からむこらむ
〜その99:新年二日目与太話集〜
まず最初に......
いよいよ新年/新世紀になりました。 皆様、明けましておめでとうございます。 本年もよろしくお願いしますm(__)m
さて、新年二日目ですが、長いですねぇ(^^;; 一年の三が日ってのはどうも長く.......皆さんは如何お過ごしでしょうか?
さて、今回は去年と同じように、新年早々なんか難しい話も嫌ですので、与太話でもやってみようかと思います。
ま、去年やったのとはちょっと趣が違いますけど、同じようなものといえばものですね。気楽に読んで行って下さいませ。
それでは「新年二日目与太話集」の始まり始まり...........
最初に.......
- 注意事項
- これはフィクションかもしれません(話によっては脚色、誇張が含まれているかもしれません)。
- 過去・未来の「からむこらむ」にこの話が出た/出るかもしれませんが、気にしないで下さい。
- 色々と話が出るかと思いますが、悪意は一切ありませんので、御留意を。
以上の点、よろしく御願いします(^^;;
では、始めてみましょうか。
- 蟹と人工皮膚と........
皆さんは、「からむこらむ」のその93で「キチン」という化合物をやったのを覚えているでしょうか? 構造多糖類で、蟹などの甲殻類や昆虫の外骨格を形成している重要な化合物なのですが..........
ま、詳しくはその93をご覧になっていただくとしまして........
さて、このキチン。実は人工皮膚の材料として使えるものだったりしまして、現実に使用されています。が、合成ではコストがかかるのか、実際には蟹より取って加工して使用しています。当然、こういう人工皮膚を使う局面、と言うのは外科手術が関与するわけでして、場合によっては生命に関わったりするものです。また、人間を覆っている部分ですので何らかの場合には非常に必要とされる物でもあります。
では、コストが安くて大量生産できる方法はないのか?
実はあるのですが.........その原材料はゴキブリ(爆) ゴキブリは外骨格生物ですし、その繁殖力が強いです。また、衛生的管理・飼育すれば保菌などをしないために非常に有用な原材料となりえます。そして、すでに人工皮膚への加工技術も確立されています。
しかし、現実には使われていません。何故か?
.......やっぱり「イメージ」だそうでして.........(^^;;; いつか改善されるのでしょうか?
#さもなきゃ、バイオリアクターで微生物に作ってもらうしか無いか..........
- 風邪をひかない場所
最近は年がら年中風邪引き、ってのがありますけど..........
ま、風邪と言うのは一般に菌によって感染するものでして、「寒くなったから風邪を引く」というのはそう関係が無いと言われています。もちろん、体力を奪われて抵抗力が、という相関はありますけどね。
#尚、「インフルエンザ」は「環境の変化の影響(influence)」が語源らしいですけど。
しかし、世界には風邪を引くことが無い場所があります.........ずばり、極地(爆)
風邪の菌が活動できないから、なんですね...........もっとも、風邪を引かないかわりに凍死する可能性がありますけど(^^;;
- 怪獣と解熱剤
皆さんは『空想科学大戦』という漫画を御存じでしょうか?
もともとは『空想科学読本』という、「空想世界」での出来事を科学的に考えたら? という本なのですが........まぁ、結構好きな作品だったりもします。もっとも、夢も希望も打ち砕くような気がしないわけでもないですけど........それはそれ、としまして.......(^^;;
さて、持っている方は二番目に出てきた「怪獣」を覚えていますか? 「ピラミッドン」という物でしたけど..........
実は、この名称。非常に類似した化学物質があることに気付きました。その名も「ピラミドン」(笑) 解熱剤として使用されたものでして、世界でも最初期の化学合成された解熱剤「アンチピリン」の発展型の化合物です。もっとも、1978年に発ガン性の疑いで消えてしまったんですけどね。
.........結構、似たような名称を探すと色々とあるかも?
#尚、ピラミッドとは関係なく、構造から名称が付いています。多分(^^;
- ボンベ爆発
管理人の先生が研究室で助手をしていたころの話。
夏の暑い日。研究室にいると、突然隣の実験室から大音量の爆発音! 全員一斉に硬直した後に、先生と恐る恐る実験室へ入っていくと..........窒素ボンベの栓の部分が吹っ飛んで音がしたことが判明、事無きを得ました(水素、酸素だと爆発・炎上。塩素だと毒性が問題になるので)。
今では違うのですが、昔は研究室に空調なんて物が無い頃でして.........窒素ボンベ(合成だと結構使う)を置いていたところが日の当たる所だったので、熱により内部の気体が膨張してその圧力に耐えられなくなり、その結果として栓がぶっ飛んだ、と言うのが真相でした(^^;
ま、窒素だと安全性には問題ないので、「安全確保のために」栓がぶっ飛ぶ構造になっています。でないと、ボンベそのものが爆発してしまいますから。ただし、水素や酸素など可燃性・爆発性の物は構造そのものが頑丈らしく、また、栓が飛ぶことはないのですが。
でも、この音。やはり目茶苦茶心臓に悪いそうで.........(^^;
- 開けゴマ!
皆さんはこういう経験があるかどうか知りませんが..........
研究室にあるような冷蔵庫/冷凍庫(「フリーザー」と一般に言う)は-20度や-80度など、一般の冷蔵庫/冷凍庫とは違い非常に低温にすることが出来ます。ま、用途によって色々と温度は変わってくるのですが........食品関係で業務用だと似たようなものがあると思います。
ま、こういうフリーザーはサンプルや微生物などの「保管」に用いられまして、必要に応じて取りだしたりします。例えば、化学合成などで出来た物質は低温の方が一般的に分解しにくいですし、また菌の場合には「コールドスリープ」してもらうことが可能でして、数ヶ月〜数年は持つそうですが。もちろん、こういう場所には「年代物」なんてのがあったりもして、「大整理」を行うとなかなか笑えるのですが(^^;;
#20年以上前のサンプルとか(笑)
さて、こう言ったフリーザー。中を開けてサンプルを取りだしてから閉じて.........「あ、あれ出し忘れていた」と振り返って再度開けようとすると開かなくなります。一定時間経つと開くようになりますが..........
何故か?
ま、低温になると物質というのは体積が減少します。このケースの場合、フリーザーを閉じると外部から入ってきた空気が低温によって体積が減少するわけでして........そこで、外部と内部で気圧の差が生じます。気体の体積が減少していますので、内部の気圧は減少します。外部では常圧=1気圧です。これによって、ドアを挟んで外部の空気が「押し付ける」形になり扉が開かなくなります。
もっとも、「完全にすき間0」というフリーザーはまず無いですから、すき間から少しずつ気圧を平衡にしようと空気が入ってくるので一定時間経てば開くようになります。
- 零下196度の「てんぷら」
皆さん、てんぷらはお好きですか?
生化学的な実験を行うと、実験動物の肝臓を砕いて得た抽出液などを代謝実験で使用することがあります。
さて、これらの抽出液などのサンプルはいくつか(一回に使う量毎)に小分けしまして保存するのですが.........この保存のために、「てんぷら」という動作を行います。とは言っても「高温」ではなくて「極低温」で行うてんぷらでして.........油の変わりに液体窒素を使います。
どういうものか、と言いますと..........サンプルをある容器に入れまして、デュワー瓶と呼ばれる瓶の中に液体窒素を入れて、これにサンプル入り容器を入れます。すると、「てんぷら」を揚げるような音を出して、かちんかちんに凍った容器とサンプルの「てんぷら」が完成です。もっとも、液体窒素の沸点は-196度。時間が経つとどんどん気体になっていってしまうので、とっととやらないといけませんが(^^;;
ちなみに、この作業をやる部屋は4度。どっちにしても長居は無用です(笑)
- chemistry in a comic
皆さんは漫画はお好きですか?
漫画の作品の中には時々「化学」が混じるものがあります。中には、構造式とおぼしきものが背景や、コマの中に見ることが出来ますが..........
大分前に終わった、週間少年マガ○ンでやっていた「超医者K」というもの。当時4年から院に上がる前で少し暇だった管理人はぼ〜っと研究室で漫画をめくっていた所、この漫画の最終話だったかその前辺りに「新薬を開発した医者」の話がありまして、その医者が化学構造式を書いていました..........と、よく見ると「何、この構造?」という代物が........(^^;;
良いのか、新薬開発を行う人間がこういう構造描いて(^^;;
また、新谷○おる物でもちょくちょく化学構造が出ることがあるのですが、これも結構凄いことになっていたりします。
.........探してみると結構あるようです(^^;
#ま、仕様がないんでしょうけどね。
- 紙切れよりも薄い命
新○かおる物、と言うと昔のある航空傭兵の漫画で「俺たちは傭兵部隊 紙切れよりも薄い己の命 燃え尽きるまでわずか数秒」と言うようなフレーズがありましたが..........いや、結構好きな話ですけどね(^^;;
数秒で燃え尽きる命........まぁ、傭兵の有り様ってのはそう言うものなのかも知れませんが、科学では「数秒」すら持たない命もあります。例えば、放射性元素。超ウラン元素に原子番号100、元素記号「Fm」、偉大な核物理学者フェルミ(その29参照)の名を冠した「フェルミニウム」という元素があります。この元素はいくつか同位体があるのですが、最も重い258の半減期は0.37ミリ秒........おおまかに言うと、この元素が(サイクロトロンなどで)出来てから1秒後には元の数の1/22700個も残りません。
尚、この傭兵よりも儚い命の物性は不明な点が多いです(^^;;
- 難しい名前
化学なんてのをやると化学反応なんてのをやるわけですが、化学に限らず科学では反応や試薬、現象の名称には「発見者の名前」が冠されていることがあります。こう言った名称が英語圏のものならば、日本人だとある程度読むことも出来ますが.........中には厄介なのもあります。
有機化学に限定してみますと.......まずロシア圏から出すと「Markovnikov則」という、ある反応の法則(二重結合へのハロゲン化水素などの付加反応:化学の学生は知らんとまずい)の名称があります。これ、発音は「マルコヴニコフ則」と呼びます。一発で読める人は何人かいるかも知れませんけどね........
#余談ですが、Markovnikov則は「資本主義」が適用される、というジョークがあります。
#面倒なので省略ですが(^^;;(関連してSaytzeff則なんてのもあるのですが........)
しかし、これはまだ簡単でして........中には「どうやったらそう読むの?」と言うのがあります。例えば、「Wittig反応」なんてものがあります。これ、なんて読みますかね? 答えは「ウィッティヒ反応」。通常じゃ読めません(^^;; 他にも、合成の試薬で化学では有名な「Grignard試薬」という物があります(反応もあるのですが)。英語っぽく読めば「グリグナード試薬」というでしょうけど、実際には「グリニャール試薬」(本によって微妙に違うのですが、理化学辞典の方を採用)と読みます........って、知らないと読めません(^^;;
他にも一杯........(^^;;
- めが出る話
「めでたい」話でも一個。
目というのは結構敏感なもの、と思われますが、角膜とかその周辺以外は結構鈍感なものだそうでして..........コンタクトレンズが「入り込んだ」と言って眼科に駆けつける人が結構いるそうですが、そう痛くはないとか。
さて、過去のお話。さる田舎において、稲刈りの時に籾が目の裏に入ってしまいました。が、余り痛くない........気付いたのか気付かなかったのかは別として、とにかくほったらかしに。その結果、春先になって見事に発芽してしまい、「春先に目から芽がでて目出度い」、という話があるとか無いとか(^^;;
ま、「めでてぇ、ってことで」(爆)
#手塚治虫の「Black Jack」にある「サボテンの寄生」はあながち不可能でない?(笑)
- 驚異の効果!
世の中には「宣伝」って物が非常に大量に出回っているのは皆さん御存じの通り。しかし、中には「トンデモない」宣伝もありまして、こう言うのが実際に社会を騒がせたことがあります。
ま、実際にはいくつもありますが........いつの時代も「健康」には関心があるのか、医学に関するトンデモは多く存在し、中にはこう言うので荒稼ぎした、というケースがあります。例えば、前世紀前半のアメリカでのジョン・R・ブリンクリー(Brinkley)という人物は、実際には効果がない「山羊の生殖腺による回春」なんてのをやってぼろもうけした、という記録があります。
とにかくも、こう言った「サギ」の話は非常に大量にあるのですが..........中には、こんなトンデモないものも。
今ではおそらく通用しないこの手段、どういうものかと言いますと、薬品会社の宣伝で「驚異のプラセボ効果!」という宣伝文句で結構儲けた会社がアメリカにあるとかないとか..........
尚、御存じかも知れませんが「プラセボ」とは偽薬のことでして、ある医薬品の本当の効果を試験するため、または患者の気休めのため与える薬です。乳糖などが一般的でして.......簡単に書くと、前者の場合は「薬剤の効果を調べる」為に、薬剤入りのグループを「試験区」。薬剤の入っていない方のグループを「対象区」として、薬以外は同条件でその効果を見る、という物です(単純に言って、差があれば、「効果あり」。無ければ「効果なし」となる)。後者は「心理的な要因」などで症状が和らぐ、というケースですね..........
ま、皆さんも気を付けましょう(^^;
- コナン・ドイルの冒険
皆さん、アーサー・コナン・ドイル卿を御存じでしょうか? ま、コナン・ドイル、と言うとかの有名な『シャーロック・ホームズ』という、ベーカー街221Bにお住まいのコカイン中毒にして名探偵の創出者として有名だと思いますが........ この人物、医者でもありましてその65でも触れた様な逸話が残っています。ま、当然のことながら当時の科学の先端をある程度は知っていた、と思われます。
しかし、この人物。ホームズが「重度のコカイン中毒」(7%コカイン溶液を静注、という設定らしい)という設定の割には、全然「症状が違う」という指摘があったりしまして、一部の権威筋からは「やぶ?」という説があったりします。また、様々な「心霊現象」などがお好きのようでして、その手の本を良く書いていた(割には有名なのは無いらしい)ことから「科学に関してはどうなんだろう?」という説があったりもしますが........
ま、心霊現象に関して有名なのは「コティングリー妖精事件」というのがありまして........1917年7月。ヨークシャー地方ブラッドレーのコティングリー村にて、16歳のエルシーとそのいとこフランシスが親から借りたカメラで「妖精を写した」という話がありまして、これが大騒動に。真偽に関しては大もめにもめたところ、ドイルは「これは本物である!」と力説し、それを支持するための本をいくつか書いていたりします。
結果的に、1976年にエルシーとフランシスにインタビューしたところ「本物だ」と二人は答えたのですが、1982年にある雑誌の編集者がこの写真を取り上げ、オリジナルのネガから偽造であることを証明。ついに1983年にエルシーとフランシスはこれを認める、という話がありました。
ま、細かいごたごたや背景は、ネット上を漁れば出てくると思いますけどね........
#尚、二人はすでに故人です。
さて、医者にして作家、そしてこういう様な活動をしていたコナン・ドイル。彼にはある考古学に関する偽造に関与したのでは、という疑いがかけられたこともあります。
1912年、東サセックスのピルトダウン・コモンの近くの砂利採掘場で、弁護士でありアマチュアの考古学者であったチャールズ・ドーソンなる人物が、頭がい骨と顎の骨の破片を発掘します。大英帝国博物館はこれを類人猿から人間への進化を示す.........「欠けた環(missing link)」を埋めるもの、と結論づけます。そして、ダーウィンの進化論を裏付けるものだということで重要な意味を持つものとして「エオアントロプス・ドーソニイ」(「ドーソンの暁人」という意味)と命名します。この発見者であったドーソンはこれで栄誉を勝ち取り、4年後にその栄誉の中この世を去ります。
さて、この「ドーソンの暁人」.......通称「ピルトダウン原人」に関して考古学者は色々と疑問を提示しました。頭蓋は人間に近く、顎は類人猿に近い......顔がないので良くわからないものの、「これらが同一の個体に属するものか?(つまり、本当に「同じ人物から得られた頭蓋と顎か?」)」という疑問はかなり指摘されます。しかし、ほとんどの高名な学者は「ダーウィンの進化論を裏付ける重要なものである」と認めます。ところが、人類学者はこれが本物だとすると、人間は50万年以上前から存在していたことになり、イギリスが発祥の地となる........それまでの発見からすると奇妙な部分が多い、と考えました。
しかし、いずれも決定的な証拠が無いまま時間が過ぎていきます。
ところが、約30年後の1940年代後半。大英博物館の地質学者であるケネス・P・オークリーが新たに古い骨の年代測定法を考案します。これにより、1949年までにオークリーはピルトダウン原人は「疑わしい」と発表します。そして、その4年後に放射性フッ素による試験法を新たに考案した彼は、測定の結果として「頭がい骨は5万年ほど前のものだが、顎の骨はもっと新しいものである」、と発表。これにより、頭がい骨と顎の骨は同一個体の物ではないことを証明します。そして、これら科学的方法より得られた結果から、ピルトダウン原人は否定されることになりました。
ま、科学の勝利、となりますが........
ま、こうなると「誰が犯人か?」という議論が活発化しまして........一説には誰かが顎の骨.......細工されたオランウータンのものを砂利採掘場に埋めたのでは、と言われたりしています。これは、オランウータンの歯を人間のものに見せ、更に判別しにくくするために削ったり壊したりし、古く見せる為に重クロム酸カリ(K2Cr2O7)で処理した、と言われています。
そして.......ここで重要な「容疑者」としてコナン・ドイルの名も挙がっています。これは、彼が熱心な心霊主義者であることから科学者達に馬鹿にされており、その仕返しとして当時ピルトダウンに住んでいた彼が近くの砂利採掘場にこの「原人」を埋めたのではないか、と言う推論からでして........当然科学に関する素養はあったわけですので、細工などに関して「全く出来ない訳でもない」と言えます。もっとも、「やぶ」説もあることからこの説にも色々と言われているんですけど.........(^^;
結局のところ「真犯人」は誰か? 実際には色々と説がありますが.......最も有力な説はドーソンが真犯人ではないか、と言われています。
もちろん、ドーソン始め関係者はすでに世になく確定は出来ませんが............しかし、ある有力な(?)説があります。これを紹介して終わりにしましょう。
「ねぇ、ワトスン君。私には犯人が誰だかわかったよ。」
「ホームズ、犯人はドーソンではないのかね。他には思い浮かばないよ。」
「初歩的なことだよ、ワトスン君。考えてもみたまえ、こういうときには利害関係をはっきりさせると良いんだ。この場合にはドーソンが栄誉を得、そしてドイル卿が疑われた。これで誰が”本当に得をした”のかを考えればよいのだよ。」
「ドーソンではないのかい?」
「いや、犯人の真の目的はドーソンを栄誉に就かすことではないんだ。おそらく我々の生みの親であるドイル卿に疑いをかけさせて、その名誉を失墜させたかったんだろう。」
「一体誰だと?」
「君も良く知っている人物さ。」
「私にはさっぱりわからないよ。一体誰なんだい?」
ここで彼はパイプを一度吹かしてから私の方に向いて言った。
「犯人は.....モリアーティ教授さ」
.........お後がよろしいようで........?
#わからない方は、ドラマでも小説でも見てみるとわかります(^^;
はい、終わり。
さて、今年最初の「からこら」は如何だったでしょうか?
今回は与太話です。フォーマットは去年と同じ、ですね。ただし、内容と言うか趣は変わっていますけどね........どんなもんでしょうか? 本当は学生さん向けに「おまけ」も考えたのですが、量がでかくなったので省略します(^^;;
まぁ.......気楽に読んで貰えたとは思いますけどね。
御感想、お待ちしていますm(_ _)m
さて、と。次回は.......いよいよ100回ですか。長い道のりでしたけど、続けていれば到達するものなんですね.........うむ。
ま、100回目、と言うことで特別なことは.........一切考えていません(笑) いや、「これ!」ってのも無いので(^^;; 通常通りで更新しようかと思っています。
まぁ、適当にネタはあるので、どれか、ですね...........お楽しみに。
そう言うことで、今回は以上です。
御感想、お待ちしていますm(__)m
本年がよい年となりますように!
(2001/01/02記述)
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