コカイン | 覚せい剤 | |
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共通する作用 | 疲労を忘れる 食欲減退と空腹感の消失 多幸感 覚せい・興奮作用(精神的、肉体的) | |
麻酔作用 | 局所麻酔作用をもつ | 麻酔作用無し |
由来 | コカノキのコカ葉より 天然物由来 トロパンアルカロイド | 麻黄の有効成分エフェドリンより 人工合成 |
ドーパミン | ノルアドレナリン | |
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代表的な働き | 発想 思考 注意 記憶など 思考・情緒、知覚に深く関与 運動に関連 | 感情 やる気など 生体の恒常性維持 |
神経の機構 | 再取り込み機構 | |
過剰症 | 統合失調症 (旧名:精神分裂病) | 躁病 |
欠乏症 | パーキンソン病 (運動関連) | 鬱病 (ただしセロトニンの関連も) |
コカインの作用機序 | 再取り込み機構の阻害 (シナプス間での濃度上昇) | |
覚醒剤の作用機序 | シナプス小胞に入り込んで伝達物質を押し出す。または再取り込み機構の阻害 (シナプス間での濃度上昇) | |
興奮薬による効果 | 活力を与える 興奮作用 多幸感 想像・独創性の増大 集中力の増大 空腹感・食欲の消失 | |
興奮薬による中毒症状 | 統合失調症に酷似した妄想・幻覚の症状 不安、過敏、焦燥など精神的不安定 痩せて栄養失調気味 |
(2002/10/01記述)