からむこらむ
〜その203:LSDと革命〜


まず最初に......

 こんにちは。5月も今週で終わりとなりますが、皆様如何お過ごしでしょうか?
 まぁ徐々に夏っぽい感じになってきましたが。梅雨も間近ですねぇ。

 さて、今回のお話ですが。
 今まで幻覚剤についての特性といったものに触れてきました。そして、前回の最後の方で機構について経緯を少し書きましたが.......今回はその続きと行きましょう。そして、この幻覚剤の研究がもたらした事についても触れる事としましょう。
 そう、知られている通り幻覚剤は「ドラッグ」であり、非合法と言う物が一般的です。しかし、そのままですまない側面がある事もまた事実です。実際、極めて重要な貢献をしているのですから。
 ま、これで長かったシリーズも取りあえず一区切りとなります。
 それでは「LSDと革命」の始まり始まり...........



 さて、前回には様々な幻覚薬とその作用のまとめを、そして作用機構の研究について触れました。
 今回はその続きといきましょう。

 前回、アグハヤニアンが縫線核での研究で失望すべき結果にあたったところまで触れましたが......しかし彼はあきらめず、次に青斑核と呼ばれる部位へと注目を移します。
 その104で触れたようにここにはノルアドレナリンニューロンが多くありまして、脳全体に巡らされるノルアドレナリン作動性神経の「出発点」です。つまり、ここから張り巡らされるノルアドレナリンニューロンの軸索は脳全体へと行き届いており、その影響力は非常に大きいものとなります。更にここは覚せい剤の作用機構にも関与するところでもあります。
#もっともセロトニンニューロンも青斑核にはありますが。
 しかも、青斑核は当時不明な点が多かったのですが、既に興奮薬、特に覚せい剤との関係が指摘されていました。実際、アンフェタミンをラットに投与すれば、以前触れたように興奮状態になり、行動が活性化します。一方、ラットの青斑核に電極を指して電気を流して刺激すると「突然驚いて動きまくる」行動といった、興奮状態、と言うよりそれを通り越したかなり強度の恐慌状態になります。この状態になるとあらゆる刺激に対して反応が過敏になります。
 これに対し、アグハヤニアンの実験は興味深い結果を示しました。
 通常、LSDなど幻覚剤を投与されたラットは、知覚に対して極めて過敏になります(幻覚を見ているかはラットに聞かないと分かりませんが)。この点は青斑核を電気刺激した場合と良く似ており、また実際にLSDを投与された人間も知覚刺激に対して過敏になることが知られていました。
 そう言った状況証拠から、彼は青斑核とノルアドレナリンに注目します。
 更にここがおそらく知覚に関連する場所であると推測し、青斑核と知覚、幻覚薬との関連を調べる事になります。

 その一連の実験は1980年から始まりました。
 彼はラットを使い、まず知覚と青斑核の関係を調べます。そして期待していた通り知覚刺激(五感など全て)があった場合、青斑核の活動は活性化、つまり伝達頻度が上昇していました。そして、ラットにメスカリンやLSDを投与した上で同じ事をすると、この伝達が更に強力に強化している事が判明します。
 一方、覚せい剤であるアンフェタミンを投与して同じ観察をすると、幻覚剤のような伝達の強化がされない事が確認されます。更に彼は他の薬剤、例えば抗うつ薬と言ったものも投与してみたのですが、それらも伝達に変化はありませんでした。
 これは一つの可能性を示します。
 つまり、幻覚剤は青斑核で電極を刺して電気を流した時のように、神経の伝達をかなり強く強化するものであろう、と。他の薬剤では同様の効果が一切見られず、幻覚剤だけ特異的にこの現象が発生する訳ですから、状況証拠的に幻覚剤は青斑核の変化に関与しているといえます。

 では、この青斑核の役割は?
 青斑核の役割は単純ではないのですが、ラットの青斑核に電気を流せば恐慌状態に陥り、さらに知覚情報に過敏になるなどするわけですから、当然知覚に関連しています。
 その内容は、脳の各所で得られた知覚の入力情報はここに集められ、フィルターをかけたり記憶などを通して各情報を整理し、「情報をまとめる」役割があります。統合された情報はまた脳にフィードバックして脳の各所へ伝えられる(青斑核のニューロンの軸索が脳全体に張り巡らされることに注目)と言う事になります。
 そしてアグハヤニアンが示した幻覚剤による青斑核の伝達の強化は、当然の事ながら「正常な作用」ではなく「撹乱」と言う事になり、よって本来の「情報の統合」の役割を果たせなくなると言えます。
 これは一つの重要な事を示唆します。つまり、知覚情報の統合が出来なくなる、と言う事は情報の整理(不要な情報のフィルター、記憶などとの照合等)が出来ず、その未整理のままの情報が直接脳へと送られるという事です。

 これを例えてみますと.......例えば、目の前を「パトカーがランプをつけ、サイレンを鳴らして通過している」という場面を考えてください。視覚からパトカーがあり、ランプが回転しているのを認め、そして聴覚ではスピーカーから音が流れている事が認め、それが近くを透なら音波の振動を触覚で感じるでしょう。これはちゃんと情報が統合されてそう認知している訳です。
 しかし、青斑核がこの役割を果たさなければ?
 入ってくる情報がダイレクトにフィードバックされていくと、「スピーカーの音」が聴覚として認められれば良いですが、フィードバック先が視覚になるかもしれません。パトカーの視覚情報が聴覚に向かう、または触覚で感じる音波の振動が視覚に行くと言う事もあるでしょう。もちろんこれがごっちゃになっているとも考えられます。
 では、もし聴覚情報である音が視覚に行ってしまえば? そう、音が「見える」。音波の振動も視覚に行けば「音波が見える」と言う事もあり得る。そしてパトカーの黒や白、そしてランプの赤が視覚にあったとしても、その形が音波や音の「視覚情報」に揺らぐかもしれない。
 まさに幻覚の世界であり、行き着くのは「サイケデリック」となります。

ある状況の認知と異常
「パトカーがランプをつけ、サイレンを鳴らしている」
青斑核が正常な場合の認知青斑核に異常
「視覚」パトーカー(白/黒)
ランプの点灯(赤)
例)
聴覚情報が視覚へ→サイレンの「音」が「見える」
触覚情報が視覚へ→音波が見える
視覚情報に歪み→パトカーが赤く波打ち、波の合間に白と黒が踊っている
「聴覚」サイレンの音
「触覚」サイレンの音波

 事実、これを証明するものが幻覚剤の作用の一つである「共感覚」です。
 前に説明しましたが文字に色が付いたり、あるいは音が見えたりするといったこの現象はまさに青斑核の情報統合が上手くいっていない証拠であるといえます。幻覚剤による共感覚はこれを説明するものであると言えます。

 ところで、共感覚を持った人、と言うのは幻覚剤とは無関係に25,000人に1人(人によって200人に1人という説あり)の割合で生まれてきていると言われています。彼らは、新聞の白と黒のページが色鮮やかなパレットに見え、特定の文字が特定の色に、また聞こえた言葉に色がひらめいたりと、色彩に関して非常に強烈な印象を持つものがあります。
 もちろん、不明な点は多いですがこういう環境を持つ人がいるというのは一つのヒントになるかもしれません。
#共感覚に関する参考:HotWired言葉や音に色が見える――共感覚の世界

 さて、こうして重大なヒントが得られる事となりますが。
 その後、様々に調べられた結果、幻覚剤と覚せい剤の、青斑核でのノルアドレナリンの放出の違いも大分分かるようになります。つまり、覚せい剤は以前触れたように、シナプスでの小胞体に入り込んで伝達物質であるノルアドレナリン(あるいはドーパミン)を追い出してシナプス間隙での濃度を増します。
 一方、幻覚剤により強化される青斑核での伝達は覚せい剤よりも強烈です。つまり覚せい剤は小胞体に入り込み、「押し出し」ていくわけですが、幻覚剤のケースでは青斑核は能動的にノルアドレナリンの放出を増大させます。これにより、シナプス間隙でのノルアドレナリン濃度は覚せい剤の比ではない程大量に放出され(「放出しろ」と言うシグナルが大量に絶え間なく送られるので)、強烈な作用を引き起こすようになります。
 あまりにも強烈なこの作用は、覚せい剤の「覚醒作用」とは比較にならず、おそらく幻覚剤の「自我の超越」を説明するものではないかと考えられていますが.........そして、同時に青斑核の機能が撹乱されているという事になります。

 こう見ると、もちろん覚せい剤の量が多ければ似たような事にはなると思います。が、覚せい剤では容易にそのレベルには達しないのでしょう。
 ただ、覚せい剤でも幻覚剤でも統合失調症の症状を出し、また統合失調症も精神連合の緩みですから、こういう部位と無関係ではないと思われます。実際に統合失調症の画家が描いた絵は物によってはサイケデリックの世界ですし、どう見ても知覚と認知に異常をきたしているように見えますので。
 ある程度の接点はあるものと思われますが........

 ところで、ここで一つ考えてみましょう。
 青斑核と幻覚剤の関係はあるらしい、と言う事は分かってきました。しかし、青斑核のノルアドレナリンの話はしていますが、LSDなど幻覚剤はセロトニンとの関連性があると書いています。このままでは共通点がありません。
 さて、では幻覚剤とセロトニンは実は無関係なのか?
 これは今までの様にシンプルではない、と言うのが一つありますが......LSD始め主立った幻覚剤は確かにセロトニン受容体と結合します。実際、LSDは他の精神に関連した薬剤と同じように、放射性元素を持たせて結合を調べ、脳内にいくつものLSDと結合するセロトニン受容体が確認されています。
 ただ、結合してもその神経を活性化させたり、あるいは不活性化させたり、つまりアゴニストだったりアンタゴニストだったりと、非常に幅が広いものがあり、その探索はかなり難しいものとなっていました。
#そう言った中にうつ病が関連すると思われる受容体もあると考えられます。
 こういった中で候補として挙げられているのが、前頭葉にあるセロトニン受容体です。
 前頭葉は感情や運動といったコントロールをつかさどっており、そしてここのセロトニン受容体とLSDは結合する事が知られています。そして、重要な事はこの部分と青斑核が繋がっていると言う点にあります。

 これが何を意味するのか? 順を追って説明してみますと。
 前頭葉のセロトニン受容体に結合した幻覚剤は、おそらくここでアゴニストとして働き、そしてその増強された信号が青斑核のノルアドレナリンニューロンに送られます。そして、青斑核のノルアドレナリンニューロンはその信号を受けて大量のノルアドレナリンを放出し、その働きが撹乱される事となります。更に先程書いたように青斑核のノルアドレナリンニューロンの軸索は脳全体に張り巡らされているわけで、統合されない知覚情報がそのまま脳にフィードバックされてしまう、と。
 その影響は極めて大きいという事になります。
 そして、単純に一段階で話が終わらず、ワンステップ(もしかしたらもっと)を踏んで影響を及ぼす、つまり幻覚薬が青斑核のニューロンに与える効果というものは間接的なものである、という事になります。
#これはナス科植物のメカニズムとは異なるわけで、幻覚剤として「別口」の扱い(サイケデリック薬ではない)になります。
#もちろん、他の「精神に働きかける薬剤」もこういった「数段踏んで」影響を出している可能性が十分にあります。その可能性を考えると今まで説明したものは、更に奥深い物になる可能性が高いといえます。


 と、以上が幻覚剤についての説明です。
 半端? そう、実はこの研究も「良く分かっていない」のが現状となっています。実際、ここら辺は複雑で単純ではなく、また実際に明快になっているものがあまりありません。そして、他の精神病や心に働く薬剤などの研究と比べると、更に分かっていない点が多くあります。例えば、ドーパミンなどの受容体の構造等はある程度分かっている物もあるのですが、セロトニンに関してはサブタイプ含め良く分かっていない物が多く、多くのものが推測段階だったりしています。
 つまり、この分野も推測が大半で、まだ良く分かっていない部分がかなり多いといえます。ですから、実は幻覚と関連する受容体が別にあるかもしれませんし、一段階でダイレクトに効くのかもしれませんし、あるいはもっと複雑な段階を経ているのかもしれません。
 もっとも、かなり精度の高い推測も出ていますし、あまり妙なものはそう無いようにも見えます。推測は出来ているが証明が上手く行っていない、と言う表現が正しいかもしれません。
 もちろん、不明な点は多いですけどね。
 取りあえず、以下にある程度現状に関する情報をまとめておこうかと思います。

 以上がおおまかな現状となります。
 ま、色々と調べれば出てくるでしょうが、とにかくも完全解明にはまだ遠い、と言う事は確かです。


 ところで、これら幻覚剤の研究はLSDが非常に良く用いられたように、LSDが世間に出回ってから本格化したといえます。
 では、その開発者であるホフマンや、害をもたらしたLSDは非難されるべきなのか?
 この回答は明確です。一般では分かりにくいかもしれませんが、少なくとも研究者たちの答えは「No」でしょう。とは言っても、「使って良い」と言う意味ではありません。実際レアリーらが広めたおかげで問題が起きましたし、今でも手を出しているのがいます。日本でもMDMAの乱用が増加しているものとされ、かなり心配なものはあります。

 では、何故肯定するものがあるのか? それはLSDが科学に大きな功績を残しているからに他なりません。
 それは、上の話やもちろんLSDだけではなく、今まで触れたモルヒネや統合失調症、躁鬱病に興奮薬、そして抗不安薬といった物の研究と連動しているのですが、それらの研究によって脳が、つまり感情と言うものが「化学物質で構成され、生じ、そしてそれによって左右されてしまう」と言う物である事を証明し、そして脳や感情という物に対する研究を深めたという功績があります。
 多分、ピンと来ない人も多いと思いますが。
 これは本当に大きな成果でして、今世紀の前半まで脳は完全なる「ブラックボックス」でした。いわゆる「唯物論」「唯心論」といった考えの衝突もこういった物です。また「精神」はやはり「人知の及ぶものではない」と思われていましたし、問題が起きても「治療」は絶対に不可能と考えられていました。
 そう、まさに「薬なんか効くはずが無い」と考えられていた訳です。人の心は物質などが関与するものではない、と。
 そう言った中から登場してくる一つが例えば精神分析と言ったもので、フロイトの深層心理と言った考えはそういう意味では極めて大きな画期だったと言えます。もちろん、フロイトはコカインで触れた通り、「精神に働きかける薬」で失敗してその道に入ったわけで、これはこれで色々と皮肉なものを感じますがね。

 しかし、LSDの登場とその後の研究はこの考えを否定することになります。
 つまり、LSDは「化学物質」が精神に働きかけるものである事を示します。そしてそこから研究が発展して、例えばレセルピンの発見で「狂気を消す作用」があることが分かり、やがて不可能と思われた精神病薬が登場します。その薬はやがて躁鬱病で抗うつ薬として発展し、更に精神病のメカニズムの理解の手助けをし、研究や開発を発展させて、より効果のある薬剤を生み出す。
 更にそう言った薬剤の調査などから、脳では「化学物質が関与している」事が理解されるようになる訳です。その研究が進むことで、化学物質の存在のバランスや有無と言ったもので知覚が変化し、感情が左右され、あるいは精神が病気になり、または治療されると言う事が分かってくる。

 つまり、「脳は化学物質で働き、それによって精神は左右される」と言う、脳が「chemical machine」であることが分かってくる訳です。

 これはフロイト以降の精神医学に革命をもたらし、そして実際に「理解不可能」と思われた領域へ大きく踏み込む事が出来るようになりました。
 実際、現代の心理学といった精神を扱う分野では、脳について触れるのは当然の事です。もちろん、一般に出回る「心理学」的なものはこういうのはあまり触れませんけどね。しかし、脳が情緒を生み出すなら、当然それを理解しないと何も出来ません。そして、そこには脳のメカニズムや、こういった情緒と化学物質の関係が触れられています。
#心理学を純粋に「文系」と思っている人がいますが大間違いです。
 そういう意味で、LSDは最初に合成され、そして先駆となり、画期となった人工物=化学物質であると言えます。LSDの成果は、今までのキャンペーンで触れたモルヒネ大麻統合失調症(精神分裂病)躁鬱病興奮薬抗不安薬へと繋がり、そしてお互いを補完しあい、「脳」と言うものに一気に踏み込む事となるのですから。
 これを見れば、LSDはホフマンの「偉業である」と考える事が出来るでしょう。

 尚、ホフマンはこのシリーズの最初でも触れた通り、各地で催幻覚作用のある植物を求め、世界中を渡り歩きます。
 この業績は極めて大きく、各地の民俗や植物、そして精神といったものの関係を結びつけています。その成果の一つが、何度も触れたシュルテスとの共著である『Plants of the Gods』になります(日本語訳版でないかなぁ、と思うんですが)。他にも多数の業績を残しており、天然物化学の世界においても、この人物の業績は極めて大きいものとなっています。
 ホフマンは決してLSDの発見だけ、と言う人物ではない事は覚えておいて欲しいと思いますが.........




 さて、長くなりました。
 アヘンの話から約2年かかりましたが......本格的には統合失調症からで1年4ヶ月ですけれども。以上、「精神と脳と物質」と言うものについて、そしてそれを取り巻いた環境、例えば歴史や社会といった物について簡単ながら触れてきました。

 一般にこれらの関係は常に「ばらばら」に論じられる傾向にあります。しかし、考えてもらえれば分かるように、特に統合失調症の話以降は常に何かが別の研究や病気と重なる要素があり、決して「ばらばら」に論じられるものではありません。また、いずれも「ドラッグ(薬/麻薬)」としての側面だけではなく、脳の機構解明に大きな貢献をしている、と言う事も分かってもらえたと思います。
 もちろん、まだまだ脳と精神、物質の関係は謎が多いです。
 しかし、ある程度の解明もまた出来ている訳で、それが薬剤の開発に繋がっています。事実、「不可能」と思われた精神病の治療が(もちろん人によって違いますし完全とは言いませんが)行え、しかも社会への復帰が出来る。これはおおよそ100年前には誰も出来るとは思いませんでした。
 そして、一般に「脳」「精神」と言うものを必要以上に「神聖視」する人がいるようですが、しかしどれだけ神聖視しても、また多くの研究の成果として上の事を否定する事は出来ないでしょう。事実、現在は脳が「chemical machine」であると言うのは少なくとも研究者たちの間では一般的な認識となっています。
 その成果は、多くの偶然と、真剣な科学者や医者たちの努力があって得られたものである事は、是非とも覚えておいて欲しいと思います。
 そして、まだこれからも研究が続く、と言う事も頭に入れておいて欲しいと思います。

 その先に、いつかは文字通り"psychedelic"、つまり「魂」「精神」と言ったものをこういった手法から見ていけるのかもしれないと思うものはあったりします。


 それでは長くなりましたが。
 以上で幻覚剤についての、そして「精神と脳と物質」と言う大きなキャンペーンで展開された話を締めくくる事にしましょう。




 長かった.......

 さて、今回の「からむこらむ」は如何だったでしょうか?
 ま、取りあえずこれで長く続いた、「脳・精神・物質」を結ぶという目的で展開された大キャンペーンは終了となります。足掛け2年でしたけどね........長かったですが(^^; ま、難しい部分があるのは分かりますが、しかし「大体」が分かってもらえれば、と思います。特に主題とした脳と精神と物質の関係について分かってもらえれば幸いです。そして、そこに絡む人や歴史に興味を持ってもらえればと思います。
 まぁ、色々と考えてやりましたけどね.......思ったより長くなってしまいました(^^; まぁ、結構ないんですよ、こういう感じでまとめてある本というのは。あっても難しいとか、そういう感じですので。
 とりあえず、そういう点ではある程度のキャンペーンでまとめる事が出来た、と言うのは一つの成果かなぁとも思うんですが........まぁ、評価してもらえれば幸いです。

 さて、そういうことで一つ終わりですが。え〜しばらくまた、色々と忙しいので夏ぐらいまで更新が出来なさそうです。
 申し訳ありませんが、またしばらくお待ちください。

 そう言うことで、今回は以上です。
 御感想、お待ちしていますm(__)m

 え〜、また管理人の幸運でも祈ってやってくださいませ........

(2002/05/27公開)


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