合?
●解決法
IE5は、キャッシュファイルを取り出すことが出来るので、映画の予告編を集めるのに、良く上記のようなことをしていたのです。以前は出来ていたので、VirtualPCのファイルが壊れたのかと思いVirtualPCのディスクイメージを再インストールして、QT4を入れ直し,
再びトライしたけど だめでした。そこで思い出したのが、ソフトウエアアップデート。これでインストールされたOT2.6のファイル2つを古いやつに戻してやってみたらmovieが見れるでは無いですか!
おそらくVPCがOT2.6Jに対応出来ないためだと思われますが、こんな酔狂なことをしているのは私くらいなので、ほかの環境では確認していません。このため、わたしの環境固有の問題かもしれません。良くはわかりませんが、ダウンロードしながら、ムービーを見れる「ストリーミング」のmovieがだめなような感じがします。
(管理人:ご報告ありがとうございましたm(_ _)m>Hideさん)
- ベンチマークソフト
●疑問:VirtualPC上でのWindowsのパワーを知りたい。
●解決法
一般にはベンチマークソフトを使用することで、「ある程度」目安をつけることが可能です。「ベンチマーク」関係のページをご覧になればある程度のデータは掲載しています。
HDBENCHやSuper_piなどありますが、色々な条件によって異ったり、またベンチマーク向けにチューニングされている可能性などもありますので、絶対では無いことに気を付けて下さい。 複数のベンチマークソフトを使用することである程度は補えますが..........
もっとも正しい「ベンチマーク」は、自分で実際にソフトを使用してみた時の実感、となります。
- VirtualPCとMacOS9.0.4JでのCDのトラブル
●症状:VirtualPCを使用しているが、オーディオCDがWindows上で音が鳴らなくなった。
●原因:MacOSとの互換性の不具合?
●解決法
MacOS9.0.4 のApple CD/DVD Driver1.3.5 と Virtual PC が非互換な場合があり、 Virtual PC の Windows 上からオーディオ CDのサウンドトラックを認識できない問題が確認されています。
対処法はこのドライバーを1.3.5以外にする方法しか無いようです。方法としては、システムCDを用意して、TomeViewer(直)を使用してこのドライバーの別バージョンを取りだして入れ替えると良いでしょう。
#「たかざわ」さんより、G4(Gigabit)のドライバー(ver.1.3.8)では問題なく稼働したとの情報を頂きました。
#ありがとうございますm(_ _)m>たかざわさん
- 時間がずれる
●症状:VirtualPCで時間がずれていく。
●原因:「PCの状態の保存」か、Mac側での操作による。
●解決法
「PCの状態の保存」を行い、復帰をさせると前回の時刻がそのまま継承されてしまいます。 また、そうでなくてもVPCを起動して後、Mac側で様々な処理を行うとVPC側との時間のずれが生じるようです。
対処法はアプリを一端終了して、再度起動する以外ないようです。
- Windowsしか読めないCD(CD-R)
●症状:Windows9xでしか読めないフォーマットのCD(CD-R)を読みたいが、Macで読み込むと「初期化しますか」と言われる。
●原因:Mac側で読み込めない。
●解決法
CD-Rなどでフォーマットの問題からMacでは読み込めないことがあります。この場合、Mac側で読み込まず、VirtualPCを立ち上げてWindows9xを稼働させてから読み込むとこの問題は回避できます。ただし、Mac側では読み込めないのは変わりませんので気を付けて下さい。
- BIOSを立ち上げてみたい
●疑問:VirtualPCではマニュアルにMicroid Reserch System社のBIOSまでエミュレートしているらしいが、BIOSを立ち上げてみたい。
●方法
VirtualPCを立ち上げてタイミング良くESCキーを押せば出ます。が、機種によってはタイミングが難しいようです。
内部の変更を行ってF10で情報を保存/更新することが出来る.........はずですが、その設定はその時の起動の限りで次回以降は無効になるようです。現状ではどうやってもこの問題は回避できないようです。また、メモリーの設定で「*」マークに入るように設定して起動してやるとHDBENCHなどではメモリーのベンチマークが「極めて若干」の上昇を見ることが出来ます。はっきり言って実感は出来ませんが。
尚、ファンクションキーが無いキーボードでは「PCの再起動」か下記の以外の復帰が出来なくなりますので気を付けて下さい。もしやってしまった場合は「スクリプト編集プログラム」より
tell application "Virtual PC"
set down of F10 key cap of keyboard to true
end tell
を打ち込んで「実行」させることで回避が出来ます。
- ゲームのコントロールがおかしい
●症状:一部Quake型ゲームでのマウスの挙動がおかしい。また、キーボード操作でも言うことを聞かなくなる。
●原因:不明。VirtualPCの互換性の問題? ゲームとの「相性」?
●解決法
Quake型ゲームの場合は「Voodooでゲームをしてみたがマウスがおかしい」を参考にしてみてください。解決法は微妙ですが。
キーボード操作に関してですが一部ゲームに関し起こるようで、Input Sprocketなどが原因とも考えられましたが、これを外してプレイしてみても再現が起きますのでどうやらVPCの互換性かゲームとの「相性」に問題があるようです。管理人の所持している「HYDLIDE3」や「Xanadu」。そして、一部情報ではUnrealなどで「何も入力していないのに前進」や「キー入力とは違う」操作をすることがあるようです。解決法はゲームによって別々、と言ったところでしょうか。適当な入力......例えば、HYDLIDE3ではテンキー操作でおかしくなることがあり、その場合には矢印キーによる操作で回復することがあります。
確実なのはアプリを一端終了して再起動、のようです。
- Windows Meのインストールがしたい
●症状:VPCにWindows Meをインストールしようとしたが、はじかれる。
●原因:機種チェック時のプロセッサ速度が基準に達していないと判断されるため。
●解決法
Microsoft Tech Note Q267327において「setup /nm」でプロセッサ速度のチェックをスキップできると説明されています。これによりVirtualPCにWindows Meのインストールが可能となっているそうです。
ただし、ASCII社のMACPOWER誌の2000年11月号のP.251において「十数時間かかる」という記事がありますので、相応に覚悟が必要となるようです。
尚、この症状はVersion4.0以降で改善されています。
尚、PCエミュレーター掲示板において、「わだだわ」さんの情報によれば、「Win98にアップグレードインストールする場合にはPowerBook400でも2時間程度であった」とのことです。
参考に追加しておきます。
#ありがとうございましたm(_ _)m>わだだわさん
- Voodooを使用したゲームが遊べない
●症状:VPCでVoodooを使用したゲームをしようとしたが、エラーがでて遊べない。
●原因:ドライバー・DirectXを入れていない。入れていてエラーがでる場合はVPCとの互換性(相性?)の問題の可能性がある。
●解決法
ドライバーやDirectXを入れていない場合は、これらをインストールしましょう。
もし、両者とも入れているのにも関わらず遊べない場合は、Winが壊れている可能性もありますがVPCとDirectX・ドライバーの相性の問題の可能性もあります。この場合、両者のバージョンなどを変えることで遊べる可能性が出てきます。それでも駄目な場合は........あきらめる以外ないです。
- HDDイメージ拡張での支障(Aoxさんによる報告)
●症状:ハードディスクエクスパンダを使用してHDDイメージを拡張したが、これにOSがインストールできない。
●原因:不明(ハードディスクエクスパンダの支障? FATがつぶれているため?)
●状況と対策
Aoxさんの報告によれば、WindowsMe,98にて1024MB以上のHDDイメージを作成してこれを拡張したところ、正常にインストールが出来ず、途中で障害が発生して停止した、という症状が出ました。管理人の元でVPC3.0.3Jの環境で1100MBのHDDイメージを作成後、1500MBに拡張してこれにWindows95 OSR2をインストールしようとしたところ、最初のディスクチェックでエラーが発生。文字化けしているので原因不明なのですが、何とか先に進めてセットアップに持ち込んでみたものの、利用許諾の時点でエラーが発生(SU-0018というエラー)し、結局インストールは出来ませんでした。
1023MB以下では拡張しても障害は発生しませんでした。
PCエミュレーター掲示板に出た情報によれば、すんなり成功している例もありますので環境などによってはすんなり行けるようです。もしこの障害が該当する場合、対策としては、最初からある程度大きなHDDイメージを作成し、拡張の必要のないようにする、という手段しかないようです。
- Windows用CD-ROMのイメージ化とマウント法
●不満:Mac上でDiskCopyを使ってWindows用CD-ROMをイメージ化したが、CD-ROMとして認識してくれない。
●解決法
Kenさんより本来は別の件で教えていただいたのですが、DVDExtractorというソフトがあります。
このソフトを用いてイメージ化・マウントを行うとWindows用CD-ROMも問題なくCD-ROMとして認識し、VirtualPCでもCD-ROMとして認識してくれます。使用されるソフトによってはかなり有効かと思われます。
- VirtualPC4.0でのWindows95 OSR2インストール時のディスプレイ設定の障害
●症状:VirtualPC4.0で新規にHDDイメージを作成してWin95 OSR2をインストールしてアップデートしたが、ディスプレイの設定で障害が起こるようになった。
●原因:ドライバが入っていない?
●解決法
PCエミュレーター掲示板に出た情報(430以降のスレッド)を元に調べてみると、Win95で起こる現象のようです。対処法としてはVPC3.0に付属していた「3.0 Additions.img」によるアップデートを行ってからVPC4.0付属のアップデータをかけると改善されましたが、新たに公開されたVirtual PC 0006 Additionsが公開されています。これによるアップデートでこの問題は回避できるようになります。
#このアップデートは、G4/Titaniumでの解像度問題の改善も含まれています。
- VirtualPC4.0でのWindows95 OSR2におけるディスク性能低下
●症状:VirtualPC4.0でWin95を使っているが、ディスク性能が著しく悪くなった。
●原因:DMAのチェックが入っていない。
●解決法
PCエミュレーター掲示板のスレッド463より「ハムハム」さんという方から情報をいただけました。
これは、DMAが入っていないからと言う事だそうで、FAT16のディスクイメージは軒並DMAが入っていないようです。新規作成でも、アップグレードでもこれは発生するようです。
対処法としては、「コントロールパネル」より「システム」を選び、そこから「デバイスマネージャ」を選択します。ここからディスクドライブを選び、HDDをダブルクリックして「設定」を選べばDMAに関するチェックが出ます。このチェックを入れることで速度が回復します。
- VirtualPC4.0での特定のゲームの音飛び現象と描画
●症状:VirtualPC4.0でゲームをしてみたが、3.0xでは起きなかったのに、何故か音が間延びしたり、飛んだりするようになった。また、描画も悪くなった。
●原因:VirtualPCのプログラムの変更と使用ソフトのプログラムの問題?
●解決法
これは、ハードディスクに音のデータを落とすゲームに見られまして、特にノベル系で顕著に起こるようです。描画などがあるとこの症状が起きやすいようです。しかし、アクション系ではこのような音をハードディスクに落とすタイプでも音飛びしないものがあります。もっとも、「エンディングのスタッフロールを飛ばす」様なときに音の間延びがしたりすることがあります。
以上のようなことから、描画に負荷がかかるとこれが起こるらしい、と言うことが推測されますが、ある意味VirtualPCのプログラムが変わったことと、使用しているソフトのプログラムの二者に原因があるように見えます。
対処法としては、CD-DAのタイプのゲームを選ぶようにするか、VirtualPC3.0xを残しておくこと、と言えるでしょう。また、4.01へのアップデートで改善される例もあるようですので、場合によってはそちらを試してみるのも良いでしょう。
尚、VPC5.0xではこの症状は改善されています。
- VirtualPC4.0でコピーがうまくいかない
●症状:VirtualPC4.0でMac-Win間でのコピーがうまくいかない。
●原因:複数
●解決法
PCエミュレーター掲示板のスレッド541より「ハムハム」さんがだされ、スレッド565で解決されてありますが......このスレッドを参考にすると、
・Macの機種依存文字の使用でエラーが発生
・Macでのフォルダ名の最後にスペース文字が入っているとエラーが起こる
・隠しファイル.DS_storeがフォルダ内にあると、「ファイルが存在しません」のエラーが発生する。
とのことです。これらの対処をしてみると良いでしょう。
- OSのCD-ROMがあるのに、インストールが出来ない
●症状:OSのCD-ROMを用意したのに、どうやってもインストールが出来ない
●原因:複数。
●解決法
時々、上記の様な物を見かけることがあります。
良くあるケースとしては、「某社製パソコンのOSのCD-ROMを用いてVPCに入れてみようとしたが、どうしてもインストールが出来ない」というものです。原因はいくつかありまして、最も多いのが「setup.exe」が無い、と言うこと。また、物によってはBIOSを読みに行く物もある(インストールできるコンピューターの制限)ようですので、そのケースでもインストールは出来ないようです。
この場合は、はっきりと「諦める」以外は無いようです。
- SoftWindowsからVirtualPCへのデータ移行
●疑問:今までSoftWindowsを使用していたが、VirtualPCへデータの移行をするにはどうすればよいか?
●解決法
いくつかの方法があると思います。
最も手っ取り早いのは、VPCのディスクアシスタントを使用して、SWのハードディスクイメージをVPC用に変換することです。この作業はそれほどかからず、数秒〜数十秒程度で終了します。これを「Dドライブ」または「Eドライブ」として指定してやると、中のデータを全て使用できるようになります。ただし、アプリケーションはシステムに何かを入れる様なものでは起動できないと思いますので、あくまでも「データだけ」と思ったほうが良いでしょう。アプリケーションは別にインストールする必要があると思います。
尚、マニュアルにもあるように、SWのHDDイメージを起動ディスクとしては使用できません。経験上、Windowsロゴで永久ループに突入します。
アプリケーションをVPCの方にインストールし、データをVPC側に持っていく、と言う方法が一番安全だと思います。
他にも、SWでMac側に共有フォルダを使って書類等を移し、そのフォルダをVPCで共有フォルダとするか、フォルダごとVPC上のWinのデスクトップに移してやると言う方法もあります。
- Windows98SEが重い!
●疑問:Windows98SEを入れてみたが重い。何か良い手段はないか?
●解決法
いくつかの方法があると思います。
まず、割り当てメモリーの増加。かなり割り当てれば結構違うようです。他にも、例えばOSその物を入れ替えてしまう、新機種を購入と言う方法。そして、"98lite"を使う、と言う方法です。これは、VirtualPCとWindows95,98SE,98LITEの導入と使用感の比較で取り扱っていますので、参考にして下さい。
- IEは削除できるか?
●疑問:何かにつけてIEが出てくる。個人的に使わないので捨てたいが、捨てられないと言われた。消すことは出来るだろうか?
●解決法
"98lite"を使う事でIEは削除できるようになります。が、もっと簡単な方法がありまして、同ソフト開発チームによる(?)ものにIEradicatorという物があります(日本語解説)。このソフトを使用することで簡単に削除できますので、興味のある方は試してみると良いでしょう。
- Windows98のインストールでフリーズ?
●症状:セットアップのシステム設定中などで、いつまでたっても終了しない。
●原因:複数?
●解決法
いくつかのケースが考えられます。
まず、VPCはエミュレーターと言うこともあり、セットアップに時間がかかると言う可能性。実際、Win98SEのインストールではG4/350でも一回目の再起動(シリアル入力など)で10分程度。2回目の再起動で16分程度作業時間がかかります。全体で1時間15分程度でして、Windows95の4倍近い時間がかかりました。忍耐強く待ちましょう。
また、本当に永久ループに入っている(らしい)可能性もあります。
この場合、周辺機器を外す、VPCの設定で周辺機器に相当するものを全部外す、ネットワークの接続を切るなど、できる限り「軽く」してみましょう。それで順調に進むこともあるようです。
こういうエミュレーターの場合、「なるべく余計なものは外して」挑戦するのが、大体において正しいとも言えるのかもしれません。
- HDDイメージでのインストールなどの操作ができない
●症状:HDDイメージへのアクセスの様子がおかしく、OSやソフトが上手くインストールできないケースがある(注意:VPC本体のインストールではない)。
●原因:複数?
●解決法
可能性はいくつかあるようですが.......
まず、ハードディスク(イメージではなく、本物)の調子はどうでしょうか? 当然これが不調ならばディスクアクセスに障害が起こる可能性があります。また、別の可能性としてはIDEのディスクを使えるようにするPCIカード、と言った物があるようです。これに関しては、いくつか障害を起こすケースがあるようですので、気をつけておくと良いでしょう。
- フォルダ共有で障害が出るケース
●症状:共有フォルダへのアクセスで障害が起こる。
●原因:フォルダの名称に2バイト文字が含まれる。
●解決法
PCエミュレーター掲示板の907以下のスレッドでの報告によると、共有しているフォルダの名称に2バイト文字が含まれると障害が起こる様です。ですので、この名称を2バイト文字を含まない物に変更してみることで回避可能となるようです。
- 特定のバーチャルマシンの起動障害
●症状:VirtualPC4.0.xで特定のバーチャルマシン(VM)起動時にしばらくハードディスクに読みに言った後にフリーズしたり、エラーが発生する。。
●原因:不明。ファイル、データ等の破損?
●解決法
管理人のところで起きた症状です。G4/350(Sawtooth)+MacOS 9.1J+VPC4.0.xJで発生。特定のVMの起動でしばらくハードディスクにアクセスし、起動しようとした瞬間にフリーズしたりしました。
解決手段はいくつかある可能性があります。
- 新規にVMを作り直す
- VPCの初期設定の削除(再度作り直す必要があります)
- アプリケーションの入れ替え
と言うことです。が、いずれも管理人の状況ではうまくいきませんでした。しかし、MacOS9.2.1Jにした途端解決しました。最終手段はOSの入れ直し、と言うことになるようです。
- VirtualPC上でADSLの接続は出来るか?
●疑問:ADSL環境を手に入れたが、VirtualPC上のWindowsでもADSLによる接続は可能か?
●回答
可能です。簡単ながらVirtualPCでADSLを試すと言う記事に、Windows95,98SEでの接続の仕方と結果・速度の差などを少し調べてみましたので、ご覧ください。
ただし、常時接続となるのでセキュリティが重要性を帯びること、またVPCによる描画の遅さと言うものが障害になることがありますので、その点は理解が必要です。
- VPC5.0.1を入れたが、機能追加を迫られる
●症状:VirtualPC5.0.1にアップデートしたが、機能追加をしたのに「していない」と表示される。
●原因:不明。プログラムのミス?
●解決法
「次回は表示させない」と言うチェックを入れて回避しましょう。それ以外の回避法は無いようです。
- VPC5.0.1での解像度切り替えの障害
●症状:VirtualPC5.0.1にしたら、ゲームなどで自動的に解像度の切り替えをする際、エラーが出る(解像度の切り替えはされる)。
●原因:機能拡張アップデート、またはVPC本体?
●解決法
ゲームなどで自動的に解像度を切り替える際に出るエラーです。解像度をPC側に合わせても、Mac側に合わせても、調整しないようにしても表示されるエラーですが、実際には切り替わります。ですので、対処法は「表示を無視する」のが一番のようです。さもなくば、ウィンドウモード(VPCその物ではなく、中のWinでの話)で遊ぶなどする事で回避できるでしょう(パフォーマンスの変化が分かりませんが)。
尚、このバージョンはWindows95には余り「優しくない」アップデートがあるようでして、例えば解像度の切り替えの度に再起動を要求されたり、次項目に書くゲームでの描画がおかしくなるところがあるようです。
この現象はVPC5.0.2Jでも確認されました。
- VPC5.0.xとゲーム
●症状:VPC5.0.xの環境下で、いくつかのゲームで改善した部分とおかしくなった部分がある。
●原因:機能追加に含まれるビデオドライバのアップデート、あるいはVPC本体の障害?
●解決法
現在管理人の環境下で改善が認められるのは、
です。ベンチマークなどを見ると分かる通り、VPC5.0.xは4.0xとビデオ性能の「性格」が異るため、今回はフルスクリーンモードでプレイするとWindowモードより良い傾向となる感じがします。「がんぶるベンチ」などを見ると、質的にもフルスクリーンモードの方が良い(解像度の調整の有無に関わらず)様です。
一方、おかしくなっている部分などは
- 描画が一部おかしい
- Win95環境下で、解像度の変更に絡み(?)表示がおかしくなる。
です。
描画がおかしいのは、ハイドライド3で画面の切り替えの際に画面のリフレッシュがなされず、シーンが変わったのに一部に前のシーンのごみが残る様な障害が起きています。
後者のWin95環境は解像度の問題も絡んでいるようでして、例えばXanaduでフルスクリーンで遊ぼうとすると解像度の切り替えがうまく いかず、640*480の画面にならずに800*600の画面で「左上」に偏って存在する640*480の領域に表示されるようになります。この障害はWindows98SEでは発生しませんでした。
今後の対処が無い場合、Windows98SEにアップデートしたほうが良いのかも知れません。
- ゲームなどのプロテクトCD対策
●症状:正真正銘本物のCDを入れているのに、プロテクトがかかっているらしくエラーが出る。
●原因:VPCがCDにかけられているプロテクト(SD2など?)に対応できていない。
●解決法
PCエミュレーター掲示板の#1016前後で扱われたトピックです。いくつかの方法があるようですが、一つはMacに同じものがあればそちらを購入して使用する。あるいはその手のプロテクト回避用のソフトを使う、そして、このスレッドに参加された方やAoxさんが実際に試されていますが、USBの外付けCD-Rドライブで無事に回避が出来る、という話が出ています。
もっとも、どのドライブで成功するか、あるいは転送速度の問題などもありますし、また値段の問題もありますから色々と「手軽」かどうかは難しいところではあります。
- VirtulPCとBSD、Linux
●疑問:VirtualPCにFreeBSDやLinuxなどを入れたいが、実際はどうか?
●回答
VPCにUnixなどを入れたい、という人はちょくちょくいるようですが、いくつかの注意点があります。
一つは「入るかどうか?」でして、FreeBSDが入るかと思えば、RedHat Linuxが入らない、といった様にある種の「相性」があるようです。また、LinuxでもRedHatは「相性が悪い」傾向にあるようで、一方でVine Linuxが入ったりします。VPCのバージョンや、入れるものの種類・バージョンでインストールが可能かどうかは多いに変わるようですので、「やってみないとわからない」と言えるでしょうか。
注意点の二つ目としては、「Windowsの様な使い方ができない」という点があるでしょうか。これは、VPCがだいたいはWindowsを使うことが前提にされているため、Mac間のやり取りや、いくつかの機能の追加などがWindowsでは用意されていますが、しかしLinuxやBSDなどでは用意されていません。よって、ファイルのやり取りなどで支障をきたすといった難点があります。他にも、描画関係も遅めであるため、実際の使用には制限がつきまとうといって良いでしょう。
こういう問題から、MacOS XよりはMacOS 9.xの方が快適さは増すかと思いますが........個人的に使ってみた感想では、MacOS Xではやや荷が重いと思える動作も見えました。
ただ、ネットワークの使用は問題なくできますので、ファイルのやり取りはネットワークをうまく使えば解決も可能と言えます。個人での使用なら、自分のホームページスーペースをうまく使ってやり取りするのも手でしょう。
- VirtualPC6.0で5.0xのディスクイメージのインポートが出来ない
●症状:VPC6.0にアップグレードしたが、5.0xのディスクイメージのインポートでエラーが出る。
●原因:VPCがファイル名の2バイト文字に未対応?
●解決法
管理人が経験しました。
どうも2バイト文字があると上手く変換できないようですので、解決法はディスクイメージのファイル名から2バイト文字を削るなど、リネームする必要があります。事前に出来ていれば良いですが、もし失敗した場合は2バイト文字を消してからVPCを起動し、VPCのリストから「新規」を選んで新たにバーチャルマシンを設定してやれば大丈夫です。
尚、半端な状態になると拡張子「.vhpc」ではなく「.vpc6」のパッケージが出来るかもしれませんが、この場合は右クリックして「パッケージの中を表示」にし、そこから「.vhpc」を任意の位置に移せば問題なくディスクイメージの指定が可能です。
- VirtualPC6.0をMacOS Xで立ち上げた時入力を求められるが、エラーが出てバーチャルスイッチが設定できない。
●症状:VPC6.0を立ち上げると、「管理者名」と「パスワード」の入力を求められるが、管理者名が漢字で入らず、エラーが発生し、結局バーチャルスイッチの設定が出来ない。
●原因:VPC側の表現が不適切。
●解決法
管理人が経験しました。
管理者名、ではなく「ユーザ名」です。MacOS Xの最初に設定したもので、(MacOS Xのディスク名)/Users/ アルファベットで名前が入っているものがあると思います。それを入力し、後はパスワードを入力すれば解決です。
- VirtualPC6.0で、MacOS XとMacOS 9の初期設定を共有する方法
●疑問:VPC5.0ではマニュアルにMacOS XとMacOS 9の初期設定の共有方法があったが、VPC6.0では出来ないのか?
●解決法
基本的にはVPC5.0と同じ方法で解決できるようです。
「MacOS 9にあわせる」とした場合
- MacOS 9のシステムフォルダの初期設定から「Virtual PC 6.0 Preferences」のエイリアスを作る。
- エイリアスを (MacOS Xのディスク名)/Users/(ユーザ名)/Library/Preferences/ に入れる(MacOS Xで事前に起動済みの場合は入れ替えとなる)
- MacOS 9の「書類」フォルダ内にある「Virtual PC List」のエイリアスを作る。
- MacOS Xのユーザ名下の「Documents」にエイリアスを入れる(MacOS Xで事前に起動済みの場合は入れ替えとなる)
「MacOS Xに合わせる」場合はこの逆で大丈夫だと思います。
ただし、MacOS X側で2バイト文字でやや不穏な物もある上、マニュアルに無い為にこの方法は自己責任で行ってください。
- キーボードの表示と入力が不一致
●症状:VPC上のWindowsで入力しようとしたが、キーボードにかかれている文字と入力した文字が一致しない。
●原因:インストール時に101キーボードに設定してある為。
●解決法
初期の設定で101キーボードとしてある為、一般的なJISのキーボードとは特に記号関係の入力で不整合が生じます。解決するには以下のように行います(Win98SEの例)
- スタート→設定→コントロールパネルより「ハードウェアの追加」を開く
- ウィザードが起動するので、とりあえずずっと「次へ」を行い、自動検出の後のデバイスの表示で「一覧にない」を選択して「次へ」。「自動検出を行いますか」の問いには「いいえ」を選択
- デバイスの一覧が表示されるので、「キーボード」を選択して「次へ」
- その後表示されるキーボードの一覧で、適宜対応するものを選択(一般的には「標準キーボード」の「106日本語〜」で大丈夫か)
- インストールを行うので、 CDを用意して指示に従ってください。
以上で大丈夫だと思います。
- VirtualPC7.0で、98SEをコンバートしたら起動時におかしくなった
●症状:VPC7.0へ旧バージョンからWindows98SEの入っているバーチャルマシンをコンバートしたら、コンバート後の起動後640*480、16色モードで起動し、さらにCDを認識してくれない(=追加機能のインストールができない)。
●原因:サポート対象外の為?
●解決法
Win98SEのCD-ROMを持っていると対処出来ます。起動時に98SEのCD-ROMをドライブに入れておきましょう。最初の起動時には不具合は治りませんが、二回目以降の起動時にCD-ROMを認識した上に、画面モードも元に戻るはずです。
おそらくVPC7では内部の変更に伴いあれこれとインストールしますが、その時に98SEのCD-ROMから読み込んでいくものがあるのでしょう。
この事は、サポート対象外の為か、細かく書かれる事はありません。
#違法ユーザー対策?
- VirtualPC7.0で、CDイメージが使えない
●症状:VPC7.0で今まで使用していたCDイメージが認識されなくなった
●原因:CDイメージのフォーマットの変更
●解決法
旧MacOSで使われていた「.image」あるいは「.img」ファイルは、VPC7.0からは使用が出来ないようです。
MacOS Xでの「.dmg」のイメージがマウント出来るようになっていますので、そちらを使うと良いでしょう。
- VirtualPC7.0で、ゲームなどの挙動がおかしい事がある
●症状:VPC7.0で今まで使用していたゲームの挙動がおかしい事がある
●原因:未対応? 複数の可能性があり。
●解決法
現在のところ、次のようなトラブルを経験しています。
- 一部ゲーム(UnbalanceのXanaduなど)で、色がおかしい→再起動で復活?
- Project EGGの「シルフィード」で画面表示がない(下のインジケーターは表示される)→再起動で復活
- MIDIが妙に間延びする→内部プログラムの変更による物に見えます。対策不可。
- 急激にこま落ちし、前バージョンより動きが遅い→特定アプリ(不明)の起動後に生じるらしい? 再起動で戻る。
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最終更新2004/12/18