尚、ホフマンはこのシリーズの最初でも触れた通り、各地で催幻覚作用のある植物を求め、世界中を渡り歩きます。
この業績は極めて大きく、各地の民俗や植物、そして精神といったものの関係を結びつけています。その成果の一つが、何度も触れたシュルテスとの共著である『Plants of the Gods』になります(日本語訳版でないかなぁ、と思うんですが)。他にも多数の業績を残しており、天然物化学の世界においても、この人物の業績は極めて大きいものとなっています。
ホフマンは決してLSDの発見だけ、と言う人物ではない事は覚えておいて欲しいと思いますが.........